- 世界41か国、累計部数150万部以上のベストセラーが日本初登場!
- 俳優・安藤サクラさんが翻訳を担当!
- 声に出して読みたくなるしかけが満載!小さなネズミが “自分の声” を探しに旅に出る物語。
<自分の弱さと向き合い、認めること。その勇気はきっと、誰かにやさしくできる強さになる>
アメリカの人気作家レイチェル・ブライトと、数々のベストセラー作品を手がけるイラストレーター、ジム・フィールドによる動物絵本シリーズの1作目『ライオンのこころ』。41か国、累計部数150万部以上発行される世界の注目作です。
大きくゴツゴツとした岩のふもとに住む、小さな小さなノネズミ。
体も声も小さく誰にも気づいてもらえないネズミは、いつも周りの動物に踏んづけられてばかり。一方で大きな岩の上から大きな声で吠えるライオンは、そこに暮らす動物たちの憧れの的でした。
ライオンみたいに立派な声が出せたら、もう少し強くなれるかもしれない。
そう考えたネズミは、吠え方を教えてもらうため、勇気を振り絞ってライオンに会いに行きますが……。
内気で恥ずかしがり屋のネズミは、自分を変えることができるのか?
ライオンは本当に“強い”のか?
ネズミの心の成長を通して、強さと優しさのありかたを描いています。
■翻訳は俳優・安藤サクラさんが担当!
ネズミのか細い声や、吹き出しから飛び出すライオンの豪快な雄叫び——
今にも動き出しそうないきいきとしたイラストと、リズミカルな言葉が満載の本書。
思わず声に出して読みたくなる翻訳を担当したのは、俳優の安藤サクラさん。
登場キャラクターになりきって、さまざまな種類の“声”を読んで楽しめる一冊です。
■担当編集者より
この絵本は、安藤サクラさんのはじめての翻訳絵本です。
彼女が出演する作品での表現力に魅了され、インタビューやSNSでの語り口もステキだなと思い、 ぜひこの絵本の翻訳をお願いしたいとひらめきました。
この絵本は、勇気をだしてあたらしい自分になるために一歩ふみだす物語です。
また、自分の中にある弱さや強さに気づいて、だれかとそれを認めあい、尊重しあう話でもあります。
安藤さんご自身、絵本の世界へ一歩ふみだして「自分の声」をみつけ、いきいきとした日本語におきかえてくれて、特別な一冊になりました。
だれかといっしょにたのしい時間をすごしたいきみ、お子さんがお友だちになじめず悩んでいるお母さん・お父さん、表紙の絵がかわいくてなんとなく手にとってくれたあなた、みなさん一人ひとりのこころのどこかに、ライオンとネズミがなかよく生きつづけますように。
■書誌情報
『ライオンのこころ』
文:レイチェル・ブライト
絵:ジム・フィールド
訳:安藤サクラ
仕様:A4変形(210mm×260mm)/ 上製/オールカラー
頁数:32
定価:1,650円(本体1,500円+税)
発売日:2021年12月1日(水)
発行:株式会社トゥーヴァージンズ
ISBN978-4-910352-13-8
■作者/訳者プロフィール
◯レイチェル・ブライト(Rachel Bright)
数々の賞を受賞し、41か国語に翻訳されたミリオンセラーをもつ絵本作家。海の近くにある版画工房で、新しいアイデアを思い浮かべながらインクまみれの午後を過ごすことが何よりも好き。海外で絶大な人気を博する彼女の翻訳絵本は、本作が日本初となる。
【著者のwebsite】https://www.rachelbrightbooks.co.uk/
【Twitter】https://twitter.com/rbrightbooks
【Instagram】https://www.instagram.com/rachelbrightbooks/
◯ジム・フィールド(Jim Field)
イラストレーター、キャラクターデザイナー、アニメーションディレクター。
ロアルド・ダール賞、英イブニング・スタンダード・オスカー賞など多数受賞。ジムは現在、妻と娘、そして小さくて不機嫌な猫といっしょにパリに住んでいる。
【著者のwebsite】https://www.jimfield.me/
【Twitter】https://twitter.com/_jimfield
【Instagram】https://www.instagram.com/_jimfield/
◯安藤サクラ
2018年10月より放送のNHK連続テレビ小説『まんぷく』の主人公・立花福子を演じる。同年、主演した是枝裕和監督の映画『万引き家族』がカンヌ国際映画祭にてパルムドールを受賞。今回の『ライオンのこころ』が初の翻訳絵本となる。
【Twitter】https://twitter.com/sakura_ando
【Instagram】https://www.instagram.com/sakuraando/?hl=ja