監督:加藤 綾佳、プロデューサー:谷中 迪彦の長編作品「東京遭難」が丹波国際映画祭のグランプリを受賞しました。
2024年10月14日(月)春日文化ホールで丹波国際映画祭の受賞式が行われました。国内外の24の映画作品の中から、実際に映画を御覧頂いた皆様の直接投票で決めるという、世界で稀有な、最も公平で公正な方法で審査された結果、東京遭難がグランプリを受賞しました。
◆丹波国際映画祭とは
第2回 丹波「人」と「自然」の国際映画祭:TAMBA INTERNATIONAL FILM FESTIBAL OF HUMAN & NATURE「人」と「自然」をテーマとした国際映画祭で、今回は2024年9月13日(金)~10月14日(月)の間、全4会場で映画上映されました。
◆受賞コメント
本受賞を受けて監督・出演者からそれぞれメッセージをもらいました。
【授賞コメント/加藤綾佳監督】
財布も携帯電話も失い終着駅に降り立った男性が得体の知れない女性と出会い、共に旅をするロードムービーが撮りたい。そんな思いを抱えつつ、実際に映画化に至ったのはその12年後でした。当時はとにかく彼らが生きた証や、彼らが見た景色を残したいということに必死で、さらにその2年後に映画祭でグランプリをとるなんて未来は想像もせずに。
丹波の地に立ちまず感じたのは、私自身も本作によって多くの旅をさせてもらえているということでした。今では共に旅をする二人は進一とえりなではなく、木原勝利さん、秋谷百音さんに戻ったけれど、丹波で出会った人々の笑顔や、授賞式の壇上から見る会場の様子は『東京遭難』という旅において、かけがえのない光景の一つになったと心から感じております。この度はありがとうございました。
【授賞コメント/柳進一役・木原勝利】
『東京遭難』のスタッフ、出演者の皆様、そして公開から観賞し、応援してくださった皆様、丹波国際映画祭グランプリ受賞おめでとうございます。
撮影からちょうど2年。公開から1年経った今、丹波の皆様に受け入れられてとても嬉しいです。改めて『東京遭難』を観るとあの時の試行錯誤やチャレンジが思い出されます。あの時の精一杯を、今はもっとああすれば良くなったかな、こうすれば更に面白くなったかなと想いを巡らせます。それは今日までの人生という旅をしてきた自身の成長の証でもあるのかなとプラスに捉えます。
この賞を頂けたことで、今後もそのチャレンジを続けて行きなさいと激励された心境です。これからもチャレンジを続け、精進して参ります。ありがとうございました。
【授賞コメント/えりな役・秋谷百音】
グランプリをいただき、ありがとうございます。
応援してくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
丹波にも実際に足を運ぶことができて、丹波の空気や空の美しさ、そして丹波の方達の温かさを知ることができました。こんなに素敵な場所で、この作品が受け入れていただけて、とても嬉しいです。
撮影から2年経ちましたが、私にとって撮影期間はかけがえのない経験になりました。自分が生きていく中で大事にしたい感覚を教えてくれた期間でした。
映画が公開された1年前は、コメントを出した時「美化する過去もしない過去もどちらが正解ではなく、全て受け入れられるようになりたい」と書きました。わたしはこれからもそうなりたいと思いながら、人生を旅し続けたいです。
◆東京遭難 今後の上映スケジュール
①兵庫県/ヱビスシネマ
〒669-3601 兵庫県丹波市氷上町成松263−3
エビスシネマにて10月18日〜10月31日まで上映
②名古屋/シネマスコーレ
〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町8−12 アートビル 1F
シネマスコーレにて10月26日〜11月1日まで上映
◆プロデューサー 谷中 迪彦
2015年に映像制作会社の株式会社LIVEUPを設立し、本作品を含め2つの映画作品のプロデューサーを務めています。2024年6月 短編映画「東京流星群」はショートショート フィルムフェスティバル & アジア2024 Cinematic Tokyo部門 東京都知事賞を受賞しました。
◆株式会社LIVEUP 会社概要
本拠所在地:東京都港区芝公園3-6-22 J.C.ビルディング1F
会社設立:2015年12月25日
代表取締役:谷中 迪彦
MAIL:staff@liveup.tokyo
TEL:03-5432-985
LIVEUPは2015年創業以来、CM、企業VP、PR動画、ブランディングムービー、映画、ライブ配信までさまざまな映像を作ってきました。取引先の企業様は大手を含め200社を超え、大変ご好評をいただいております。また最近では動画を集客・採用等に活用していきたい企業様に向けた動画コンサルティングサービスも展開しております。