金曜日, 5月 3, 2024
ホーム未分類2024年大河ドラマ化で話題、『源氏物語』の作者にして当時最先端を生きた女性の肉声が現代に甦る。一千年の時を繋ぐ魂のトリビュート『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』刊行!

2024年大河ドラマ化で話題、『源氏物語』の作者にして当時最先端を生きた女性の肉声が現代に甦る。一千年の時を繋ぐ魂のトリビュート『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』刊行!

2024年大河ドラマ化で話題、『源氏物語』の作者にして当時最先端を生きた女性の肉声が現代に甦る。一千年の時を繋ぐ魂のトリビュート『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』刊行! | 株式会社新潮社のプレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001235.000047877.html“/>https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1235/47877-1235-c24072e2c0bd6a88d8ca826c504d980c-1270×1890.jpg?format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&width=480&height=360“/>

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2024年大河ドラマ化で話題、『源氏物語』の作者にして当時最先端を生きた女性の肉声が現代に甦る。一千年の時を繋ぐ魂のトリビュート『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』刊行!

11月29日発売11月29日発売

「あなたはいまからわたしの日記をのぞこうとしています」

『源氏物語』の作者の日記には、平安から現代まで、一千年の日本が凝縮されている。

「平家物語」の現代語訳で知られる「同業者」が紫式部を召喚して描く、この国に生きる人々の肖像画。

「さあ、いきます。現代語訳です」

「一千年に一度」と言われる巨大地震が起こり、干支が一巡りした日本。ではその一千年前、この国で何が起こったのか――寛弘5年(1008年)、「日本」を体現する家に赤子=皇子が産まれた。赤子の母である一条天皇の后・彰子に仕える「女房」としてその模様をつぶさに見ていたのは、現在もなお読まれる世界的長篇『源氏物語』の著者・紫式部。彼女が遺した日記には、宮中の様子はもちろん、和泉式部や赤染衛門、そして清少納言といった「ライバル」文学者たちへの率直な評価も書き込まれ、さらには彰子の父親にして当時の最高権力者・藤原道長と自身のあやしい関係にも触れられており……平安時代の最先端女性が記した謎めいた日記が、本人の解説入り(!)で現代にリ・リリース!

  • 本文より

あなたはどんどんわたしの日記を読んでいます。どうですか? もしも「そんなに曲げないで理解できている感じがする」といえるようだったら、わたしは純粋にうれしいです。「理解できるところと、どうにも『うまくイメージができない。わからない』部分とに、はっきり二つに割れている気がする」といわれても、じつはとてもうれしかったりします。とまどいは、あって当然です。ここは――この日記の内側の世界は――少しも「現代」ではないのですから。一千年以上もむかしなんですから!
 けれども、こうもかんがえられます。「たかが一千年では、ひとは変わらないよ」と。

■著者紹介

古川日出男(ふるかわ・ひでお)

1966年、福島県郡山市生まれ。98年『13』でデビュー。『アラビアの夜の種族』(2001)で日本推理作家協会賞および日本SF大賞、『LOVE』(2005)で三島由紀夫賞、『女たち三百人の裏切りの書』(2015)で野間文芸新人賞および読売文学賞を受賞。『平家物語』全巻の現代語訳(2016)は後にTVアニメ化され、その現代語訳から生まれた『平家物語 犬王の巻』(2017)もアニメ映画として劇場公開された。戯曲『冬眠する熊に添い寝してごらん』ならびに「ローマ帝国の三島由紀夫」は岸田國士戯曲賞の候補となった。他の著作に『聖家族』『馬たちよ、それでも光は無垢で』『ミライミライ』『おおきな森』『曼陀羅華X』『ゼロエフ』『の、すべて』、長篇詩『天音』など。アメリカ、フランス、イタリア等、海外での評価も高い。

<タイトル>『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』

<著者名>古川日出男著 

<発売日>2023年11月29日 

<造本>四六判変型クレスト装カバー

<定価>1980円(税込) 

<ISBN>  978-4-10-306080-2

<URL>https://www.shinchosha.co.jp/book/306080/

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