【イベントレポート】“徳川将軍への黒豆献上”が160年ぶりに復活!和食文化継承および黒豆の魅力発信を目的とした令和五年「黒豆奉納式」を上野東照宮・金色殿にて初開催!
■実施背景
フジッコはパーパス・ビジョンとして、『5つの健康』を掲げています。その中の1つに『健康社会』があり、日本の食文化の発展をもって社会に貢献します。2023年は、“和食”が世界文化遺産に登録10周年という節目の年であり、この機会に、日本食文化を代表するおせち料理に欠かせない「黒豆」のいわれや栄養、美味しさについて知っていただきたいという思いから、おせち料理の需要が高まる年末年始に合わせて、「黒豆」に関する情報発信の場を設けることを決定いたしました。
その中で、「黒豆」の栄養、美味しさだけを知ってもらうのではなく、「黒豆」自体の歴史や食文化についても振り返ることが、より日本食文化の発展に繋がると考え、江戸時代に「黒豆」が全国的に知れ渡る機会となった“徳川将軍家への黒豆献上”を160年ぶりに「黒豆奉納式」という形で復活させました。当時の史実に則り、徳川家の初代将軍家康公、八代将軍吉宗公、十五代将軍慶喜公が祀られる上野東照宮の金色殿にて「黒豆奉納式」を行うことで、改めて「黒豆」の大切さを知っていただきたいと考えております。
また、「まめに暮らす」など縁起が良いとされている「黒豆」は、現代人に不足しがちな「たんぱく質」「食物繊維」「カルシウム」などを手軽に補える健康食材です。いつもの食事に栄養バランスの良い「黒豆」をプラスするなど、年末年始のおせち料理以外にも、年間通じて食べていただくことも啓発します。
■令和五年「黒豆奉納式」の様子
「黒豆奉納式」には、フジッコ株式会社 代表取締役社長執行役員 福井正一、株式会社小田垣商店 代表取締役社長 小田垣昇氏に加え、徳川宗家第19代当主である德川家広氏、俳優・松平健氏に参列いただきました。江戸時代の献上品と同様に、今年収穫されたばかりの丹波篠山産の黒豆「丹波黒」を神事に則り奉納し、新穀の豊穣を報告するとともに、来年のさらなる豊作と、黒豆生産者や関係者の無病息災をご祈祷していただきました。
また、「黒豆奉納式」後には、今回の奉納式に合わせたお裾分けとして、上野東照宮のご参拝者を対象に「黒豆のふるまい」「黒豆つかみゲーム」を境内にて実施しました。「黒豆のふるまい」では、丹波黒黒豆の約300年の歴史を知ってもらうためのオリジナル小冊子や、「黒豆奉納式」のために特別に上野東照宮様に準備いただいた黒豆御守り、フジッコ商品を数量限定で配布しました。「黒豆つかみゲーム」では、フジッコが食事作法の改善や日本の伝統的な食文化継承の一助となることを目的に開発した和食作法継承キット「まめっ子くん」を使用した箸使いを学ぶゲームを行い、年代問わず多くのご参拝者に挑戦していただきました。
■「黒豆ふるまいイベント」概要
12月13日(水)の「黒豆奉納式」後、上野東照宮のご参拝者を対象として、13日(水)~17日(日)の期間「黒豆のふるまい」「黒豆つかみゲーム」を実施いたします。
・実施日時:2023年12月13日(水)~17日(日)13:00~16:00
・実施場所:上野東照宮 神楽殿前
・内容 :黒豆フォトスポット
黒豆のふるまい
黒豆つかみゲーム
・主催 :丹波黒黒豆奉納実行委員会
フジッコ株式会社、株式会社小田垣商店、一般社団法人丹波篠山市観光協会
後援:丹波篠山市 協力:兵庫県丹波黒振興協議会
※黒豆のふるまいについては、配布量が一日の規定数量に達した時点で終了とさせていただきます。
あらかじめご了承ください。
■松平健さん プロフィール
松平健 (まつだいら けん) 1953年11月28日愛知県生まれ。
テレビドラマ「暴れん坊将軍」の8代将軍・吉宗公/徳田新之助役に抜擢され人気を博す。04年に舞台から生まれた「マツケンサンバII」が大ヒットし、歌手として紅白歌合戦にも出演。月刊少年誌では、12月号(11/6)から、「マツケンクエスト~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~」の連載が開始。
また、10月期のテレビドラマ「下剋上野球」にも高校野球部監督役で出演中
■「おまめさん® 丹波黒黒豆」とは
✓大粒の国内産丹波黒黒豆を使用
丹波黒黒豆は黒豆の中でもきわめて粒が大きく甘みが強い豆です。
栽培が難しく、収量が少ない希少価値の高い品種です。
✓品質へのこだわり
長年培った熟練の製法により、やわらかくふっくら、つや良く仕上げています。
✓コクのある味わい
黒砂糖を加えることで、甘さをひかえながらもコクのある味わいに仕上げています。
✓楽しみ方いろいろ
お菓子やパン作り、料理の材料などにも、幅広くお使いいただけます。