現役アナウンサーが参画し、より広い用途でのAI音声の活用を促進
AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供する株式会社CoeFont(本社:東京都港区、代表取締役:早川 尚吾、以下当社)は、フリーアナウンサーの武田祐子氏のAI音声を作成し、商用利用が可能な音声として提供開始いたします。
現役のアナウンサーの誰でも聞きとりやすく、利用しやすい、高い品質のAI音声を提供することで、より広い用途でのAI音声を活用した事例の創出と社会実装を推進してまいります。
サンプル音声URL:https://youtu.be/8TNarRQ6Kr8
- 武田祐子氏のCoeFont提供開始の背景
当社は、2021年のサービス提供開始から約1年半で、商用利用目的のユーザーは順調に増加し、聞き取りやすく、あらゆるシチュエーションで、利用しやすいAI音声の拡充や外国語への対応のニーズに対応してまいりました。
このたび、武田祐子氏がライフワークとして取り組んでいる伝わりやすい共通語としての日本語を残すという活動への想いとCoeFontが提供する価値がマッチしたことから、AI音声の作成と一般提供が実現しました。現役アナウンサーである武田氏のAI音声が提供可能になることで、誰でも聞きとりやすく、利用しやすい、高い品質のAI音声を提供することで、より広い用途でのAI音声を活用した事例の創出と社会実装を推進してまいります。
- 武田祐子氏のコメント
「こんにちは。武田祐子です。『アナウンサー』というとテレビを点けたら身近な存在かもしれませんが、仕事を依頼するとなったら決して身近には感じられない方が多いと思います。少なくともこれまではそうでした。しかし、『コエフォント』を使うことによって、気軽に手軽に、そして大切に、より多くの場面でアナウンサーの声を役立てて貰えるのではないかと思っています。
伝えたい内容は同じでも、時と場所、また話し方や話す人によって印象が違ってくることは多々あるものです。是非一度、試してみてください。
そして将来的には、音声だけでなく、伝わりやすい日本語・わかりやすい表現も加味したプラットフォームが実現出来るよう、皆様のオコエもお待ちしております。」
- 武田祐子氏 プロフィール
1994年フジテレビにアナウンサーとして入社。
「笑っていいとも!」「FNNスーパーニュース」「おはよう!ナイスデイ」「ゲームセンターCX」などを担当。
「馬の王子様」ナレーションでは何頭もの馬の声を使い分けるなど七色の声を披露する。特に”ぽにお”の愛くるしい声は評判となった。「もしもツアーズ」のナレーションでは、独特のコミカルなナレーションが話題となる。
2015年「ザ・ノンフィクション」~リアル追跡ドキュメント 多摩川で悼む人々~ FNSアナウンス大賞を受賞。
2016年「笑っていいとも!」「FNNスーパーニュース」他、報道情報番組を中心に担当。
2017年フジテレビ退社。
- 株式会社CoeFont VP of Research 井上中順(なかまさ)のコメント
「この度、武田祐子様のCoeFontがリリース出来たことを大変嬉しく思います。武田様の正確で魅力的な発声と、我々の人工知能 (AI) 技術が組み合わさり、これまでにないAI音声が実現したと感じております。今回のCoeFontは「正しい日本語を後世に残したい」という想いが乗った特別なものです。多くのユーザーの皆様に使って頂きたいのはもちろんのこと、これをきっかけに日本語の表現や発声方法、日本の文化にも興味を持って頂ける方が増えることを期待しています。CoeFontのAI音声は、より豊かで正確な表現を目指し、日々技術的な進化を続けています。今後も、アナウンサーの方々をはじめ、多方面の皆様よりご意見を頂戴し、実社会および科学技術に貢献できるよう努めて参りますので、ぜひご期待ください。」
- 概要
・対象ユーザー:Liteプラン、Businessプラン、Enterpriseプランの利用者
・音声URL:
https://corporate.coefont.cloud/coefonts/5cc0dc91-0c6a-4c50-b7d8-f3117cfe44ef
・サンプル音声動画:
- 今後の展開
今後もAI音声の普及を目指し、英語、中国語をはじめとした外国語への対応を含めたビジネスにおける利用シーンの拡大に注力してまいります。また、商用利用以外でも、声を失くす方々にもご利用いただけるように取り組みを展開してまいります。日本国内だけではなく、海外展開も視野に入れた事業展開を推進し、誰でも、時間・地理・言語・身体をこえて、「声」のフォントを届けるというミッションの達成を目指します。
- AI音声プラットフォーム「CoeFont」とは
AI音声プラットフォーム「CoeFont( https://CoeFont.cloud )」は、「欲しい声が1秒で手に入る。」をコンセプトに、最新のAI技術を活用し、「声」を表現力豊かな「フォント」に変換することで、だれもが、安価で、簡単に利用できる音声サービスです。
5,000種類以上のAI音声を、研修音声や館内放送、オーディオブック、広告など、声を利用したいときに、必要な分だけ、すぐに利用できます。また、従来までは、50万円・10時間以上の収録を必要としていたAI音声を、当サービスでは500円・15分の収録で、自然な発声のできる「CoeFont(AI音声)」を作成できます。
- 株式会社CoeFontについて
株式会社CoeFontは、AIを利用したサービスの開発、提供を行っています。2020年に設立し、東工大ベンチャーに登録されています。現在、AI音声の研究を行っており、「欲しい声が1秒で手に入る。」をコンセプトに、誰もが安価で利用可能なAI音声プラットフォーム『CoeFont( https://CoeFont.cloud )』を提供しています。