金曜日, 3月 29, 2024
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【国立劇場】「尾上菊之助の歌舞伎舞踊入門」第二弾! 『鷺娘/うかれ坊主』配信決定

 

昨年ご好評いただいた「尾上菊之助の歌舞伎舞踊入門」第一弾『春興鏡獅子/京鹿子娘道成寺』に続き、第二弾『鷺娘/うかれ坊主』の配信が決定しました。

昨年に続き、長らく菊之助の岳父・二代目中村吉右衛門をカメラに収めてきた写真家・鍋島徳恭氏が、この配信のために国立劇場で新たに撮影した特別映像です。菊之助の迫力たっぷりの舞踊に加えて、撮りおろしインタビューと専門家による解説が付いた充実の内容です。

ご自宅のパソコンやお手持ちのスマホから、めくるめく歌舞伎舞踊の世界へ!

作品解説

  • 鷺娘

長唄。宝暦12年(1762)4月、市村座の変化舞踊『柳雛諸鳥囀(やなぎにひなしょちょうのさえずり)』の中の一曲。当時中村座の立女方として人気絶頂だった二代目瀬川菊之丞が初演した。
白無垢姿で現れる白鷺は途中町娘の姿に変わり、クドキ、手踊り、傘踊りなどを華麗に踊り、最後は地獄の呵責に苦しむ姿で幕となる。
女方の色気を堪能できる名作で、非常に人気の高い作品である。
 

  • うかれ坊主

清元。文化8年(1811)3月、市村座の七変化舞踊『七枚続花の姿絵(しちまいつづきはなのすがたえ)』の中の一曲。江戸役者の親玉とたたえられた三代目坂東三津五郎が初演した。
初演時は常磐津であったが、昭和4年(1929)に六代目尾上菊五郎が清元に改めて復活し、人気舞踊の一つとして定着した。
半僧半俗で社寺仏閣を回り代願・代参をした願人坊主の姿を舞踊にした作品で、曲全体に漂う軽快で飄逸な雰囲気が楽しい作品である。

出演者プロフィール

尾上菊之助

【国立劇場】「尾上菊之助の歌舞伎舞踊入門」第二弾! 『鷺娘/うかれ坊主』配信決定のサブ画像1

1977年8月1日生まれ。屋号は音羽屋。
尾上菊五郎の長男。母は女優の富司純子。姉は女優の寺島しのぶ。
1984年2月歌舞伎座『絵本牛若丸』の牛若丸で六代目尾上丑之助を名のり初舞台。1996年5月歌舞伎座『白浪五人男』の弁天小僧ほかで五代目尾上菊之助を襲名。
2005年第十二回読売演劇大賞杉村春子賞。同年重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となる。2006年芸術選奨文部科学大臣新人賞。同年第五回朝日舞台芸術賞寺山修司賞。同年第十三回読売演劇大賞優秀男優賞。2023年第44回松尾芸能賞優秀賞、芸術選奨文部科学大臣賞など受賞多数。いま最も注目される歌舞伎俳優の一人である。

尾上菊之助の歌舞伎舞踊入門 『鷺娘/うかれ坊主』

【国立劇場】「尾上菊之助の歌舞伎舞踊入門」第二弾! 『鷺娘/うかれ坊主』配信決定のサブ画像2

【内容】
『鷺娘』、『うかれ坊主』の解説及び舞踊映像
※「解説」は、尾上菊之助のインタビューと専門家による解説で構成されています。

【販売期間】
2023年3月4日(土)10:00 ~ 3月31日(金)23:59
※購入から14日間、何度でもご視聴いただけます。

【視聴料金】
1,800円(税込)

【配信場所】
「MIRAIL」(ミレール)
  https://mirail.video/publisher-title/493

令和4年度日本博主催・共催型プロジェクト
主催=独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁

プレスリリースはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d47048-20230303-b95e323ddc443366f68e8847e0b6df50.pdf

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