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俳優・山西惇が第31回読売演劇大賞で男優賞を受賞!
2部構成で上演時間全約8時間の超大作「エンジェルス・イン・アメリカ」。 しかもキャストはフルオーディションで選ばれた。 「エンジェルス・イン・アメリカ」は、1980年代、死の病だったエイズの恐怖に怯えていたNYを背景に、ジェンダーや宗教、人種問題や政治などで混沌とするアメリカの世情を、群像劇によって浮き彫りにした作品。2部構成で上演時間全約8時間。キャストはフルオーディションで選ばれた面々。山西もオーディションに挑み、‘勝つためなら手段を選ばない凄腕弁護士’のロイ・コーン役を演じた。
演劇「エンジェルス・イン・アメリカ」 2023年4-5月公演
撮影:宮川舞子 提供:新国立劇場
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終戦から2年後の東京を舞台に、“記憶”をテーマにした父と息子の物語が描かれた「闇に咲く花」
「闇に咲く花」は、井上ひさしによる「昭和庶民伝三部作」の2作目として1987年に初演され、今回約11年ぶりに、こまつ座創立40周年記念公演の第2弾として上演された。劇中では終戦から2年後の東京を舞台に、“記憶”をテーマにした父と息子の物語が描かれる。物語の舞台は空襲で焼け落ち、廃屋になりつつある神社。山西は神主の牛木公麿役を演じた。
『闇に咲く花』舞台写真
左より、枝元萌、占部房子、伊藤安那、山西惇、尾身美詞、増子倭文江、
舞台写真:宮川舞子
山西惇
京都府出身。劇団「そとばこまち」を経て、舞台のほか、「相棒」シリーズの角田課長役やバラエティー番組など映像でも活躍。2020年に第27回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。近年の主な舞台に、「斑鳩の王子―戯史 聖徳太子伝」「チョコレートドーナツ」など。現在放送中のテレビ朝日「相棒season22」(毎週水曜21:00〜OA)に出演中。