金曜日, 11月 22, 2024
ホームイベント【今の子ども達に一番観てほしい作品】和太鼓と演劇で語り・奏でる物語、ロマンが詰まった『ツァディク』が世界初演

【今の子ども達に一番観てほしい作品】和太鼓と演劇で語り・奏でる物語、ロマンが詰まった『ツァディク』が世界初演

2025年1月25日、26日に名古屋市千種文化小劇場(ちくさ座)にて開催。物語のドラマチックな世界観を和太鼓、演劇、映像、そして様々な「音」でお届けする。

神谷俊一郎演出一作目『ジッグラト』より

2022年、コロナ禍で「生命力を鼓舞する舞台」として「バベルの塔」の物語をモチーフにした『ジッグラト』が名古屋市千種文化小劇場(ちくさ座)で上演された。2025年1月はそんな誰もが知る物語の前、「カインとアベル」を題材にした新作『ツァディク』が世界初演を迎える。

人類最初の殺人とされている「旧約聖書」のカインとアベルの物語では、善悪ではなく、何が「正しい(ツァディク)」のか、様々な解釈を想像させる。この舞台はそんな物語を題材に、ドラマチックな音楽や仕掛けを使って大人から子供まで没入できる作品になっている。和太鼓の音楽表現としての可能性を広げ、東海地方を代表する演者やクリエーターが集結するロマン溢れる作品にご期待ください。

チケットの購入はこちらから

全席指定 S席 6,000円 A席 5,000円
カンフェティ| GETTII


『ツァディク—TZADDIK—』

◾️名古屋市千種文化小劇場(ちくさ座)

2025年1月

25日(土)1st 14時開演、2nd 18時開演

26日(日)3rd 11時開演

━━2024年度愛知県文化活動事業費補助金採択事業━━

神谷俊一郎(演出・太鼓)

棚川寛子(音楽監督)

浮辺奈生子(映像)

チケットの購入はこちらから

S席 6,000円 A席 5,000円
カンフェティ|GETTII


なぜ、旧約聖書?

古代ユダヤ人の生活や風習、模様、神事など、あらゆる部分で日本人に似ていると言われることに興味が湧くと演出の神谷俊一郎は言う。さらに、旧約聖書は日本の古事記にも共通点が様々あることに学生の頃からロマンを感じていた。自身が和太鼓奏者として活動をする中で、「和」楽器で旧約聖書の物語を描くのは一つの必然とも言われる。

神谷俊一郎演出一作目『ジッグラト』より

なぜ、「カインとアベル」の物語?

「殺人」と聞いてしまうと、犯してしまった兄カインが「悪」と簡単な解釈になってしまうが、カインの嫉妬や妬み、悲しみや混乱というのはとても人間的な感情で、今の人類はそんなカインの末裔とも言われている。そして、人を殺めることはもちろん良くないが、気づけば私たちの周りには動物や植物などの命を頂いていることは確かである。古くから伝わる物語から人類は、これまで様々な解釈や想像、学びを経ており、今回の舞台で取り上げることで大人から子供まで「何が正しい(ツァディク)か」を考え、日々消費している食事や身の回りのものへの感謝や大切さへの「気づき」を作るきっかけになるような舞台を目指す。

神谷俊一郎演出一作目『ジッグラト』より

なぜ、太鼓と演劇?

今回は静岡芸術センターを拠点にしている日本初の公立文化事業集団、「SPAC」に所属している俳優2名の他、音楽監督の棚川寛子氏が創作に関わっている。彼らの作る演劇では、セリフを乗せて初めて音楽を成立させる、唯一無二のスタイル。メロディを敢えてシンプルにすることで世界観にさらなる創造性を加える。

また、ノンバーバルな和太鼓音楽では何も言葉を発さずに表現をする雄弁さもあるが、言葉だからこそ伝えられるものもあると気付かされた演出の神谷が、太鼓を打っている最中、自分の中で生まれた言葉を、役者に代弁してもらうという一つの表現方法に魅力を感じたのがきっかけだと言う。一作目の「ジッグラト」では大太鼓を打つエネルギーを、ストーリーに合わせて俳優が身体振るわせながら命を削って演技をする合作が話題を呼んだ。

神谷俊一郎演出一作目『ジッグラト』より

神谷俊一郎(演出・太鼓)

2017年、「太鼓芸能集団 鼓童」から独立。

全米最大アートフェスティバル「Burning Man」にて史上初招待和楽器奏者として参加。人間国宝の坂東玉三郎氏、演出家の宮城總氏、歌舞伎俳優尾上菊之助氏、指揮者の下野竜也氏などと共演を行い、世界各国で長期ツアーを含め累計1000本以上の劇場公演を経験。2022年、名古屋市ちくさ座にて「ZIQQURAT〜ジッグラト〜」を初演し大きな反響を得る。

令和五年度 安城文化協会 文化奨励賞

まといの会 主宰

棚川寛子(音楽監督)

舞台音楽家。演劇作品の音楽を作曲し、演奏指導と併せて行うスタイルで活動している。静岡県舞台芸術センター(SPAC)をはじめ、新作歌舞伎 尾上菊之助主演「極付印度伝マハーバーラタ戦記」、映画「かぞく」などでも音楽を担当。

特別支援学校、児童養護施設、医療少年院などでもワークショップを行っている。

浮辺奈生子(映像)

写真家・映像作家・映画監督。愛知県出身。桑沢デザイン研究所卒業後、フリーで活動開始。名古屋をどりの舞台写真、アートディレクションを手掛ける。2023年のショートムービー「梵字」でモナコ国際映画祭The Best Arthouse賞ほか受賞。


◆公演情報◆

◾️『ツァディク—TZADDIK—』

名古屋市千種文化小劇場(ちくさ座)

2025年1月

25日(土)1st 14時開演、2nd 18時開演

26日(日)3rd 11時開演

━━2024年度愛知県文化活動事業費補助金採択事業━━

◾️チケット:S席 6,000円 A席 5,000円 全席指定 

カンフェティhttp://confetti-web.com/@/tzaddik

◾️出演者:吉見亮-SPAC(俳優)、木村勇介-GONNA(太鼓)、青木崇晃(太鼓)、

森山冬子-SPAC(俳優)、鈴木俊介(ギター)、小林遼太(太鼓)

神谷俊一郎(演出・太鼓)

棚川寛子(音楽監督)

浮辺奈生子(映像)

主催:まといの会 

協賛:(株)浅野太鼓楽器店 

協力:(株)遊覧座、(株)Smiee

後援:愛知県教育委員会、中日新聞、(一財)浅野太鼓文化研究所、(株)杉浦太鼓店、(株)諏訪工芸、(株)堀田新五郎商店(株)三浦太鼓店、(株)宮本卯之助商店

◾️特設ページ https://sites.google.com/view/tsaddik/home

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