月曜日, 5月 6, 2024
ホームイベントラン攻撃爆発の富士通フロンティアーズ、パナソニック インパルスを下してライスボウル連覇! 7度目の戴冠

ラン攻撃爆発の富士通フロンティアーズ、パナソニック インパルスを下してライスボウル連覇! 7度目の戴冠

アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第76回ライスボウル

報道関係者各位
アメリカンフットボールの日本一を決めるアメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第76回ライスボウルが1月3日に東京ドームで開催されました。その結果富士通フロンティアーズが昨年に続き2年連続で日本一の座に輝き、通算優勝回数を7回としました。敗れたパナソニック インパルスは昨年に続き、終盤での逆転負けを喫しました。

News Release

2024年1月4日

 

ラン攻撃爆発の富士通フロンティアーズ、パナソニック インパルスを下してライスボウル連覇! 7度目の戴冠のサブ画像1

ラン攻撃爆発の富士通フロンティアーズ、 パナソニック インパルスを下してライスボウル連覇! 7度目の戴冠

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ーアメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第 76 回ライスボウル―

パナソニック インパルスと富士通フロンティアーズによるアメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第 76 回ライスボウルが 1 月 3 日、東京ドームで開催された。社会人王者とアメフト日本一をかけた頂上決戦は、富士
通が 29 対 21 で勝利して 2 年連続 7 度目の X リーグ王座に就いた。
パナソニックは、富士通の最初のオフェンス機会をパントに追い込み、自陣 37 ヤードから攻撃を開始。すると、クオーターバック(QB)ジェイロン・ヘンダーソンが複数のレシーバーに落ち着いてパスを投げ分けて敵陣まで侵攻する。さらにランニングバック(RB)ミッチェルビクタージャモーの連続ラン攻撃でゴール前 3 ヤードまでボールを進めると、最後は RB ミッチェルがエンドゾーン手前でディフェンダーのタックルに倒されそうになりながらもダウン寸前に執念の一伸びでゴールラインを越え、パナソニックが 7-0 と幸先良く先制した。
なおもパナソニックは、富士通のフィールドゴール失敗により自陣 27 ヤードで攻撃権を得ると、RB ミッチェルが相手ディフェンスをするりとかわして73 ヤードの独走タッチダウンラン。ビッグプレーが飛び出したパナソニックがリードを 14 点に広げた。

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前半のうちに 1 本でも返しておきたい富士通は、自陣 41 ヤードからのドライブで RB トラショーン・ニクソンのランが出始めパナソニック陣内までボールを進める。さらに、QB 高木翼からワイドレシーバー
(WR)松井理己へパスが通りゴール前 11 ヤードまで進んだものの、エンドゾーンは遠く、フィールドゴールで 3 点を返すにとどまった。
守備陣の奮闘でパナソニックの攻撃シリーズを 2 回連続でストップした富士通は、敵陣 34 ヤードの好ポジションからオフェンスをスタート。徹底した RB ニクソンのラン攻撃に加え、QB 高木のパスも効果的に決まりオフェンスにリズムが出てくる。ラストは RB ニクソンが中央を突く 12 ヤードのタッチダウンランを決めた。試合はそのまま前半を終了し、パナソニックの 4 点リードで折り返した。

 

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後半をオフェンスから始めたパナソニックは、QB ヘンダーソンのランを軸に攻撃を展開。確実にゲインして敵陣まで歩を進めると、ゴール前 10 ヤードでは QB ヘンダーソンから左サイドへ待ち構えていた WR 渡邊ジャマールへタッチダウンパスをヒット。パナソニックは、後半最初のドライブで加点して点差を再び 11 に広げる。
突き放された富士通は、QB 高木のパスなどで敵陣に攻め込むと、意表を突く WR 木村和喜のジェットスイープで 36 ヤードをゲインして一気にゴール前 9 ヤードへ。ここで右へのピッチプレーでボールを受けた RB ニクソンが頭からエンドゾーンに飛び込む気迫のダイブでタッチダウン。点差を縮めるためにキックではなく 2 点コンバージョンを狙うが、パナソニックの守備に阻まれた。
5 点差を追う富士通は、自陣 41 ヤードからの攻撃シリーズでは、RB ニクソン、QB 高木と WR 松井の “ トリプレッツ ” が躍動。わずか 3 プレーでゴール前 9 ヤードまで攻め込み、ニクソンのランを挟んだ後のプレーで QB 高木が右にロールアウトしながらレシーバーを探す。そして、エンドゾーン内の右コーナーへ走ってきた WR 小梶恭平へストライクのパスをヒット。2 点コンバージョンは再び失敗に終わったが、富士通はこの試合初めてリードを奪い、勝負の行方は最終クオーターに委ねられた。

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追う立場となったパナソニックは、RB ミッチェルの好リターンで敵陣 47ヤードの好位置からオフェンスをスタート。しかし、レッドゾーン内に侵入した直後の攻撃でディフェンスのパスラッシュを受けた QB ヘンダーソンがエンドゾーン目がけてパスを投じたところ、待ち構えていたのは富士通の DB 高岡拓稔。この試合初めてのターンオーバーで、貴重な攻撃権を喪失した。
富士通は次のオフェンスドライブで RB ニクソンのパワフルなラン、QB 高木のパスが冴え渡った。ゴール前 4 ヤードまで攻め込むと、RB ニクソンが中央を突いてエンドゾーンまでボールを運び、この試合 3 つ目のタッチダウンを挙げた。
試合時間残り 3 分 14 秒、富士通は守り切れば 2 年連続優勝が決まる。パナソニック陣 25 ヤードからのドライブでフォースダウンギャンブルを決められるなどレッドゾーン内まで攻め込まれた。しかし、DB 高岡がこの日 2 つ目となる値千金のインターセプト。最後は時間を消費して、無敗のパーフェクトシーズンを達成した。
なお、大会最優秀選手賞「ポール・ラッシュ杯」(MVP)には、ラン 28 回で 188 ヤード、3 タッチダウンランをマークした富士通の RB ニクソンが選ばれた。ニクソンは、X リーグ MVP とダブル受賞となった。

 

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