土曜日, 11月 23, 2024
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8/5(金)劇場公開決定 ジョディ・カマー主演 NTLive『プライマ・フェイシィ』

英国で話題の舞台を収録して世界の映画館で上映する企画ナショナル・シアター・ライブから、ジョディ・カマー主演の舞台「プライマ・フェイシィ」の劇場公開がTOHOシネマズ 日本橋ほかで決定しました。

今最も旬な女優ジョディ・カマーが主演する舞台『プリマ・ファキエ』は、世界の映画館では7月21日(木)から劇場公開されます。字幕制作が必要な日本で世界公開から2週間後に公開されるのは、ナショナル・シアター・ライブ・ジャパンとしても初の試みとなる本国公開からの最速公開となります。

人気ドラマ『キリング・イヴ Killing Eve』でプライムタイム・エミー賞ドラマシリーズ部門主演女優賞と英国アカデミー賞テレビ部門主演女優賞を受賞し、リドリー・スコット監督の『最後の決闘裁判』でヒロイン役を演じた今最も旬な女優ジョディ・カマーが主演する舞台『プリマ・ファキエ』が、日本の映画館で8/5(金)から公開することになりました。世界では7月21日(木)から劇場公開される本作が、字幕制作が必要な日本で2週間後に公開されるのは、ナショナル・シアター・ライブ・ジャパンとしても初の試みとなる本国公開からの最速公開となります。
 

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ジョディ・カマーは、14社が争奪戦を繰り広げHBOが放送権を獲得した小説「Big Swiss」のドラマ化で主演が決定したり、ベネディクト・カンバーバッチの制作会社が参加する映画『The End We Start From』にも主演が決まっていて、ますます注目度が上がっている女優です。ジョディ・カマーから今回の公開についてメッセージも届きました。

本来は生でチケットを入手した人しか観られない演劇『プライマ・フェイシィ』を、NTLiveを通して世界中の人に観てもらえる機会ができることをとても嬉しく思っています。
(ジョディ・カマー)

スージー・ミラー作の『プライマ・フェイシィ』は2018年グリフィン・アワード、2020年オーストラリア・ライターズ・ギルド・アワード、2020年デヴィッド・フィリアムソン・アワード(Outstanding Theatre Writing部門)などを受賞し、今年ハロルド・ピンター劇場で英国の初演を迎えました。ジョディ・カマーにとってはウエストエンドデビューとなる舞台です。

主人公テッサは若く優秀な法廷弁護士で、労働者階級から身を起こし、ひたすら戦い続けてトップクラスの弁護士になりました。しかし予期せぬ出来事で、彼女は家父長的な法の力、立証責任、モラルの境界線などといった法律と社会が抱える矛盾などに直面することになります。本作でジョディ・カマーは、感情や経験が社会のルールと衝突し引き起こす問題の核心に迫ります。

ジャスティン・マーティン(2017年の舞台『ジャングル』をスティーブン・ダルドリーと共に演出)が演出を務めるこの作品は、ロンドン・ウエストエンドのハロルド・ピンター劇場から撮影されたものです。ぜひこの機会に日本に居ながらにして英国の話題の演劇をお楽しみください。

公開劇場
8/5(金)〜 東京)TOHOシネマズ 日本橋/大阪)大阪ステーションシティシネマ/福岡)中洲大洋劇場
8/19(金)〜 京都)アップリンク京都
8/26(金)〜 兵庫)シネ・リーブル神戸

作品情報
『プライマ・フェイシィ』
作:スージー・ミラー/演出:ジャスティン・マーティン/主演:ジョディ・カマー
照明:ナターシャ・チヴァース/音楽:レベッカ・ルーシー・テイラー/サウンド:ベン・リンガム&マックス・リンガム
上演劇場:ハロルド・ピンター劇場/上映時間:約2時間10分(予定)
レイプ犯の弁護を専門とする弁護士テッサは、自らも性的暴行の被害者になってしまう。男優位の社会で作り上げられた法律の問題点に切り込むジョディ・カマーによる一人舞台。

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【今後公開のNTLiveラインナップ】

作品名/公開日
『リーマン・トリロジー』/6月10日(金)
※トニー賞ノミネート記念 TOHOシネマズ 日本橋と大阪ステーションシティシネマのみでの特別上映
『プライマ・フェイシィ』/8月5日
『ヘンリー五世』/9月2日
『ストレイト・ライン・クレイジー』/10月21日(金)
『レオポルトシュタット』/1月6日(金)

