月曜日, 4月 29, 2024
ホームイベント能楽師シテ方・宝生流 佐野 登、宝生和英×狂言師 野村萬斎 ダンサーSAMも出演 能を知る!楽しむ!解説付き カンフェティでチケット発売

能楽師シテ方・宝生流 佐野 登、宝生和英×狂言師 野村萬斎 ダンサーSAMも出演 能を知る!楽しむ!解説付き カンフェティでチケット発売

佐野 登 一般社団法人日本能楽謡隊協会主催、「未来につながる伝統」能公演が2023年12月24日 (日)に宝生能楽堂(東京都文京区本郷1-5-9)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて10月19日(木)10:00発売開始です。

カンフェティにて10月19日(木)10:00発売開始
https://www.confetti-web.com/nobo2023
公式ホームページ
https://www.nohgaku.jp/

能楽師シテ方・宝生流 佐野 登、宝生和英×狂言師 野村萬斎 ダンサーSAMも出演 能を知る!楽しむ!解説付き カンフェティでチケット発売のサブ画像1

能楽師シテ方・宝生流 佐野 登、宝生和英×狂言師 野村萬斎 ダンサーSAMも出演 能を知る!楽しむ!解説付き カンフェティでチケット発売のサブ画像2

2016年に始まり7回目の開催となりました。その名の通り、未来につなげるための能公演です。多くの皆さまが「能」に触れる機会を創出し、そこに込められた先人たちの想いや、長い年月の積み重ねを経て蓄積された知恵を感じていただく一つのきっかけとなる公演でありたいと思います。

 本会は芸道上の師であり伯父の佐野萌追善をきっかけとして始まりました。その伯父・萌が生前、「自分が死んだときには清経くらいは舞えるようになっていてくれ」と言っていたのを思い出します。今回の「清経」には“音取”という小書き(特別演出)が付いています。この清経の“音取”は私どもにとっては特別な演目です。そして私の祖父である巌が「『清経のクセの舞はまるで走馬灯の如く』と言っていた」と伯父が話していたことも心の中に残っておりました。自分自身の継承を未来へつながる能へ重ね合わせます。笛方にとっても大曲であり、普段より先駆的な活動をともにする一噌幸弘さんにご助演いただきます。この我々の“特別”を皆さまにもお伝えしたいと思います。

 そして、今回は公演の最後に能楽謡隊の取り組みとして能「猩々」を上演します。能楽謡隊は、伝統の知恵に学び、よりよく生きる「謡つながりのコミュニティ」をテーマに、2006年から活動が始まりました。謡曲を第九の合唱のようにうたい、ともに舞台をつくりながら、能を知らない、触れたことがないという方にも能の魅力を伝える取り組みです。当時の武将をはじめ、戦乱を終えた江戸幕府の将軍から各地大名たちは、能を観るだけでなく、自分たちも謡い、舞い、嗜みとしていました。能の魅力は観るだけでなく、自らやることで最大化します。今回は私のところで稽古に励むダンサーのSAMさんが初めて能に挑戦し、能楽謡隊が地謡として参加し、ともに舞台をつくりあげます。これも未来につながってほしいものの一つです。

 長時間の公演となりますが、ぜひ先人たちに心を寄せ、ともに未来に思いを馳せ、能に親しむ一日としていただけますと幸いです。

能楽師シテ方・宝生流 佐野 登

鑑賞前の能楽講座

鑑賞をさらに楽しく!これをきっかけに能にもっと知る!事前の能楽講座を開催します。
チケットをご購入いただいた方は参加費無料です。
■日時:2023年12月3(土)14:00~15:30
■場所:芝礧荘舞台(しらいそうぶたい)文京区本郷1-5-7 宝生ハイツ202号室
■申込方法:メールで「shihoukai202@gmail.com」宛にお名前・連絡先送信
■募集人数:先着15名様
詳細は(一社)日本能楽謡隊協会ホームページ(https://nohgaku.jp


  • 公演概要

「未来につながる伝統」能公演
公演期間:2023年12月24日 (日)
会場:宝生能楽堂(東京都文京区本郷1-5-9)

■番組/出演者

◇スペシャルトーク

佐野 登(能楽師シテ方・宝生流)
野村萬斎(狂言師)
司会:本田勝之助(内閣府クールジャパン地域プロデューサー)

◇能楽事始め[演目のご案内]

解説:佐野 登
案内人:小山龍介(京都芸術大学非常勤講師)

◇仕舞「班女 ‐クセ‐ 
宝生和英
地謡:小倉健太郎、水上 優、髙橋憲正、藤井秋雅

◇狂言「川上」

シテ(盲目の夫):野村萬斎
アド(妻):高野和憲
後見:内藤 蓮

◇能「清経

‐音取‐

シテ(平清経):佐野 登
ツレ(清経の妻):和久荘太郎
ワキ(淡津三郎):殿田謙吉
笛:一噌幸弘 小鼓:観世新九郎 大鼓:柿原光博
後見:宝生和英、水上 優
地謡:辰巳満次郎、大友 順、小倉健太郎、小倉伸二郎、
髙橋憲正、内藤飛能、田崎 甫、辰巳和磨

◇能楽謡隊「猩々」

シテ(猩々):SAM
笛:一噌幸弘、小鼓:観世新九郎、大鼓:柿原光博、太鼓:桜井 均
後見:佐野 登、辰巳和磨
地謡:能楽謡隊

■スタッフ
主催:佐野 登、一般社団法人日本能楽謡隊協会

■公演スケジュール
2023年12月24日(日)開演14:00(開場13:00)
 
■チケット料金
S席[正面]10,000円
A席[脇正面]8,000円
B席[中正面]7,000円
(全席指定・税込)

自由席[脇正面後方]5,000円
学生[自由席]3,000円
(全席自由・税込)

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -

Most Popular

Recent Comments