日曜日, 12月 22, 2024
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“アーティストの新たな挑戦”を形にすることを目的に設立された「Currents Art Award 2024」7名のReviewerと二次審査方法を発表

多様なアーティストが活躍できるシーンの醸成を目指した現代アートアワード、応募は12月15日(日)まで。

Currents Art Award実行委員会(事務局:エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社)は現代アートアワード「Currents Art Award」を開催し、2024年12月15日(日)まで作品のエントリーを受け付けています。

この度、二次審査の方法と7名のReviewerを発表しました。

Currents Art Awardは、現代美術の領域で新たな流れを生み出す可能性のあるアーティストを選出し、現状では実現が難しい企画や作品制作を含む「アーティストの新たな挑戦」を形にすることを目的に設立されたアートアワードです。

アワードの実施を通して、アーティストが一時的な採算性にとらわれることなくチャレンジできる機会を提供することで、その才能が遺憾なく発揮され、国内外でキャリアを構築していく礎となることを目指すとともに、多様なアーティストが活躍できるシーンの醸成に寄与します。なお当アワードは、発起人である「hakari contemporary」の標榜するビジョンを起点とし、そのビジョンに共鳴するパートナーにより構成される実行委員会によって運営されています。

本アワードの最優秀賞受賞者 1名には賞金200万円、優秀賞受賞者 2名には賞金50万円のほか、両賞ともに副賞として京都にあるhakari contemporaryでの個展開催、アート専門番組「MEET YOUR ART」でのインタビュー収録などが贈呈されます。

二次審査方法について

一次審査通過者とオンラインにて面談(プレゼンテーション、質疑応答)を行います。オンラインで行われる面談については、実行委員会と一部Reviewerの参加を予定しております。同席が叶わないReviewerについてもプレゼンテーションの模様と提出書類にお目通しいただき、Reviewerの意見も参考に、実行委員会が最優秀賞と優秀賞を決定いたします。

Reviewerについて(五十音順)※今後追加発表予定

黒沢聖覇|キュレーター

Photo by Sou Matsuzawa

東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了。草間彌生美術館、金沢21世紀美術館の学芸員を経て、2023年よりPAN沖縄準備室キュレーター/プロジェクト・マネージャー。主な展覧会に、「コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき」(金沢21世紀美術館)、「ZERO IS INFINITY 『ゼロ』と草間彌生」(草間彌生美術館)、タイランド・ビエンナーレ・コラート2021(コ・キュレーター)、第7回モスクワビエンナーレ(アシスタントキュレーター)など。

小池藍|MEET YOUR ART ナビゲーター/THE CREATIVE FUND, LLP代表パートナー

慶應義塾大学法学部卒業。大学時代にスタートアップを経験後、2010年博報堂入社。

その後、2012年から2015年までプライベートエクイティファンドのアドバンテッジパートナーズにてバイアウト(LBO)投資と投資先の経営及び新規事業運営に、2016年よりあすかホールディングスにて東南アジア・インドのスタートアップ投資に従事し、独立。企業への経営や新規事業アドヴァイスなども行う。

2020年より日本にてベンチャー投資ファンドのTHE CREATIVE FUND(旧社名:GO FUND)を創業。また、現代アートの知見を深めることとコレクション、普及に努める。2021年京都芸術大学芸術学部専任講師にも着任。2022年より株式会社ADワークスグループ社外取締役就任。2024年日本ベンチャーキャピタル協会の理事に就任。

斯波雅子|ブルックリン実験アート財団、共同創設者兼ED

Photo by Dave Krugman

ラトガーズ州立大学美術史学部を卒業後、20年以上もの間ニューヨークを拠点として主にアジア文化系団体でのマネジメントに従事。ジャパン・ソサエティー・ギャラリーやアジア・ソサエティ美術館に勤務した後、アジアン・カルチュラル・カウンシル日本財団の初代事務局長を経て、現代アート事業会社を起業。その後、新たにBEAF(ブルックリン実験アート財団)を共同創立し、アーティスト・レジデンシー・プログラムや研究支援を通じて、日本人をはじめとしたアーティストのサポートを活動の主軸としている。

また、コンセプチュアルなデジタルアートでの事業化を目指し、Web3関連企業ONBDを共同設立し、宇宙事業スタートアップSpacetainment社でアート事業の統括を務め、史上初の国際宇宙ステーション外壁での展示プロジェクトを監修。さらに、Study vol.3大阪関西国際芸術祭の一部企画展キュレーターとしてその作品を世界初公開展示するなど、様々な機関に関わっている。近年は特にデジタルアートのスペシャリストとして、サンフランシスコのアジアンアート美術館で開催された村上隆個展の公式カタログに寄稿し、NFT NYCやWebXなどの学会で登壇の機会も多い。

服部浩之|キュレーター、東京藝術大学大学院准教授、国際芸術センター青森館長

早稲田大学大学院修了(建築学)。国際芸術センター青森などで約10年間アーティスト・イン・レジデンスに従事。フリーランスを経て、秋田公立美術大学などで芸術教育に携わる。半公共・コモンズ・横断性をキーワードに協働を軸にしたプロジェクトを展開。近年の活動に第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)、「200年をたがやす」(2021年、秋田市文化創造館)、アートサイト名古屋城「あるくみるきくをあじわう」(2024年)など。

森山未來|MEET YOUR ART MC/俳優/ダンサー

Photo by Takeshi Miyamoto

1984年、兵庫県生まれ。

5歳から様々なジャンルのダンスを学び、15歳で本格的に舞台デビュー。

2013年には文化庁文化交流使として、イスラエルに1年間滞在、Inbal Pinto&Avshalom Pollak Dance Companyを拠点にヨーロッパ諸国にて活動。

