金曜日, 4月 26, 2024
ホームイベント大正14年から続く 新橋芸者の晴れ舞台 二年振りに開催した映像とライブの 第96回東をどり 配信版とBlu-ray版 発売決定

大正14年から続く 新橋芸者の晴れ舞台 二年振りに開催した映像とライブの 第96回東をどり 配信版とBlu-ray版 発売決定

歴史初の料亭を舞台にした映像とライブのフィナーレを完全収録

幕末に興り、近代化の明治に発展した新橋花柳界。芸の一流を目指し、新橋芸者の晴れ舞台「東をどり」の場として、大正14年に造られたのが新橋演舞場。普段は一見お断りの花柳界ですが、近年は1年に1度、毎年5月に開催する東をどりを開催し、新橋の芸者や料亭を身近に感じる場として人気を博しております。
コロナ禍の影響で昨年は中止、本年は延期となりましたが「第96回映像の東をどり」として10月27日28日に無事開催することが出来ました。公演日程時間も限られ、劇場の客席を半数以下にするなどの対応を行った事もあり、より多くの皆様に「映像の東をどり完成版」をご覧いただきたく、この度、11月15日からオンライン配信、12月中旬にはBlu-ray版の販売をする運びとなりました。

  • ◆尾上菊之丞の映像美と芸者衆勢揃いのフィナーレを収録 ~映像の東をどり完成版

春夏秋冬、新橋花柳界に巡る四季を、料亭の広間に小間、竹林や庭、昼の光り、夜の灯りを背景に、芸者衆の踊りを映像化しました。歌舞伎公演、宝塚歌劇団など数多くの作品を振り付ける、尾上菊之丞ならではの美意識が映像美。そして、間髪なしで演舞場の大舞台に芸者衆が勢揃いし、いつに変わらぬ口上からフィナーレの踊りに、新橋芸者の誇りと感謝を込めました。映像、舞台全てを収録し、ここに「第96回映像の東をどり」の完成版が整いました。

  • ◆歴史初の料亭を舞台に映像化、横山大観作22枚の襖絵など室礼も初披露

新橋花柳界の歴史で初めて料亭を舞台にして映像化。背景にあるのは、横山大観が料亭に3か月通って描いた22枚の襖絵「富士と箱根連峰」、山口蓬春と福田平八郎の紅白梅双幅や、戦前からある部屋に活けられた数百本の菖蒲など、料亭金田中、新喜楽ならではの室礼です。映像では今回が初披露です。

 

大正14年から続く 新橋芸者の晴れ舞台 二年振りに開催した映像とライブの 第96回東をどり 配信版とBlu-ray版 発売決定のサブ画像1_Blu-ray パッケージ ※イメージBlu-ray パッケージ ※イメージ

 

 

大正14年から続く 新橋芸者の晴れ舞台 二年振りに開催した映像とライブの 第96回東をどり 配信版とBlu-ray版 発売決定のサブ画像2_「羽衣」「羽衣」

 

大正14年から続く 新橋芸者の晴れ舞台 二年振りに開催した映像とライブの 第96回東をどり 配信版とBlu-ray版 発売決定のサブ画像3_「菖蒲浴衣」「菖蒲浴衣」

 

大正14年から続く 新橋芸者の晴れ舞台 二年振りに開催した映像とライブの 第96回東をどり 配信版とBlu-ray版 発売決定のサブ画像4_「鷺娘」「鷺娘」

 

大正14年から続く 新橋芸者の晴れ舞台 二年振りに開催した映像とライブの 第96回東をどり 配信版とBlu-ray版 発売決定のサブ画像5_新橋演舞場でのフィナーレ新橋演舞場でのフィナーレ

第九十六回 東をどり | 東をどり (azuma-odori.net) 予告編はこちらから
 

  • 第96回 映像の東をどり オンライン配信版・Blu-ray版 概要

◆第96回映像の東をどり オンライン配信
□配信開始:令和3年11月15日(月)18時
□チケット:2,500円(税込み) ※30日間視聴可能
□配信サイト:Watch 第九十六回 映像の東をどり Online | Vimeo On Demand on Vimeo
:申込、詳細は確認は東をどり公式ホームページをご覧ください。https://azuma-odori.net
□収録時間:約50分
□収録内容:
➀演舞場においては時間の関係でカットした未公開シーンも含めノーカット版で収録
新ばしの四季 初春:初春、奴さん~ししわ、かっぽれ  春:春がすみ
       夏 :長唄 菖蒲浴衣、八木節      秋:清元 雁金  冬:長唄 鷺娘、長唄 羽衣
フィナーレ  芸者衆総出の口上~踊り

◆第96回映像の東をどり Blu-ray版
□発売開始:令和3年12月中旬より順次発送予定
 現在、公式ホームページで予約受付中 https://azuma-odori.net(検索:東をどり公式)
□価格:3,900円(税込み、送料込み)
□収録時間:約57分
□収録内容:
➀演舞場においては時間の関係でカットした未公開シーンも含めノーカット版で収録
新ばしの四季 初春:初春、奴さん~ししわ、かっぽれ  春:春がすみ
       夏 :長唄 菖蒲浴衣、八木節      秋:清元 雁金  冬:長唄 鷺娘、長唄 羽衣
フィナーレ  芸者衆総出の口上~踊り
➁尾上菊之丞の解説による料亭を舞台に映像化に臨むメイキング映像
➂映像だけを愉しむバージョンと字幕ありのバージョンの選択が可能
➃番組、室礼、新橋花柳界と東をどりの歴史などを収めた小冊子付き

  • <東をどりの歴史と背景>

幕末に興った新橋花柳界。徳川贔屓の江戸の中、維新を前に薩長の志士を迎えました。明治になって彼らは政府の中枢、街は大きく発展します。芸の一流を街の目標に稽古を重ね芸処となります。京、大坂に在った芸者の歌舞練場に倣って、大正十四年に新橋芸者の晴れ舞台として建設されたのが、新橋演舞場。
その杮落としは、新橋芸者の公演「東をどり」として初回の歴史が始まりました。
戦火に焼けた演舞場を新橋の精神的支柱として蘇らせようと、昭和23年春に「東をどり」は再開しました。
川端康成、吉川英治、谷崎潤一郎など、文豪の書き下ろし脚本の舞踊劇、横山大観、小倉遊亀、前田青邨など、一流画家による舞台美術等、新橋花柳界ならではのご縁を頂いて、豪華な舞台は人気を集めました。
また、踊りの名手、まり千代の美しい男姿や、スター芸妓が登場し、公演は大成功。楽屋口には出待ちの女学生の人垣が出来るなど、ファンが広がって行きました。芸の新橋は、一流の指導者と何より稽古に励む街の風が支えます。そして、現在では、毎年5月、芸者と料亭がひとつになり、新橋演舞場が大料亭になる、東をどり。日本の綺麗な芸や粋がそこに集います。

□東をどり公式ホームページ:https://azuma-odori.net (検索:東をどり公式)

 

 

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