名古屋の舞妓・芸妓の名物芸「金のしゃちほこ踊り」に、一般公募で集まった参加者が挑戦。お稽古を経て、11月13日(日)に名古屋城 二之丸広場で練習の成果を披露します。
やっとかめ文化祭実行委員会(構成団体:名古屋市他)は、名古屋のまちを舞台にした都市文化の祭典「やっとかめ文化祭」を10月22日(土)から11月13日(日)の約3週間にわたり開催します。そして迎える最終日のステージは、「しゃちほこチャレンジ」プロジェクトの成果発表でにぎやかに締めくくります。
- 名古屋の舞妓・芸妓は「金のしゃちほこ踊り」が習得必須
舞妓・芸妓の団体である名妓連組合で習得が必須とされている「金のしゃちほこ踊り」。歌に合わせた踊りの最後に、名古屋城の天守閣に輝く“金鯱”を表現するポーズをとる、伝統のお座敷芸です。名古屋では、この踊りができるようになってはじめて、舞妓デビューが許されます。お客様を楽しませ、驚かせる“しゃちほこ芸”は、芸処名古屋の象徴にもなってきました。
- 「しゃちほこチャレンジ」で名古屋に広がる、しゃちほこの輪!
やっとかめ文化祭で毎年恒例となった「しゃちほこチャレンジ」は、名古屋の名物芸である「金のしゃちほこ踊り」にみんなでチャレンジするプロジェクトです。コロナ禍の影響から、2020年は写真・動画での参加のみ、2021年は講座のみの実施となったため、ステージでの発表は3年ぶり!
講師を務めるのは、日本舞踊西川流四世家元の西川千雅さんです。日本舞踊の稽古を通じて、日本らしいふるまいを学びながら、「金のしゃちほこ踊り」を練習します。練習の成果は、やっとかめ文化祭のプログラム「芸どころまちなか披露」のステージで発表します。
- 開催日程
<お稽古>
①10/19(水) 19:00~ ②10/21(金) 19:00~
稽古場所|青少年文化センター 第1スタジオ
一般公募で集まった参加者(参加募集は申し込み終了)に対して、“しゃちほこポーズ”のコツから歌詞を意識した動きまで、西川千雅さんが指導します。メディア関係者様によるお稽古の取材も歓迎です。一緒に「金のしゃちほこ踊り」を習得しましょう。
<発表日>
11/13(日) 15:00~
場所|名古屋城 二之丸広場 芸どころまちなか披露ステージ
※観覧無料(※名古屋城の観覧料が別途必要)
※雨天時は、愛知学院大学名城公園キャンパス・アガルスホールで実施予定
名古屋城天守閣のしゃちほこが見える二之丸広場にて、20人の参加者が着物姿で「金のしゃちほこ踊り」を披露します。圧巻の光景をぜひ目撃してください。
※一般参加者の撮影許可につきましてはご相談ください。
- 名古屋の文化や歴史、伝統芸能の祭典「やっとかめ文化祭」
<やっとかめ文化祭とは>
「やっとかめ文化祭」は、長い歴史の中で育まれてきた名古屋の文化や物語と出会う都市文化の祭典です。名古屋市内各所を会場に、狂言のストリートライブ「辻狂言」、有名料亭での「お座敷ライブ」、まちを教科書に学ぶ「まちなか寺子屋」、なごや好きのガイドさんと一緒にめぐる「まち歩きなごや」など、70を超える多彩なプログラムを開催。尾張徳川家のもとで優れた伝統文化を育み、「歴史」と「文化」が息づく都市を「やっとかめ文化祭」を通じて、感じてみてはいかがでしょうか。
「やっとかめ文化祭2022」開催日程:10月22日(土)〜11月13日(日)
公式ホームページ:https://yattokame.jp
<今年は10周年のアニバーサリーイヤー>
2013年よりスタートした「やっとかめ文化祭」は、おかげさまで10周年を迎えます。「まちなか寺子屋」では10周年記念事業として企画したスペシャル講座が登場するなど、プログラムはさらにパワーアップ。「芸どころ・旅どころ・なごや」の祭典をたっぷりお楽しみください。
最後に
■新型コロナウイルス感染症等の影響について
新型コロナウイルス感染症の拡大や天候の状況等により、中止あるいは日程、会場、講師等が変更となる場合があります。最新情報は、事務局にご確認いただくか、公式webサイトをご覧ください。
■主催者概要
主催:やっとかめ文化祭実行委員会
構成団体:名古屋市(文化芸術推進課、観光推進課、歴史まちづくり推進室、文化財保護室)、(公財)名古屋市文化振興事業団、(公財)名古屋観光コンベンションビューロー、(公財)名古屋まちづくり公社、中日新聞社、名古屋観光ブランド協会、特定非営利活動法人大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワーク
後援:名古屋商工会議所、中部経済連合会、中部経済同友会
助成:文化庁、一般財団法人地域創造