日本遺産「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」に妖怪たちが出現!
香川県・小豆島の「迷路のまち」(土庄本町)にある妖怪美術館(小豆島ヘルシーランド株式会社)は、2024年12月15日(日)に三重県・明和町にある日本遺産「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮(さいくう)」にて開催されるイベント「斎宮百鬼夜行~明和モノノケ群行~」(以下本イベント)の企画・演出・監修を担当いたしました。
満月の晩に「六条御息所」を筆頭に地中からよみがえった器物の妖怪(付喪神)がさまざまに姿を変え、かつての「六川群行」を彷彿とさせる百鬼夜行が斎宮で繰り広げられます。妖怪の仮装行列への一般参加(当日参加可能。事前申込不要。参加・観覧無料)も募集しています。
■背景
三重県・明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社(本社:三重県多気郡明和町、以下明和観光商社)は明和町(町長:下村由美子)から委託を受け、斎宮文化芸術祭を開催しております。本芸術祭は、斎宮の文化資源を活用し、インバウンド誘致を目指すもので、2024年9月から1月までの期間、斎宮の魅力を体感できる、イベントや体験ツアーなどのプログラムを販売しております。本イベントはその中のひとつとして、明和観光商社の依頼をもとに、妖怪美術館がプロデュース(企画・演出・監修)を担当いたしました。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000057872.html
■概要「斎宮百鬼夜行~明和モノノケ群行~」
日時:2024年12月15日(日) 18:30開場、19:00~ ショータイム、百鬼夜行
場所:さいくう平安の杜(三重県明和町斎宮2800)
内容:妖怪ライブペイント(妖怪画家・柳生忠平)
ダンスパフォーマンス(はむつんサーブCrew)
妖怪仮装行列(創作集団「悪役連合」ほか)
オリジナル御朱印の販売
飲食屋台の出店
参加:観覧無料(立ち見)
仮装行列参加の事前申込不要(参加費無料)※仮装にてご参加ください。
備考:インバウンドを対象としたバスツアー客向けの専用ブース、椅子を設置
雨天中止
■【ライブペイントと御朱印】 妖怪画家・柳生忠平(妖怪美術館館長)
西脇殿での、バスツアー客向けのガストロノミー会場にてライブペイントを披露。
一般参加者には、柳生忠平デザインのオリジナル御朱印を会場(「竹神社」など)にて販売いたします。
【柳生忠平 プロフィール】
香川県・小豆島出身の妖怪画家。東京・高松・京都などで個展を開催するほか、台湾でも個展やアートブックフェアにも出展。人と対話しながらその内面を描画する「妖怪似顔絵」も人気。フランスのノワイエにある国際アートセンターに30点の作品が収蔵され常設展示。2024年展覧会「もののけの宴~房総編~」(鋸山美術館)ほか
■【ダンスパフォーマンス】 はむつんサーブCrew
正殿を舞台に不思議な音楽と踊りを繰り広げます。満月の晩に妖怪となった六条御息所の出現と、地中の土器が様々に姿を変え付喪神として召喚されるきっかけを舞踏で演出。
【はむつんサーブCrew プロフィール】
1999年結成。TikTokで66万フォロワーを誇る日本を代表するダンスチーム。大会での優勝経験やテレビ出演などを経て、“アニメーションダンス”の先駆けとなる。2008年、マドンナのワールドツアーに帯同しミュージックビデオ「4minutes」に出演。2018年・2019年には日本代表として世界大会『World of Dance』の決勝に2年連続で進出。世界ランク7位。
■【妖怪仮装行列“モノノケ群行”(百鬼夜行)】 創作集団「悪役連合」
百鬼夜行の中核には、人気のコスプレイヤー集団(約10名)が登場。全国の様々な百鬼夜行イベントで活躍する創作集団「悪役連合」がメインイベントを盛り上げます。
【創作集団「悪役連合」 プロフィール】
レイヤー、スチームパンカー、サバゲーマーなど、様々な分野で活躍する悪役達で構成された創作集団。大阪・堺の「沙界妖怪芸術祭」にて「妖怪ファッショショー」を担当するほか、全国の妖怪関連イベントや、百鬼夜行イベントには欠かすことのできない存在となっている。
■ストーリー ※史実を基にしたフィクションです。
斎宮では、満月の晩になると「六条御息所」を筆頭に、地中からよみがえった器物の妖怪(付喪神)がさまざまに姿を変え、かつての「六川群行」を彷彿とさせる百鬼夜行が繰り広げられる。「祈り」と「雅」が織りなす幻想的なモノノケの群行を目撃した者は、自ら般若の形相となり、妖しの世界に誘われてしまうという。
光源氏を巡る葵上との愛憎劇を繰り広げた才女「六条御息所」は、娘と共に斎宮に下ってからというもの、生霊を生み出したほどの妖力をこの土地に残している。満月の晩にはこの妖力が活性化、御息所の姿カタチが般若となって現れる。さらにこの地に埋もれていまだ発掘されない器物たちも地中から妖怪となって甦る。その姿は絵巻に登場するような付喪神であったり、新しい時代の魂に憑りついた様々な姿の妖怪たちである。
【妖怪美術館とは】
香川県・小豆島の迷路のまちで900体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐる。妖怪の起源から現代の妖怪まで「妖怪造形大賞」に応募された900体を超える作品を展示・保管しています。「妖怪を世界へ」私たちは「妖怪(=Yokai)を「もったいない」と同じような世界語にしたいと考えています。館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平。
妖怪美術館 香川県小豆郡土庄町甲398 0879-62-0221 mail@meipam.net
【小豆島ヘルシーランド株式会社とは】
瀬戸内・小豆島で、オリーブの栽培や研究、化粧品や食品の開発・製造、通信販売などを行うMeiPAM 小豆島・迷路のまちアートプロジェクトの共同運営。地域活性化事業の企画・推進・運営。
社名:小豆島ヘルシーランド株式会社
所在地:香川県小豆郡土庄町甲2721-1
代表取締役社長:柳生敏宏
設立:1985年
【お問い合わせ】
小豆島ヘルシーランド株式会社 地域事業創造部 妖怪美術館
野村充史 佐藤秀司 佐藤美樹
Tel.0879-62-0221(代表)/090-5214-9769(野村) mail@meipam.net