重厚な語り口とたたずまいの魅力、これぞ江戸落語の本格派
江⼾東京落語界の⾄宝、柳家さん喬、五街道雲助、柳家権太楼のCDを三か⽉連続で発売します。
「朝⽇名⼈会」での⾼座⾳源を、京須偕充によるプロデュースで厳選。今回は第二弾、五街道雲助「雲助十八番」。
博徒の定吉が朝湯の帰りに助けた猫をいつも連れて歩いていたが、具合が悪いことができ、女房お滝に猫を預けて旅に出るが、お滝が間男に定吉を片づけようと企むサスペンス噺の「猫定」、目が不自由になり医者にも見放された指物師の定次郎が、平家の武将景清が目玉を奉納したという清水観音に願掛けの百日参りをする開眼噺の「景清」、父親に家の二階に放り込まれている道楽息子の幸太郎が、貸本屋の善公に自分の身代わりをさせ父親にばれないようにとハラハラしながら会話するのが滑稽の「干物箱」の3席を収録。
またボーナストラックとしてこの中でしか聴けない、雲助と京須プロデューサーの対談「あの頃の寄席ばなし」「演目あれこれ」を収録。
人物造形の妙、「江戸落語」の魅力を感じる「雲助落語」垂涎のCD集です。
【CD情報】
雲助十八番 「朝日名人会」 ライヴシリーズ139
発売日:2023年6月14日
品番:MHCL-3037~8
仕様:CD2枚組
価格:税込¥3,900
発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ
<収録演⽬>
〔Disc.1〕
1. 猫定(2021年6月19日 第210回朝日名人会)
2. あの頃の寄席ばなし(対談:五街道雲助・京須偕充)
〔Disc.2〕
1.景清(2017年10月21日 第173回朝日名人会)
2.干物箱(2022年11月19日 第224回朝日名人会)
3.演目あれこれ(対談:五街道雲助・京須偕充)
⼝演:五街道雲助
【otonano 五街道雲助「雲助十八番」特設サイトURL】
https://www.110107.com/kumosuke_18/
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【発売中のCD】
■「さん喬⼗⼋番」ライヴシリーズ138
⼝演:柳家さん喬
発売⽇:5⽉3⽇
品番:MHCL-3027~8
収録演⽬:「猫定」「景清」「⼲物箱」
【今後発売のCD】
■「権太楼⼗⼋番」ライヴシリーズ140
⼝演:柳家権太楼
発売予定⽇:7⽉19⽇
品番:MHCL-3040~1
収録演⽬:「茶の湯」「蛙茶番」「⿏⽳」
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【五街道 雲助(ごかいどう くもすけ)略歴】
本名、若林恒夫。1948年3月2日生まれ。
1968(昭和43)年2月 明治大学中退後、十代目金原亭馬生に入門、前座名「駒七」
1972(昭和47)年11月 二ツ目昇進 「五街道雲助」と改名
1981(昭和56)年 真打昇進
2014(平成26)年 平成25年度(第64回)芸術選奨 文部科学大臣賞受賞(大衆芸能部門)
2016(平成28)年 紫綬褒章受章