「関係値から立ち上がる身体的表現」を求めて、領域横断的に国内外で活動を展開している。

俳優として、これまでに日本の映画賞を多数受賞。

ダンサーとして、第10回日本ダンスフォーラム賞受賞。

監督作として、ショートフィルム「Delivery Health」「in-side-out」などを手がける。

2021年3月11日には京都・清水寺でのパフォーマンス「Re:Incarnation」の総合演出を務め、東京2020オリンピック開会式では鎮魂の舞を踊った。

2022年4月より神戸市にArtisti in Residence KOBE(AiRK)を設立し、運営に携わる。

ポスト舞踏派。

吉田山|Art Amplifier

animation : Shu Yonezawa

熱海と東京都内を拠点とするArt Amplifier。

都市と山村の生活経験やその地の歴史を素材とし、都市のインフラや場所をオブジェクトとして再利用する思索を元に展覧会キュレーション/アートプロジェクト実践/出版/経営を試みつつ、社会のオルタナティブな関係性を実践する。

近年の主なプロジェクトに、『都市GENEの抽出・反転・流通』(BankART Station,横浜,2024)、『俯いて見る/Gaze this urbs with downcast eyes.』(APRDELESP,CDMX,2024)、『MALOU A-F』(やんばるアートフェスティバル,沖縄,2024)、以下キュレーションとして『SSS: Super Spectrum Specification』(MEET YOUR ART FESTIVAL 2024「NEW ERA」)、『URBAN GAZE』(APRDELESP,CDMX,2024)、『AUGMENTED SITUATION D』(CCBT 渋谷駅周辺,東京,2023)『風の目たち』(ジョージア&トルコ,2022-)、『のけもの』(アーツ千代田3331屋上,東京,2021)、『インストールメンツ』 (投函形式,住所不定,2020)等。

渡邉賢太郎|インディペンデントキュレーター

1990年熊本生まれ。現在、インデペンデントのディレクター・キュレーターとして、京都を中心に活動している。108 artworksの名義で、展覧会の企画やコーディネートを行っている。京都・西陣のシェアスタジオ TENSHADAIの中にあるオフィス兼ビューイングルームにて、作品の管理・販売やマネジメントなどアーティストたちのサポートもしている。

2016年より展覧会企画やアーティストサポートとして活動を始める。最近の主な活動に、2018〜2019年 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 Public Program Manager、2020年〜2023年 京都のhaku kyoto ギャラリーディレクター。主な企画・ディレクション・キュレーションの展覧会に、グループ展「和を以て物語をなす」(瑞雲庵/京都/2023)、MEET YOUR ARTISTS「和を以て美を見出す」(MEET YOUR ART FESTIVAL 2024「NEW ERA」)など。

各賞について

最優秀賞:1名 賞金200万円(税抜)

優秀賞:2名 賞金50万円(税抜)

副賞

副賞については、最優秀賞と優秀賞のいずれにも同様の内容が贈呈されます。

hakari contemporaryでの個展の開催

hakari contemporary(京都)にて、展示企画や制作作品案に基づいた個展を実際に開催いただきます。なお個展に関しては必ず2026年10月までに開催をお願いいたします。

作品制作費(金額要相談)、展示設営費、作品輸送費などは賞金とは別途負担いたします。

WALL_alternativeでのグループ展への参加

MEET YOUR ARTが運営するWALL_alternative(東京)でのグループ展にご参加いただきます。

アート専門メディア「MEET YOUR ART」でのインタビュー撮影と公開

その他、作家活動における様々なサポートを予定

選考スケジュールについて

応募期間:2024年10月11日(金)〜12月15日(日)23:59

Currents Art Award 2024開催概要

現代的な視点を持ち、クリエイティブなアイデアを持つアーティストであれば応募することが出来ます。

一次審査ではポートフォリオなどの基礎情報に加え、実現したい展示企画や制作作品案を自由フォーマットでご提出いただきます。二次審査ではプレゼンテーションを行っていただくことにより、想いや新規性を確認します。

■応募期間:

2024年10月11日(金)~2024年12月15日(日)23:59

■応募資格:

個人またはグループいずれも応募可能ですが、それぞれ最大1案までとなります。

年齢は22歳以上、45歳以下の方が対象です。グループの場合には、メンバー全員が22歳以上45歳以下である必要があります。

日本を拠点に活動するアーティストであれば、国籍は問いません。

一次審査に通過した場合、オンラインまたは対面にてプレゼンテーション審査への参加が必要です。グループの場合は、代表者によるプレゼンテーションをお願いします。

■対象作品:

現代美術全般(平面、写真、立体、テキスタイル、映像、デジタル、メディアアート、インスタレーション作品なども含む)

■応募方法:Webフォームよりお申し込みください

https://currentsartaward.com/

※Webフォームより下記資料のご提出をお願いします。

プロフィール

ポートフォリオ

InstagramなどのSNS・WebサイトURL

制作作品ならびに展示企画案の提出

展示企画と制作作品案はセットでも、いずれかのみのご提出でも問題ありません。

展示企画の場合はhakari contemporaryでの開催を想定したものをご提出ください。図面は右記よりダウンロードしてください。

作品案については、自身の過去のシリーズからの派生案でも問題ございません。

PDF形式にてのご提出をお願いいたします。

主催:株式会社基住/hakari contemporary

事務局:エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社

【Currents Art Awardに関するお問い合わせ先】

Currents Art Award事務局 E-MAIL:CAA@av.avex.co.jp

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