マイナビティーンズラボ【2023年】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!
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【ランキング概要】
2023年のトレンドランキングは、引き続き「TikTok」の影響が大きい結果となった。
音楽については「TikTokの音源で聞いたことがある」、ドラマについては「TikTokのおすすめに出てきて知った」といった声が多く、10代女子の間ではトレンド情報の起点はTikTokであり、そこから気になったものを調べる流れとなっているようだ。
また、今回は”ゆるくてかわいい”がコンセプトのキャラクターが多くランクイン。キャラクターグッズを学生カバンやスマホに着けているという声が印象的だった。
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ヒト部門
【ヒト部門(TOP3)】
1位:ちょんまげ小僧(31.8%)
メンバー全員が中学生の6人組YouTuberグループ。コトバ部門でもランクインした”ひき肉です!”の挨拶がSNSで流行。2023年7月にチャンネル登録者数1,000人を突破してから、わずか1か月で登録者数100万人を達成し話題となった。動画の撮影や編集もグループ内で行い、そのクオリティの高さも称賛されている。
2位:目黒蓮(26.3%)
9人組アイドルグループ「Snow Man」のメンバー。昨年大ヒットとなったドラマ「silent」の出演をきっかけに俳優としても才能を開花。今年は映画「わたしの幸せな結婚」で初単独主演、さらにコト部門でもランクインしたドラマ「トリリオンゲーム」ではゴールデンタイムの帯ドラマ初主演を務めた。俳優やモデル、バラエティーなどあらゆる分野での活躍から、10代女子の注目を集めている。
3位:NewJeans(19.6%)
韓国の5人組ガールグループが上半期に続いてトップ3にランクイン。ウタ部門4位にも彼女たちの楽曲「OMG」がランクインするなど、新曲がリリースされる度に話題となっている。また、彼女たちが身にまとうY2K風のファッション(2000年代のトレンドを取り入れたファッション)を参考にする10代女子も多く、まさにトレンドアイコンとしてさらなる活躍に期待するばかりだ。
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コトバ部門
【コトバ部門(TOP3)】
1位:なぁぜなぁぜ(56.5%)
女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の楽曲「ハピチョコ」の曲中にあるセリフ”なぁになぁに”から派生してできたコトバ。TikTokを起点に多くのインフルエンサーがSNSで動画を投稿して流行した。「とりあえず語尾になんでも”なぁぜなぁぜ”をつける」という10代女子の声もあり、万能なワードとして使われているようだ。
2位:ひき肉です(54.4%)
ヒト部門で1位となったYouTuberグループ「ちょんまげ小僧」のメンバー「ひき肉」が動画冒頭で行う独特なあいさつ。全力で両腕を伸ばしながら “ひき肉です!”とあいさつするフレーズが大流行した。インフルエンサーがこのフレーズを真似る動画や、音源を編集した動画などがTikTokを中心にSNSで拡散され、話題となっている。
3位:蛇化(24.6%)
上半期のコトバ部門で1位だった「蛙化現象」から派生して、インフルエンサーがTikTokに投稿したことで生まれたコトバ。自分が好意を抱いていた相手が振り向いてくれた途端に相手への気持ちが冷めてしまうという意味の「蛙化」に対して、「蛇化」は好きな相手のことなら何でもかわいい、全て肯定しちゃうほど大好きと思うことを意味している。
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モノ部門
【モノ部門(TOP3)】
1位:ちいかわ(47.9%)
“なんか小さくてかわいいやつ”、通称「ちいかわ」。昨年のコトバ部門に「ちいかわ構文」(ちいかわの世界で使われる独特な言い回しの文章やセリフを指す)がランクインするなど、10代女子の間で大人気となったキャラクターが1位に輝いた。SNS上で公開される漫画やアニメなど、ちいかわの不思議な魅力が10代女子の心をつかんでいるようだ。
2位:おぱんちゅうさぎ(47.3%)
上半期に続き、今回のランキングでも2位を獲得。ゆるくてかわいいキャラクターと、シュールで少しかわいそうな哀愁漂う姿が人気となった。テーマソングである「おぱんちゅうさぎソング」は、思わず口ずさむ10代女子もいるようだ。
