株式会社ポプラ社より、2023年10月に刊行された、第12回ポプラ社小説新人賞受賞作『エヴァ―グリーン・ゲーム』。このたび、雑誌『ダ・ヴィンチ」(2024年4月号)に掲載された俳優・岡田将生さんの感想を入れた新たな帯デザインでの出荷を開始いたします。
特設サイト:https://www.poplar.co.jp/pr/evergreen/
公式HP:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008438.html
Amazonページ:https://amzn.to/3YNVIkf
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俳優・岡田将生さんからのコメント紹介!
本作は、昨年の第12回ポプラ社小説新人賞にて1105作の応募作から選考委員満場一致で大賞を受賞した作品。それぞれ背負うものがある4人の若者たちが、世界有数の頭脳スポーツ「チェス」に出会い、その魅力にとりつかれ、チェスを通して己の人生と戦っていく物語です。
発売前から、小説家や映画監督、書評家、日本チェス連盟代表など各界より熱い応援の声が届き、さらには映画監督・三島有紀子さんによる力作ショートフィルムの公開で話題となりました。
そしてこのたび、俳優の岡田将生さんのコメントを記載した新しい帯デザインでの出庫を開始します。こちらは、雑誌「ダ・ヴィンチ」2024年4月号の「あの人と本の話」にて、岡田将生さんが『エヴァーグリーン・ゲーム』を取り上げてくださった際のインタビューから抜粋させていただきました。充実のインタビューはぜひ本誌をご覧ください。
<岡田将生さんコメント>
ずるいと思ってしまいました。
ここまで心血を注げるものに出会えるなんてうらやましい。
幸福なエンディングに、泣いてしまいました。
(雑誌「ダ・ヴィンチ」2024年4月号より)
<新しい帯デザイン>
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『エヴァ―グリーン・ゲーム』あらすじ
世界有数の頭脳スポーツ・チェスと出会い、その面白さに魅入られた4人の若者たち。
難病で入院生活を送る透、実力がありながらも将来に悩む晴紀、全盲の少女・冴理、少年院で過ごす釣崎――
8×8マスの盤上で、命を懸けた闘いが繰り広げられる。
「勝つために治せよ、絶対に」
小学生の透は、難病で入院生活を送っており、行きたかった遠足はもちろん、学校にも行けず癇癪を起してしまう。そんなとき、小児病棟でチェスに没頭する輝と出会う――。
「年齢より才能より、大事なものがある。もうわかってるだろ?」
チェス部の実力者である高校生の晴紀だが、マイナー競技ゆえにプロを目指すかどうか悩んでいた。ある日、部長のルイに誘われた合コンで、昔好きだった女の子と再会し……?
「人生を賭けて、ママに復讐してやろう。」
全盲の少女・冴理は、母からピアノのレッスンを強要される日々。しかし盲学校の保健室の先生に偶然すすめられたチェスにハマってしまい――。
「俺はただ、チェスを指すこの一瞬のために、生きている。」
天涯孤独の釣崎は、少年院を出たのち単身アメリカへわたる。マフィアのドンとチェスの勝負することになり……!?
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著者プロフィール
石井仁蔵(いしい・じんぞう)
1984年生まれ、新潟県出身。東京大学文学部卒業。
本作にて第12回ポプラ社小説新人賞を受賞。
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書籍情報
書名:『エヴァ―グリーン・ゲーム』
著者:石井仁蔵
定価:1870円(10%税込)
特設サイト:https://www.poplar.co.jp/pr/evergreen/
公式HP:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008438.html
Amazonページ:https://amzn.to/3YNVIkf