第11回「全音楽界による音楽会」が2024年3月11日(月)に開催される。未曾有の大災害となった東日本大震災から13年。年月と共に復興支援も風化しつつあるが、絶対に忘れられない大勢の人がいて、今も遠く離れた土地で生活しなければいけない人も大勢いる。日本全体のこととして、東日本大震災のことを次の世代にも繋げていくために、11回目の開催が決定した。
「全音楽界による音楽会」は、2011年3月11日に東北地方を襲った未曾有の大震災の現状を見た大友直人、コシノジュンコ、三枝成彰、堤剛、林真理子、矢内廣、湯川れい子など、様々な音楽ジャンルを代表し、音楽に深く関わるメンバーが発起人となって、東日本大震災直後の同年4月20日にチャリティコンサートを開始したのが始まりだった。趣旨に賛同し、ボランティアで出演するアーティストやオーケストラの有志メンバーや、会場であるサントリーホールなど、多方面からの協力を得て成立している本コンサートも、今回で11回目を迎える。
全出演者が無償で出演し、会場もサントリーホールのご好意により貸し出されている。そして、かかった費用以外の寄付金の全てが「公益社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構(3.11塾)」を通じて、東日本大震災で被災した子供たちを支援するための資金に充てられている。
「3.11塾」の基本理念は、子供自らが選択した進路や希望を実現できるように継続的な支援を行うこと。支援を希望する子供は3.11塾の塾生として基礎学力の強化、進学や就職の相談、音楽やスポーツなどに興味のある子には、必要な様々なサポートを行う。また、将来は外国で勉強したいという夢を持っている子供たちにも、置かれた状況や希望に出来る限り寄り添える支援活動を目指している。
これまでに3.11塾の塾生は、塾や家庭教師、音楽や芸術などの文化スポーツの支援を得て、医者やパイロット、音楽家、俳優、ビジネスマンなどの関連大学や専門学校に合格し、夢に向かって歩んできている。
チケット予約は12月14日(木)より開始。
<公演概要>
ジャンルを越えた音楽のチカラを!
第11回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート
開催日時:2024年3月11日(月) 17:30開場・18:00開演
会場:サントリーホール 大ホール (東京都港区赤坂1-13-1)
出演者(五十音順):
市原愛、五木ひろし、上野耕平、大谷康子、神楽坂女声合唱団、クミコ、紅林弥生、coba、小林沙羅、坂本冬美、
桜井万祐子、さだまさし、島田歌穂、ジョン・健・ヌッツォ、東京女声合唱団、TOKU、仲道郁代、服部百音、
林芳正、樋口達哉、笛田博昭、Maria Seiren、宮田大、横山幸雄、LE VELVETS、六本木男声合唱団ZIG-ZAG
他
入場料:全席指定0円 (ただし、ご入場時にお一人様1万円以上の寄付金を申し受けます)
チケットは事前予約が必要。未就学児入場不可。お一人様4枚まで予約可能。
車椅子席 0円(サントリーチケットセンター〈電話〉のみで受付)
チケット:2023年12月14日(木)より受付を開始
主催:第11回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート実行委員会
(公益社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構、エンジン01文化戦略会議)
公式ホームページ:http://www.311juku.jp/311charityconcert/
公演に関するお問い合わせ:
公益社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構 03-3584-1608 (10:00~18:00、平日のみ)
チケットに関するお問い合わせ:
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(オペレーター対応・10:00~18:00)