3位:BeReal.(28.1%)
2020年にフランスでリリースされたSNSが、今年に入り10代女子の間で流行。毎日特定の時間になるとアプリから通知が届き、2分以内に写真を撮影して投稿しなければならない仕組み。リアルタイムに写真を撮影するため、 “映え”や“加工”を意識せず、投稿することができる。10代女子の間では、「BeRealはもう日常だよね」という声もあがり、まさに彼女たちの日々を投影したSNSだといえそうだ。
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コト部門
【コト部門(TOP3)】
1位:MBTI診断(45.6%)
16種類のタイプから自分の性格が分かる性格診断テスト。2021年に韓国アイドルをきっかけに流行したが、内容が新しくなったことで再注目された。10代女子の間では、「会う度に何タイプか聞かれる」「自分の結果をSNSのユーザーネームやプロフィールに記載している」といった声があった。診断が定着化し、性格が合うかを判断する1つの基準となっているようだ。
2位:推しの子(36.6%)
主人公の青年が死後、前世の記憶を持った状態で推していたアイドルの子供として生まれ変わるという始まりのコミック・アニメ作品。ファンタジー設定がベースにありつつも、復讐などのサスペンス要素も組み合わされた新しいストーリー展開が話題を呼んだ。2023年4月にアニメ化され、主題歌であるYOASOBIの「アイドル」は、ウタ部門で1位にランクイン。
3位:王様に捧ぐ薬指(22.2%)
人気恋愛コミックのドラマ化。キャストは“ビジュアル最強コンビ”として話題になった橋本環奈と山田涼介で、ドラマが始まる前から「今回は絶対見る」「目の保養すぎる」と10代女子の間で注目を集めていた。劇中では、偽装結婚をすることになった主人公二人の掛け合いの面白さに加えて、徐々に惹かれ合う二人の描写やウェディングシーンなどの華やかな場面も多く、10代女子の心をつかむラブストーリー作品となった。
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ウタ部門
【ウタ部門(TOP3)】
1位:YOASOBI「アイドル」(43.9%)
コト部門2位にランクインした「推しの子」のアニメのオープニング曲として話題に。アニメを見ていなくても誰もが知っている大ヒット曲となった。リリースから半年以上経過しているが、いまだに人気の楽曲。
2位:新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」(28.6%)
上半期「コト部門」で3位となったオトナブルーが今回もランクイン。曲中で披露される独特な首フリダンスはTikTokでも大流行した。また、曲だけではなく、「新しい学校のリーダーズ」のパフォーマンスに注目している10代女子も増えている。
3位:あの「ちゅ、多様性。」(16.1%)
ヒト部門でも4位となった「あの/ano」が歌う「ちゅ、多様性。」がウタ部門でもランクイン。テレビアニメ「チェンソーマン」のエンディングとしても話題になったが、YouTubeやTikTok経由でこの曲を知った10代女子も多い。
※ トップ10をはじめ、ランキングの詳細はサイトで公開中!
https://cm-marketinglab.mynavi.jp/column/trendranking2023/
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<マイナビティーンズラボ「2023年10代女子が選ぶトレンドランキング」概要>
調査方法: 『マイナビティーンズ』メンバー78名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が5つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施
回答数 : 13〜19歳の女性658名 【複数選択式】
調査期間: 2023年9月14日(木)~2023年10月4日(水)
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『マイナビティーンズラボ』とは?
「マイナビティーンズラボ」は、ティーン向けプロモーション事例やティーンの最新トレンド、7,000名以上のJKメンバーで自主調査したリサーチデータなど、ティーンのプロモーションをお考えの皆様に役立つ情報発信を行う10代マーケティングの総合情報サイトです。(URL:https://cm-marketinglab.mynavi.jp/teenslab/)
なお、10代女子へのトレンド調査・ランキング発表は2015年から行っており、今年で9年目です。