新天地での活躍が期待される俳優・松下優也が写真集の発売イベントに登場!「俳優の面と音楽の面もちゃんと形にしていきたい」
ミュージカル「サンセット大通り」や「るろうに剣心」、音楽劇「浅草キッド」など多数舞台で活躍し、2024年2月にはミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」で帝国劇場初出演にして初主演を務める松下優也が、写真集「ショートバケーション」を発売した。沖縄のディープなスポットで撮影した本書は、ひっそりと佇むホテルの一室で見せたリラックスした表情、輝く海を背景としたカット、カジノバーでのアーバンな雰囲気など、旅を通じて松下の素顔に触れられるカットを多数収録。また、全編スタイリングを手掛け、タイトルを発案するなど、自身のクリエイティビティを発揮。松下の“現在の素顔”を収めた旅のポートレート写真集となっている。
会見に登場した松下は、「写真集をやりたいと言い出したのは自分なので、形になってよかった」と写真集の完成に安堵の表情。2020年に発売した前作の写真集は「ガッツリ“作り込んだ”写真集だった」そうで、「今回は、“作り込んだ”ものと対比にしたかったので、プライベートっぽい私服でチャレンジさせてもらいました」と、自ら発案したという写真集のコンセプトを明かした。
すべて私服でコーディネートも手掛けたという今回の写真集の中から、お気に入りのカットには、クールに踊っている様子の1枚を選択。「音楽を流しながら軽く踊っているところを撮ってもらったんです。その時のキメていない部分が、自分的には気に入っています」とその理由を述べた。
私服でのコーディネートということで、写真集のために衣装を自ら購入したという松下。写真集で着用しているものは、ヴィンテージや古着のアイテムが多く、表紙で来ているTシャツも、ハーレーダビッドソンの古着のTシャツだ。「写真集の発売前は、『写真集で着てるから私服といえど着ないほうがいいかな』と気を付けていましたけど、写真集が出たからもう着れます(笑)。今は普通に、稽古着として着たりしてます」と語った。
沖縄で撮影したという本作。撮影地に沖縄を選んだ理由を聞くと、「単純に沖縄に行きたかったからです」と正直に回答。「沖縄でも知る人ぞ知る、おもしろい場所に行って撮影できました」と充実した様子が見られたが、「この写真集の撮影に行って、5日間ぐらいだけ東京に仕事で戻ってきて、そのあとにまた沖縄にプライベートで行ったんですよ」と、この撮影を機に沖縄にハマったそうだ。
また、次に沖縄に行くとしたらどんなことをして過ごしたいかを聞かれると、「宮古島に行って、星を見たいです。数年前に1度、宮古島に星を見に行ったことがあるんですけど、その時は若干曇っていて、天気が完ぺきではなかったので、次はすごく空気が澄んでるところで星空を見たいです」と目を輝かせながら答えた。
そんなこだわりの詰まった写真集、その出来栄えは「『いいんちゃいますか?』って思います」と、松下らしいユーモアたっぷりの言葉で表現。その得点を問われると、 「100点ですかね。1億点中」とまさかの採点に、報道陣からも思わず笑いが。続けて、「まだまだこれから伸びしろを感じてもらえたらと思います」と次回作への意欲を見せた。しかし次の写真集を出すとしたら、どんな本を出すかという問いかけには、「今は写真集出したばっかりなので、ちょっとゆっくり休みたいと思います。ごめんなさい、アスリートみたいなことを…(笑)」と茶目っ気たっぷりに答えた。
松下は、2024年2月にミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」で主役のジョナサン・ジョースター役に挑戦する。「稽古が今年の12月から始まって、2月から本番に入るので、正直、今はジョジョのことで頭がいっぱいです」と語り、「マンガとアニメが原作なので、見て研究しています。長谷川寧さん演出・振付の新作のミュージカルなので、ほんとに今までなかったような作品になると思います。なので、健康でいることが一番いいかなと。健康な体で稽古に臨むというのを、一番大事にしています 」と役作りについてコメント。さらに、「トレーニングではキックボクシングをやっていて、通い始めてちょうど1年経ちます。それこそジョナサンもボクシングをするし。本当にたまたまなんですけどね」と役柄との意外な共通点も明かした。
今年、新たにアミューズに所属した松下。新天地での活動について、「自分は音楽と俳優というのを、この15年間もやらせてもらってきたので、そこは変わらずに活動したい」と答えつつ、「新たな場所での再出発で、きっと心配してくれてたり、楽しみにしてくれてたり、色んなファンの方がいると思いますが、しっかり音楽のほうもやっていくというところはあるかなと思います」と音楽活動にもより力を入れていく積極的なコメントも。また、来年の抱負については、「俳優の面と音楽の面もちゃんと形にしていきたい」と真っすぐな姿勢で意気込みを語った。
最後に、写真集の帯に書かれた「これは、未来のためのアーカイブ」というフレーズについて、「写真集に載っている写真は、この瞬間が永遠に残っていくものだと思うので、家に大事に保管してもらえればと思います。これがまた何年後かわからないですけど、写真集を出した時に『この時こうやったな』と自分でも思い出せますし」と本作への思いを綴った。続けて、「お気に入りのところとか切ってもらって、トイレとかに飾ってもらってもいいですしね。好きな楽しみ方をしてもらえたらなと思います」と笑顔で答え、「これからも応援よろしくお願いします」とファンに向けてのメッセージで、終始盛り上がりを見せた会見を締めくくった。
【商品概要】
松下優也写真集「ショートバケーション」
●発売日:2023年11月22日(水)<好評発売中>
●定 価:4,400円
●撮 影:MARCO
●発 行:東京ニュース通信社
全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。詳細はTOKYO NEWS magazine&mook<https://zasshi.tv/>をご確認ください。
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