火曜日, 11月 26, 2024
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杉良太郎氏が飯能市を訪問 /シニアのダンスチームにエールを

「まずは肝炎ウイルス検査を受けることが大事。健康な状態で長生きしてほしい。」

「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎に対する正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しております。
 この度、健康行政特別参与の杉良太郎氏が埼玉県飯能市を訪れ、飯能市の新井市長らと肝炎対策について懇談を行いました。杉氏は「まずは、健康が一番ということを強く伝えたいです。肝炎は早期発見で治療または悪化することを予防することができます。その結果、肝臓がんや肝硬変になるリスクを下げることができます。そのためには採血し、肝炎ウイルス検査を受けることがなによりも大事なんです。高齢者の皆さんには健康な状態で長生きしてほしいです。」と話しました。

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【イベントレポート】

■「肝炎を甘くみてはいけない、自分のことだという自覚を持って」

 懇談の中で杉氏は、「肝炎は、風邪などと違って自覚症状がほとんどありません。そのため、知らないうちに病気が進行し、放っておくと肝臓がんや肝硬変になってしまうという怖さがあります。しかし検査を受ければ、もし陽性だったとしても薬で治療ができます。これまでも様々なイベントで肝炎に関する啓発活動を行ってきましたが、みなさん自分にも関係のあることなんだという意識があまりないように感じます。肝炎は、他人事だと思って甘くみてはいけないのです。まずは、自覚を持つことが大事です。」と肝炎ウイルス検査の受検の大切さを訴えました。

■「私たちには市民の健康を守る義務がある」

 杉氏からの話を受けて新井市長は「飯能市では検査対象の年齢の方に通知を出して、検査を受けるよう呼びかけています。しかし、コロナ禍の影響もあり、ここ2、3年の受検率が低下しています。私たちには市民の健康を守る義務があるので、改めて市民に検査を受けることの重要性を周知していきたいと思います。市の健康づくりの一環として“飯能新緑ツーデーマーチ”といったイベントも開催しているのですが、こういったイベントで積極的に発信することで、飯能市全体で健康づくりの取り組みに力を入れていきたいです。」と述べました。

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■平均年齢69.7歳!シニアヒップホップダンスサークル「ゴールドドラゴン」がダンスを披露

 同日、杉氏は飯能市を拠点に活動しているシニアヒップホップダンスサークル「ゴールドドラゴン」の練習場所にも訪問しました。「ゴールドドラゴン」は、杉氏が名誉会長を務める一般社団法人 日本国際ダンス連盟 FIDA JAPANの”ダンス健康クラブ”にも登録しているダンスチームです。チームメンバーの平均年齢はなんと69.7歳。“シルバー”といわれている年代ですが、逆にもっと輝く希望を託して“ゴールド”をチーム名につけています。杉氏に披露するために特別に作った振り付けを踊るということもあり、緊張した面持ちでしたが、曲が始まるとみなさん笑顔を見せながらパワフルなダンスを披露しました。
 「ゴールドドラゴン」のダンスを間近で見た杉氏は「ダンスをしている高齢者はとても元気です。体を動かしていることに加え、振り付けを覚えたり、音楽のリズムに乗るという普段の生活では経験できないようなことが元気に繋がっているのだと思います。今日のように人前で披露したり、対戦をしたり目標を持つことで、これからも元気で長生きしてほしいです。また、みなさん自身は勿論、肝炎ウイルス検査を受けていただきたいのですが、周りの友人や家族にも肝炎ウイルス検査を受けるようにと伝えてほしいです。」と呼びかけました。ゴールドドラゴンのみなさんも「今日のお話を聞いて検査を受けようと思いました。」と肝炎検査の重要性について理解を深めていただきました。

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■「ダンスを通じて、心も体も健康になってほしい」

杉氏はダンスを見学した後、「ゴールドドラゴン」メンバー3名とダンスと健康づくりをテーマに対談を行いました。メンバーのみなさんは「とても緊張していましたが、上手く踊ることができてホッとしています。日頃頑張っていることを楽しくやろうという気持ちでした。」と安堵の表情を浮かべていました。ダンスを始めたきっかけについて聞かれると「最初は脳トレのつもりで始めたのですが、今は毎週ダンスに行くことが楽しみになっています。他のメンバーと会って話をすることも楽しみの一つです。」と話しました。対談の中で杉氏は、「ダンスを練習する中で、少しでも上手くなろうとする向上心が大切です。上手くいけば自信に繋がり、失敗した時はもっと頑張ろうという気持ちになります。また、チームのメンバーで話し合いながら練習することでコミュニケーションも取れ、ストレス発散になるはずです。ダンスが上達するためには鏡を見ることが大切です。さらに、今日のように発表をする場を設けて、人前で披露することも重要です。人に見られるという意識があるだけで変わるはずす。」とアドバイスを送りました。
 また、肝炎についての話になると、ゴールドドラゴンの皆さんは「私は煙草も吸わないし、お酒も飲まないので肝炎ウイルスとは無縁だと思っていました。しかし、今日のお話を聞いて他人事ではないなと感じ、肝炎ウイルス検査を受けようという気持ちになりました。」と話し、これを受けて、杉氏も「定期健診のタイミングなどで一緒に肝炎ウイルス検査もお願いしてみてほしいです。採血の項目に加えてもらえればよいです。」と改めて肝炎対策について呼びかけました。

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■開催概要
■日時  : 2022年5月26日(木)

催事名① 飯能市訪問
■開催場所:飯能市役所
■出席者   :「知って、肝炎プロジェクト」 健康行政特別参与 杉 良太郎 氏
                    飯能市長 新井 重治 氏
                    市民生活部長 細田 幸二 氏
                    福祉子ども部長 内沼 和彦 氏
                    健康推進部長 根岸 隆 氏
                    厚生労働省 肝炎対策推進室長 簑原 哲弘 氏

催事名② シニアヒップホップダンスサークル「ゴールドドラゴン」訪問
■開催場所 :飯能市総合福祉センター
■出席者  :「知って、肝炎プロジェクト」 健康行政特別参与 杉 良太郎 氏
                      一般社団法人 日本国際ダンス連盟 FIDA JAPAN ダンス健康クラブ登録シニアチーム
                      「ゴールドドラゴン」 (代表:重永富子)

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