―平安神宮特別記念公演を11月6日(土)に開催―
これに伴い、同日、平安神宮2F 記念殿ホール(京都市左京区)において記者会見を行い、京都平安大使の委嘱式を実施いたしました。
京都平安大使に市川海老蔵氏が就任
この度、市川海老蔵氏へ京都平安大使としてお願いに上がった経緯につきましては、市川海老蔵氏は日本の文
化芸術界のリーダと言っても過言ではなく、しかも歌舞伎は京都が発祥の地であります。
京都とのご縁も深く、ご本人もかねてより京都のために何か力になりたいと熱望をされていたことから今回の委嘱となりました。今後、継続的に平安神宮の「きぼうのあかり」点灯式や京都を代表するイベントなどへもご協力をいただき、京都より元気と希望を共に世界に発信して参りたいと思います。
本多和夫平安神宮、水尾寂芳延暦寺執行、門川大作京都市長のご挨拶の後、委嘱式が行われました。
本多和夫平安神宮宮司から委嘱状を交付された市川海老蔵氏は就任の挨拶を行い、「京都という日本の文化の中心を、世界中の方々に見ていただきたい。その気持ちは京都の皆様と同様、私も全く同感でございます。そこに対して私が何かお力添えできるならば、ぜひさせていただきたい。本日、大変光栄な京都平安大使というものを授かりまして、平安大使が成田屋として1200年、代々の13代、14代先まで、京都、平安神宮、皆様方と深いご縁が繋がることを、まず、私がはじめの人間として遂行していければと思います。活動の第一弾として、11月に平安神宮の敷地内でせがれの勸玄、娘の4代目市川ぼたんとともに舞踊をさせていただきます。丁度10月からコロナの新規感染者数が減り、緊急事態宣言も解除されたこともあり、そこに向けて、少しでも多くの方々がその公演に向けて京都に足を運んでいただきたい。」と抱負を語りました。
『京都平安大使就任記念 市川海老蔵 平安神宮特別記念公演』について
今から1200年以上も前、平安神宮ご祭神『桓武天皇』は、国の平安を祈って京都に都を移し、天台宗の宗祖・伝教大師『最澄』は、国の安寧を願い比叡山延暦寺を建立。
新型コロナウイルスが猛威を振るう、人類史上稀な苦境に陥っている世界のために1200年の時を越え、その祈りが再び出逢い平安神宮と比叡山延暦寺、さらに市川海老蔵氏とともに、きぼうの祈りとあかりを世界にとどけます。
■ タイトル:京都平安大使就任記念 市川海老蔵 平安神宮特別記念公演
【同時開催】平安神宮ライトアップ「きぼうのあかり」点灯式
■ 開催日:2021年11月6日(土)
■ 会場:平安神宮
■ スケジュール:
第一部 17:00 開場/17:30~ 平安神宮お祓い
17:40~ 比叡山延暦寺執行ご挨拶
17:45~ 比叡山延暦寺世界平和祈願~藤波源信大阿闍梨護摩祈祷
18:45~ 点灯式
第二部 19:00~ 特別記念公演/20:30終演
【第一部】
平安神宮&比叡山延暦寺合同「世界平和祈願」/大阿闍梨特別護摩祈祷 概要
平安神宮と比叡山延暦寺の合同で、一刻も早い世界の安寧を祈願します。
また、千日回峰行者藤波源信大阿闍梨様により、特別護摩祈祷を行います。
平安神宮ライトアップ 「きぼうのあかり」概要
比叡山延暦寺より分灯いただいた「不滅の法灯」により、平安神宮初となる秋のライトアップ「きぼうのあかり」を点灯。桓武天皇と最澄の祈りが再び平安神宮で「きぼうのあかり」となり世の中を照らします。
■ 点灯式:11月6日(土)18:45~
■ 期間:11月7日(日)~11月28日(日)
不滅の法灯分灯式(11月5日)
1200年以上前に最澄が灯した仏の光。この希望の灯火が「不滅の法灯」として今もなお、根本中堂で光り輝いています。この不滅の法灯を分灯していただき、市川海老蔵氏の手によって、平安神宮に運ばれます。 ※一般公開は行いません。
【第二部】
京都平安大使就任記念 市川海老蔵 平安神宮特別記念公演 概要
■ 開催内容:「文化芸術の力」
コロナ収束を願い、京都から日本・世界にきぼうを届けるため
市川海老蔵とともに平安神宮特別記念公演として開催いたします。
■ 出演者:市川海老蔵 市川ぼたん 堀越勸玄 田中傳次郎 他
■ 特別出演:藤舎名生(人間国宝)
■ 開催演目
1.素踊り『三番叟』
能楽「翁」をもとに作られた作品で、本来は翁・千歳・三番叟の三者の舞からなる儀式舞踊です。このうち三番叟の舞は五穀豊穣を寿ぐもので、地固めをする力強い足拍子や、種まきを表す所作が見どころです。
2.一調一管
人間国宝・藤舎名生が平安と泰平を祈り演奏を捧げます。そこに田中傳次郎が小鼓を奏で、二人による特別演奏をお聴きいただきます。
3.『藤娘』
藤の花の精が愛らしい娘姿で現れます。移り気な男心を名所「近江八景」になぞらえて踊り、恋心を艶やかに表現するうちにほろ酔いとなると、一転して賑やかな手踊りを見せます。やがて夕暮れとなると、藤の花の精は姿を消します。
4.素踊り『橋弁慶』
古くから知られる武蔵坊弁慶・牛若丸の出会いを舞踊にした作品です。弁慶は、京の五條橋に少年が現れ、大勢を辻斬りをしたと耳にして待ち構えます。やがて牛若丸が現れ、弁慶は薙刀で挑みますが、降参して主従の約束を交わします。
■ 主催:京都平安大使実行委員会(株式会社 髙橋企画/株式会社 Good Lead)
■ 後援:京都市、文化庁[歌舞伎](予定)
■ 協力:平安神宮/比叡山延暦寺/ジャパンレントオール株式会社
■ お問い合わせ:0570-200-888(キョードーインフォメーション 電話受付時間:11:00~16:00※日祝休業)
■ 公式サイト:kyoto-heian.jp