満島ひかりさん、高橋源一郎さん推薦!
親であれ、かけがえのない人であれ、命はいつか尽きる。だからこそ、その命が輝いているほんの束の間に出会い、過ごし、共に分かち合えるのは、この世の奇跡なのかもしれない。(「三度目のあとがき」より)
「この人の言葉をもっと読みたい」「手元に置いておきたい」という声にこたえ、新しいあとがきを加え、新装復刊!
樹木希林、内田裕也というハゲシイ家族、そして運命のひと・本木雅弘との出会い。
人を愛するってどんなこと?くもりない瞳でつづられた傑作エッセイです。
内田也哉子(うちだ・ややこ)
1976年東京都生まれ。樹木希林、内田裕也の一人娘として生まれ、19歳で本木雅弘と結婚する。三児の母。
エッセイ、翻訳、作詞、ナレーションのほか音楽ユニット“sighboat”でも活動。
著書に『会見記』、『BROOCH』(ともにリトルモア)、樹木希林との共著『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)、脳科学者・中野信子との共著『なんで家族を続けるの?』(文春新書)、翻訳絵本に『たいせつなこと』(フレーベル館)、『ピン! あなたの こころの つたえかた』(ポプラ社)、『こぐまとブランケット 愛されたおもちゃのものがたり』(早川書房)、『ママン 世界中の母のきもち』(パイ インターナショナル)などがある。
也哉子さんによる朗読で、本書の世界観を味わっていただくことができます。
☆☆各界から推薦メッセージをいただきました☆☆
満島ひかりさん
希林さんが亡くなったと聞いた日から数日、雨が止まなかった。厳しく温かい音のする浄化の雨は、彼女が世に映してくれた愛の現象のようで涙が止まらなかった。内田也哉子さんの映した10代から今に、これまた涙が止まりません。ビッグスクリーンの愛の映画みたいです。カタチにならない感情や人物たちの勝手さ聡明さが、透明で虹色に生きていて――
私にはほーんっとにキマシタ。
高橋源一郎さん
ここには「ピュア」なものがある。
★★全国書店で発売中★★
発売日:2021年11月8日
定価:本体1,260円+税
判型:新書判(105×173 mm)
ページ数:176ページ
ISBN:978-4-255-01254-4