【2024年7月31日 東京発】
日本国内における「子どもの権利」の正しい理解と普及を通じた子どもたちのウェルビーイングの向上に資することを目的に、日本ユニセフ協会はこども家庭庁と共に、子どもの権利の啓発普及キャンペーン「こどものけんりプロジェクト」を今年9月に開始します。その報道発表会が本日、ユニセフハウスで開催されました。
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子どもの権利を語る大使に
報道発表会には、プロサッカー選手として現役を今年引退された、長谷部誠日本ユニセフ協会大使も参加し、「こどものけんりプロジェクト」応援キャラクター、ジーン&ケーンを紹介しました。
長谷部大使は、「サッカー選手としての現役を退いて、これからは少し時間ができそうだと思っています。世界の厳しい環境で生活している子どもたちのもとを訪れたいですし、子どもの権利を語れる大使として、さまざまな活動をしていけたら嬉しいです。『こどものけんりプロジェクト』を通じて、ジーンとケーンと一緒に、子どもの権利についてもっと勉強していけたらと思っています」と、今後への抱負を述べられました。
「こどものけんりプロジェクト」
2024年は、日本が「子どもの権利条約」を批准してから30年目となる節目の年。日本ユニセフ協会とこども家庭庁が連携して展開する本プロジェクトでは、教育番組や教材の開発に多くの知見を持つ(株)NHKエデュケーショナルのご協力を得て新たに開発したユニセフ「子どもの権利を大切にする教育」用の教材を全国(約5万の幼稚園や小中高校など)に展開していきます。本プロジェクトは2024年9月~2030年3月の期間、さまざまなステークホルダーのみなさまと連携して、「子どもの権利」の啓発と普及に取り組んでまいります。
「こどものけんりプロジェクト」の詳細を紹介する特設ページ( https://www.unicef.or.jp/kodoken/ )は、9月5日に公開予定です。ぜひお楽しみに!
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■ 長谷部大使のこれまでの活動はこちらをご覧ください。
https://www.unicef.or.jp/partner/hasebemakoto/
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念をさまざまな形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、33の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/