舞台芸術創造事業、人財開発研修事業を行う株式会社ヒューマンデザイン(本社:東京都千代田区六番町、代表取締役:相川タロー、以下ヒューマンデザイン)は2023年秋、音楽座ミュージカル「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」(原作:筒井広志『アルファ・ケンタウリからの客』)を東京他全国で上演します。
音楽座ミュージカルの旗揚げ作品である本作は、1988年に初演。2020年1月に脚本・音楽の著作権を貸与する形で東宝株式会社様によって上演されたことから多数の再演希望をいただいており、初演から35周年にあたる2023年秋の再演が決定いたしました。
今回は主人公の三浦悠介役に『東京リベンジャーズ』、『僕のヒーローアカデミア』などのアニメや『ウルトラマンゼット』などの特撮まで声優・アーティストとして幅広く活躍中の畠中祐氏(賢プロダクション所属)を迎えての上演(Wキャストを予定)。畠中氏は1993年公演の三浦悠介役・畠中洋氏と1991年の折口佳代役・福島桂子氏の長男で、本格的なミュージカルの舞台はこれが初めての挑戦です。
音楽座ミュージカル第二世代とのコラボレーションによる「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」35周年記念公演、どうぞご期待ください。
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音楽座ミュージカル「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」
原作:筒井広志『アルファ・ケンタウリからの客』
初演オリジナル総指揮:相川レイ子
演出:ワームホールプロジェクト 脚本:横山由和・ワームホールプロジェクト 音楽:筒井広志・八幡茂
1988年初演の音楽座ミュージカル旗揚げ作品。
遊園地の迷路で出会った作曲家を志す青年・悠介とスリとして育てられた孤児・佳代の物語が、地球に飛来した宇宙人を絡めて展開する。
人生の迷路の中で成長する主人公を通して宇宙大に広がる愛を描いた物語は、その後の音楽座ミュージカルに一貫するテーマで描かれており、まさに原点といえる作品。
原作は筒井広志氏の『アルファ・ケンタウリからの客』。佐藤晃一氏による「掌」のポスターデザインはニューヨーク近代美術館(MoMA)に所蔵されている。
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■東京公演概要
会場:草月ホール
日程:2023年10月27日(金) 〜11月5日(日) <予定>
※5歳未満のお子様の入場はご遠慮ください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応上、政府や自治体からの特別な要請などの状況により、急遽、公演情報などに変更が生じる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
製作著作・主催/ヒューマンデザイン
■STORY
三浦悠介は純朴でシャイな青年。アルバイト先の喫茶店「ケンタウルス」の気のいいマスター夫妻を、いつもやきもきさせている。そんな悠介が目指している夢は、作曲家として生きること。 ある日、マスター夫妻の仲立ちでデートに出かけた悠介は、遊園地の「迷路」で折口佳代と出会った。身寄りもなく、スリの元締めに孤児院から引き取られて育てられた佳代だったが、本当は素直な心の持ち主。そんな二人の出会いに幸福の女神が微笑んだかのように、悠介にチャンスが訪れる。恩師の推薦で作曲家としてのデビューが決まり、書きためていた交響曲がニューヨークで行われる国際コンクールに出品されることになった。「いつの日か夢はかなう」-悠介の言葉は、佳代に忘れかけていた夢を思い出させる。しかし彼女には、自分自身も知らない重大な秘密があった。
*平成元年度文化庁芸術選奨文部大臣新人賞/第25回紀伊國屋 演劇賞・個人賞/第28回紀伊國屋 演劇賞・団体賞
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三浦悠介役 (主役/Wキャスト)
畠中 祐 Hatanaka Tasuku
賢プロダクション所属。神奈川県出身。
音楽座ミュージカルに所属していた畠中洋と福島桂子という舞台俳優の両親のもとに生まれ、芝居や歌が身近な環境で育つ。
2006年に映画『ナルニア国物語』の一般公募オーデイションに合格し、エドマンド・ペベンシー役の吹替えで声優デビュー。その後、『遊☆戯☆王ZEXAL』の九十九遊馬役(主役)、『うしおととら』の蒼月潮役(主役)、『甲鉄城のカバネリ』の生駒役(主役)、『SK∞ エスケーエイト』の暦役(主役)など幅広い作品で主要なキャラクターの声を務め、現在も多数の吹き替え・アニメ作品に出演中。
キャラクターソング等での歌唱力の高さに定評があり、2017年7月に1stシングル「STAND UP」で、ランティスよりアーティストデビュー。
その後もTVアニメ『憂国のモリアーティ』や、自身もウルトラマンゼットの声を担当した特撮ドラマ『ウルトラマンZ』の主題歌を担当するなど、声優としてもアーティストとしても活躍中。
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■音楽座ミュージカルについて
Webサイト:http://www.ongakuza-musical.com
1987年の旗揚げから現在に至るまで、一貫したテーマのオリジナルミュージカルを創り続けています。それぞれの作品は「生きる」ことの根源を問いかける精神性とオリジナリティを高く評価され、文化庁芸術祭賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞など多くの演劇賞を受賞しています。