「生まれてくるか、こないかを自分で決められたら――」胎児の同意を得なければ出産できない近未来を描く衝撃作
2021年12月7日(火)に発売される李琴峰さんの最新作『生を祝う』は、胎児の同意を得なければ出産できない近未来を舞台にした衝撃作。「小説トリッパー2021年秋号」に作品が掲載された直後から、読売新聞や共同通信配信の文芸月評で絶賛され、京都新聞の「凡語」欄でも紹介されるなど、大きな注目を集めていた。
いよいよ発売される単行本版では、作家の朝井リョウ氏が「ずっと誰にも話せずにいた思いを、この小説に言い当てられた。驚き動揺し焦り――安心した」との推薦コメントを帯に寄せている。
発売前に予想を大きく上回る注文が相次ぎ、発売前重版も決定。21年の掉尾を飾る大本命の話題作が、いよいよ発売されます。
いよいよ発売される単行本版では、作家の朝井リョウ氏が「ずっと誰にも話せずにいた思いを、この小説に言い当てられた。驚き動揺し焦り――安心した」との推薦コメントを帯に寄せている。
発売前に予想を大きく上回る注文が相次ぎ、発売前重版も決定。21年の掉尾を飾る大本命の話題作が、いよいよ発売されます。
【あらすじ】
出生前に胎児の意思を確認する「合意出生制度」が法制化された近未来の日本。胎児には遺伝や環境などの要因を基にした「生存難易度」が伝えられ、生まれるかどうかの判断がゆだねられる。出生を拒んだ胎児を出産した場合は「出生強制」の罪に問われる世界で、同性婚をしたパートナーとの間に人工妊娠手術により子を宿した主人公・立花彩華。彼女が、葛藤しながらくだす決断とは――。
『生を祝う』
著者:李琴峰
発売日:2021年12月7日(火曜日)
定価:1760円(1600円+税10%)
https://www.amazon.co.jp/dp/4022518030