作品情報
『リーマン・トリロジー』(原題:THE LEHMAN TRILOGY)
演出:サム・メンデス /作:ステファノ・マッシーニ/翻案:ベン・パワー
主演:アダム・ゴドリー、サイモン・ラッセル・ビール、ベン・マイルズ
上演劇場:ピカデリー劇場(ロンドン)/上映時間:3時間41分(休憩2回あり)
世界的な投資家リーマン一家が米国に移住した1844 年から2008年のリーマン・ショックが起こるまでの3世代にわたる栄光と衰退を描く舞台で、ナショナル・シアター上演時にはチケット完売を記録した注目作。主演の3人が約3時間にわたり、150 年以上にわたるリーマン家の歴史を演じ切る。

『ヘンリー五世』(原題:HENRY V)
作:ウィリアム・シェイクスピア/演出:マックス・ウェブスター/装置:フライ・デイヴィス
音響:キャロリン・ダウニング/照明:リー・カラン/音楽:アンドリュー・T・マッケイ
主演:キット・ハリントン(「ゲーム・オブ・スローンズ」)
上演劇場:ドンマー・ウエアハウス/上映時間:3時間20分(休憩あり)
かつて放蕩の限りを尽くし、父ヘンリー四世らの心配の種だったハル王子は父の死後、即位してヘンリー五世に。若いころと打って変わって才知溢れ尊敬を集める名君へと成長した。そんなヘンリーがフランス王位に対するイングランドの権利を主張すると、フランス側は取り合わないどころか親書で侮辱。憤ったヘンリーはフランスへと進軍する。

『ストレイト・ライン・クレイジー』(原題:Straight Live Crazy)
演出:ニコラス・ハイトナー/主演:レイフ・ファインズ/デザイン:ボブ・クロウリー
上演劇場:ブリッジ・シアター/上映時間: 分(休憩なし)
ロバート・モーゼスは権力者を操りNYの労働者の生活を向上させるために40年間、尽力してきたが、彼と対立する考えの抗議団体が現れ、民主主義の弱点が露呈することに・・・。

『レオポルトシュタット』(原題:Leopoldstadt)
作:トム・ストッパード/演出:パトリック・マーバー/装置:リチャード・ハドソン/衣装:ブリジット・ライフェンシュテュール
照明:ニール・オースティン(トニー賞・オリヴィエ賞受賞照明デザイナー)/音楽:アダム・コーク
出演:エイダン・マクアードル、フェイ・キャステロー、セバスチャン・アルメスト、アーティー・フルーシャンほか
ロンドン・ウエストエンドより 上映時間:2時間25分(休憩なし)
20世紀初頭、レオポルドシュタットはウィーンの古いユダヤ人街として賑わっていた。製造業を営むヘルマン・メルツは、カトリック教徒のグレーテルと結婚し、洗礼を受けたユダヤ人として出世した。トム・ストッパードの壮大なドラマの中心となるのは、メルツ家のアパートに集まったヘルマンの親戚たちだ。彼らの人生は、国を取り巻く戦争、革命、貧困、ナチスドイツへの併合、そしてオーストリアのユダヤ人にとっては6万5千人が殺害されたホロコーストなどの混乱に翻弄される。

【ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)とは】
英国で上演された話題の舞台を世界の映画館で気軽にご覧いただく上映イベントです。NTLiveによる最先端でこだわりの撮影技術は、上演時のパフォーマンスをありのままにスクリーンへお届けします。感情の揺らぎをとらえるクローズアップから、趣向を凝らした美術セットを隈なく楽しめる舞台のワイドショットまで、NTLiveなら映画館のお客様の誰もが現地の劇場のベストシートでご鑑賞いただく観劇体験が可能です。NTLiveは息を呑む瞬間、笑う瞬間、ドラマチックな瞬間を世界中の人と共有できる感動的なイベントでありながら、観客それぞれが自分の世界に入り込める“個々のための劇場”にもなりうります。

料金:一般3000円、学生2500円(要学生証提示)、障害者割引2500円(要手帳提示)
作品情報HP: https://www.ntlive.jp/lehman

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