札幌をベースに 独自の音楽活動を展開中のシンガーソングライター SNARE COVER、歴史のつなぎ役としてユニークな企画連発、 みずからの創作にも貪欲にとりこみ 新しい日本のロックの時代へつなぐ
今回のテーマは 「地方都市からのロック」「カルチャーとロックンロールアート」目線で語る夜
日本のロックといわれても 若い世代にとっては、さかのぼっても ミスチル XJAPAN ブルーハーツ B’z などといった伝説的なバンドから ONE OK ROCKやAlexandros マカロニえんぴつなど今をときめくビッグバンドまで あっというまの時間軸ではないだろうか。ひも解いてみると 「日本のロック」の原型は 1960年にさかのぼる。いまはサブスクで主要な作品は聴こうと思えば聴けるものの 当時の音楽の価値を伝える情報はまだまだ少ない。日本のロックの礎をつくった パワフルで衝動に満ちた当時の音楽を振り返り 未来へつなごうというイベントが SNARE COVERという個性的なアーティストの発信で行われてること、これは意味深いことだ。彼は 80年代に活躍した「千年COMETS」再結成のきっかけもつくった。
「はっぴいえんど」の再発や再評価 「サディスティック・ミカバンド」のコンプリートBOX発売 など さまざまなコンテンツ発掘により この時代に すこしづつ光があたってきた。
さて、3回目を迎える本企画は ロック黎明期 1060年後半から70年代に活動を開始し、欧米のロックの波に呼応しつつ 日本独自のロックに挑んだ開拓者たちの生の声を聴くトークコ-ナーと その日ならではのスペシャルライブから成る 密度濃いイベント。今回は 当時 地方都市にいながら 全国制覇を目指して 熱量高い活動をしていたバンドが全国で 群雄割拠していたシーンの背景を 石川県小松市からかけつける 佐々木忠平(めんたんぴん)、 フォークとくくられがちだが 実は多くのロックミュージシャンとセッションし名作を残した あがた森魚 日本ロックの旗手 内田裕也のサポートを永く努めてきた 三原康可 そしてカルメンマキ&OZの重厚リズムセット 川上シゲ&チャッピー などが出演、 トークに セッションにと 楽しくステージを繰り広げる。
当時を懐かしむだけでなく 今聴くからこそ響く魂の音楽がある。鮎川誠 PANTA 高橋幸宏 岡田徹(ムーンライダーズ)など 重要な役割を果たしたキーマンたちの訃報相次ぐ昨今 しっかりと眼に耳に焼き付けておきたい。日本のロックのいわばルネッサンス そのムーブメントの起点となるイベントになるに違いない。
JAPANESE ROCKの夜明けから未来へつなぐもの その3
半世紀のヒストリーを 「地方都市からのロック」「カルチャーとロックンロールアート」目線で語る夜
2024年 5月3日
原宿 CROCODILE
17:30 OPEN
18:30 START
前売り 4500円 当日 5000円 チケットは SNARE COVER Presents Special Talk&LIVE Session JAPANESE ROCKの夜明けから未来へつなぐもの その3 | 原宿クロコダイル (crocodile-live.jp)
http://www.crocodile-live.jp/
Mail: croco@crocodile-live.jp
Tel: 03-3499-5205 Fax: 03-3499-5206
〒150-0001
渋谷区神宮前6-18-8ニュー関口ビルB1
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第一部 スペシャルトークショウ
スピーカー
佐々木忠平 めんたんぴん from小松
あがた森魚 シンガーソングライター 作家 映像監督 俳優
アンクサアカス ヴァージンVS 雷蔵 他
三原康可 ギタリスト 俳優 モデル nion ex内田裕也&トルーマン・カポーティロックンロールバンド
武田チャッピー治 Chappy‘s nion カルメン・マキ&OZ ( ex ファーラウト クロニクル 千年コメッツ Typhoon NATALi 他)
川上シゲ カルメン・マキ&OZ、 岡本健一 with ADDICT OF THE TRIP MINDS 川上シゲwith The Sea (ex 千年コメッツ Typhoon NATALi 他)
モデレーター 吉田ハリー 音楽ディレクター 演出家
SNARE COVER ミュージシャン
第2部 ライブ
①nion 三原康可 武田チャッピー治
②佐々木忠平 ソロ+スペシャルセッション
③あがた森魚 ソロ+スペシャルセッション
④ SNARE COVER ソロ+スペシャルセッション
SNARE COVER 最新作 NoRoShi https://youtu.be/-Zm7QN92f0c