作品賞・邦画部門は「ある男」
映画賞レースのトップを飾る第47回報知映画賞の各賞が決まりました。主演男優賞は「沈黙のパレード」で難解な事件を解決する天才的物理学者を演じた福山雅治が初受賞。主演女優賞は「前科者」の演技が評価された有村架純が初受賞となりました。作品賞・邦画部門は「ある男」が受賞。各賞受賞者のインタビューは11月30日(水)付スポーツ報知でご覧いただけます。
◆第47回報知映画賞各賞
▼作品賞・邦画
- ある男
▼監督賞
- 片山慎三 さがす
▼主演男優賞
- 福山雅治 沈黙のパレード
▼主演女優賞
- 有村架純 前科者
▼助演男優賞
- 横浜流星 流浪の月
▼助演女優賞
- 尾野真千子 20歳のソウル 千夜、一夜 サバカンSABAKAN
▼新人賞
- 嵐莉菜 マイスモールランド
- 白鳥晴都 ぜんぶ、ボクのせい
▼作品賞・海外
- トップガン マーヴェリック
▼ アニメ作品賞
- 劇場版 四畳半タイムマシンブルース
* 同一部門複数受賞の表記は五十音順
■報知映画賞
スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として、1976年に誕生。 当時は映画人口の減少に歯止めがかからない冬の時代。 映画界をもう一度盛り上げたい-。報知映画賞はそんな邦画黄金時代を知る映画担当記者の願いから始まりました。
同時期に「報知映画賞・報知特選試写会」もスタート。 洋・邦画1本ずつ、月2回の試写会を開催し読者を招待。1年の総決算として、その年度の優れた作品・俳優を表彰しています。 読者がもっとも優れた作品や俳優を選ぶハガキ投票も募集。読者参加型の映画賞は報知映画賞の大きな特色になりました。
各賞は作品、主演男女優、助演男女優、新人、海外作品の7部門を選出。 第10回(1985年度)からは監督賞、第42回(2017年度)からはアニメ作品賞も加わりました。年によっては特別賞が選定されます。
毎年12月に行われる表彰式では、受賞者に賞状と賞金(第16回から)、イラストレーター・和田誠さんデザインのブロンズ像が贈呈されます。報知映画賞誕生の翌年には日本アカデミー賞もスタート。ブルーリボン賞をはじめさまざまな映画賞、また作品や俳優を表彰する 映画祭が年末から年明けにかけて日本各地で開催されています。報知映画賞は、その先陣を切って発表されるため、 その年の受賞者・受賞作品を占う意味でも大きな注目を集めています。
■報知映画賞サイト
https://www.hochi.co.jp/award/hochi_eigashou/
■スポーツ報知ニュースサイト
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