ダンス界のみでなくアート界でも話題の若手アーティスト・辻 將成氏。自身のアートワークでは初めて、他者のダンサーを起用した今作品となっている。
三重県 松阪市出身の辻 將成 (MASANARI TSUJI) は、 空間と身体、光をテーマに東海地区を中心に作品を制作している現代美術家であり、 現役の BBOY( ブレイクダンサー ) である。
アーティスト・辻 將成氏がビジュアル・ジャケット写真で参加したこの作品は、日本初のプロダンスリーグ「第一生命 D LEAGUE 22-23]のテーマソングに起用され、アンバサダーに就任したGENERATIONSの楽曲に、国内外問わず注目を集めるラッパー JP THE WAVYをフューチャリングしての一作となる。
辻氏が手掛けたビジュアルは、彼が学生時代からアートワークとして構築し、彼の表現手法でもある『光の作品』シリーズを、今回初めて他者の身体表現に落とし込み制作した作品だ。
彼自身が踊るブレイクダンスの瞬間芸術の衝動をロジカルに表現した『光の作品』は彼の代表作の一つであり、彼のアートワークでもある。この表現により身体的瞬間芸術は、痕跡を辿り光の基軸となって残り続ける。
彼の表現は、彫刻・インスタレーション・写真・ペインティング、パフォーミングアーツなどジャンルにとらわれず様々な手法で制作されており、彼の制作のベースにはダンスという身体表現が欠かせない。
身体を軸に時間や痕跡・空間を表現するというのが、彼のオリジナリティでありアイデンティティだ。
常にダンスと芸術が辻氏の生活のベースであり、辻氏にしか成し得ない表現でストリートダンスと芸術の融合にチャレンジし続ける唯一無二のアーティストと言ってもいいだろう。
ダンサーとしての活動も全国的に行っており、 2018年のイギリス ・ロンドン芸術大学 Central Saint Martins への留学時にはロンドンの大会での優勝や、ポーランドの世界大会へゲスト出場など、ヨーロッパを拠点に活動の場を国外にも広げている。
2022は、主な活動拠点を日本とし、自身の個展も精力的に開催、豊田市の芸術祭でのパフォーマンスアートや、辻氏の地元でもある三重県にて開催された、亀山トリエンナーレと松阪カルチャーストリートの芸術祭に参加。
大規模なパフォーマンス作品や、野外彫刻の作品を同時期に発表し話題となった。
最近では、空間を使ったインスタレーション・パフォーマンス芸術以外に、舞踊という側面からの踊りの歴史、学術的に紐解かれた事にも興味を持ち、 様々な角度での作品を生み出し続けている。
BBOYダンサーで有り続けながら現代美術家として、辻氏にしか生み出せない表現方法で邁進し続ける、
2023年、アーティスト・辻 將成氏の活躍は見逃せないものとなるだろう。
辻 將成(MASANARI TSUJI)
https://www.instagram.com/roar37mighty/
リリース情報
2022.10.03 ON SALE DIGITAL SINGLE「My Turn feat. JP THE WAVY」
2022.11.23 ON SALE SINGLE「 My Turn feat. JP THE WAVY」
【Visual Art Work】 辻 將成/MASANARI TSUJI