『秋山翔吾の打って守ってしゃべります』番組レポートを公開
12月27日20時放送の特別番組『秋山翔吾の打って守ってしゃべります』(文化放送)に、広島東洋カープの秋山翔吾選手がパーソナリティとして放送しました。ゲストに大の西武ライオンズファンの中川家・礼二を迎え、古巣のライオンズに何故帰らなかったのか、その理由を礼二が聞きました。
秋山翔吾と中川家・礼二は現・東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗選手の結婚式で知り合い、飲みに行くほどの仲だという。大のライオンズファンだという中川家・礼二が、2022年6月27日に日本球界への復帰先として広島東洋カープを選んだ理由に切り込んだ。
中川家・礼二「埼玉西武ライオンズファン代表として、これだけは言わせてもらいますよ。なんで西武じゃなかったんですか」
秋山翔吾「そうですよね。頭の中では、アメリカから飛行機に乗る瞬間くらいは、95%ライオンズでした」
礼二「え?95も?」
秋山「これはもう、戻らなきゃいけないと思ってました」
礼二「ライオンズファンもそうですし、ほかの野球ファンも絶対そうだと思ってたと思うんです。100%戻ると思ってたのに…色々、言える範囲でいいんだけど、ライオンズ以外にもオファーはあった?」
秋山「ありました。ホークスとカープからありました」
礼二「あったけど、飛行機に乗るときは95%俺はライオンズに帰るんだと思ってたと。それがなんで・・・」
秋山「そうなんですよね。ここからしゃべればしゃべるほど、じゃあなんで?が深まっていくわけですよね」
礼二「(笑)。まぁまぁまぁそらね。プロですから、プレーだけじゃないいろんな細かい生活面もあったり、年数もあったり、色々すり合わせがあった中で、今はカープにいてますけど…西武になくてカープにあった一番大きいものは何?」
秋山「まぁ、まずは契約年数というところが一番ですね。報道で出ていた通りなんですけど、カープは3年ないし2年半、ライオンズは1年半だったんですけど、長くやりたいのはもちろん思ってますし、それがなんていうんですか、安心できる材料にはしたくないと思ってたんですよ」
礼二「なるほど。そこに甘えるんじゃなしにと」
秋山「はい。ただ、それでもチームに入っていくにあたって、3年間くらいは若い子たちともやってないとかもあるじゃないですか。それだったら、馴染む期間も考えたり、いろいろ考えてカープだったら3年間で結果を残してそこから伸ばしていく。ってなったときに、ライオンズは1年半だったので、まず半年というか、何十試合かやってあと1年ってなったときに、バタバタ次もって考えるのは…」
礼二「あまりバタバタしたくなかったっていうのが正直なところ?」
秋山「広島に行くこと自体、もともと家はあの辺にあったわけですからバタバタすることもわかってましたけど、それも含めて新しいところでチャレンジしたいという思いもそこから少しずつ出てきたり、カープの関係者の方と話したときに2000本安打という話が出てきたり、FA選手を積極的に取りに行く球団ではないわけじゃないですか。ライオンズもそうですけど。カープはなかなかそういうことがないにも関わらず手を挙げてくれたというのが僕の中ではあっ、そこまで…っていう」
礼二「僕もいち早くカープに行きますっていうのをLINEでいただいて、飛び上がりましたね。新幹線で移動中だったんですけど(笑)」
秋山「コロナ禍で僕はライオンズの外部の人間だったにも関わらず、施設をお借りしていた恩をまずは返さなきゃいけない。それには戻ることだっていうのは頭の中にあって、その上である程度提示されるであろうものの予測は立てていた。ほかの球団と比較というよりは、ライオンズ側のオファーがこういうものであったら受けよう、と。それは逆に言うと他球団の話はオファーをいただいたので聞くけど、頭の中では固まった状態で面談を受けることになるだろうなというのは考えてました」
礼二「これはだから、ファンはなんでやねんと思うけど、選手一人としては、やっぱりそこは細かい部分で秋山選手も思うところがあったと思うからね」
秋山「アメリカでやって、チャレンジするっていう、言葉が通じないというそもそものところだったり、そういうコミュニケーションのところでいうと、関東圏から広島でやるのはチャレンジの大きさは下がってますけど、知らないものを知れたというアメリカでの挑戦がカープに行く要因の一つにもなった」
その他、「メジャーの2年半で得たものは?」「なぜ日本に戻ろうと思った?」「カープ行ってからは実際どう?」など、中川家・礼二が様々な質問で秋山の思いを引き出した。これらはradikoのタイムフリーで視聴が可能。
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