日本人として初めて海外雑誌「PLAYBOY」の表紙を飾り、ジェンダーフリーブランド「Bushy PARK」を創業するなど、グラビアアイドルの枠を超えて、常に時代に先駆けたチャレンジを続けてきた渡辺万美が、渋谷区代官山町の現代アートギャラリー「DRELLA」で初のアート展「SCRATCH GIRLS(スクラッチガールズ)」を開催。
スクラッチガールズは、日本発祥の文化であるグラビアアイドルを職業としてきた渡辺が、日本のグラビアをアートとして国内外に発信することを目的として、アートプロデュース事業を展開する「DRELLA」と共に立ち上げた新プロジェクト。グラビアに日本のポップカルチャーであるアニメ、マンガ、ゲームなどを通過したアート表現と特殊印刷を施し、来場者はスクラッチを削る行為により共作者として作品の変化を楽しむことができる。
今回の個展では自らモデルとして出演し、アーティスト、グラフィックデザイナーの「未成年」とのコラボレーションによる作品を発表予定の渡辺だが、今後はプロデューサーとして、さまざまなモデルやアーティストを起用し、同シリーズの書籍化やNFT化なども視野に、グラビアの新たな解釈による表現方法を提案していくことを目指している。
SCRATCH GIRLS vol.1 "BAMBI WATANABE”
期間 : 2023年6月17日(土)~6月25日(日)
時間 : 10時~19時
場所 : DRELLA Art Gallery
住所 : 東京都渋谷区代官山町15-10 Grove 代官山1F
URL : http://drella.art/
URL : https://scratchgirls.com/
渡辺万美 プロフィール
グラビアアイドル
ジェンダーフリーブランド ”Bushy Park” 創業者。Lab-Grown Diamonds Jewelryブランド「Muff」デザイナー。2019年より米雑誌「PLAYBOY」のプレイメイトに就任。森山大道初のヌードをモチーフとした写真集「Orizuru」のモデルに抜擢。
未成年 プロフィール
アーティスト、グラフィックデザイナー
アニメやマンガのカルチャーに影響を受けた自身のスタイルを“JUNKFOOD POP”と定義し、独特なエフェクトや特殊印刷などを駆使した作品制作を行う。