表紙の「ことば」は詩人の最果タヒさん。キャラクターに捧げる最果さんの「詩」の連載がスタート。音楽クリエイター・ピノキオピーさんが初登場!
株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役小野寺優)は、2023年6月27日(火)に発売予定のオールジャンルの新雑誌「スピン/spin」第4号の「表紙」と「目次」を公開します。
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ジャンルを超えてお届けする「スピン/spin」第4号!
オールジャンルの新雑誌「スピン/spin」。「表紙」には毎号、「日常に『言葉』の『栞』を」をテーマにした書き下ろしの「ことば」が掲載されます。第4号を飾るのは詩人・最果タヒさんの「ことば」です。
また、「表紙」と「目次」の紙は、紙の専門商社・株式会社竹尾とコラボレーションし、現在庫限りとなった紙や、新しい紙など、毎号違う「紙」を使用してお届けしております。
第4号では、表紙は「現在庫限りの紙」、目次は「生まれたばかりの紙」を使用。
◉表紙の紙=「ルミナカード」(白) *現在庫限り
◉目次の紙=「FAVINI TOKYO(ファヴィーニ トーキョー)」(アイボリー) *新製品
表紙は「スピン/spin」初となるキャストコートの紙でお届けします。その違いは是非、実物を手に取って、視覚・触覚でお楽しみください(連載「紙のなまえ」も参照ください)。
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「スピン/spin」第4号の「目次」を公開
ジャンルを超えた豪華小説連載陣(一穂ミチさん、大森美香さん、尾崎世界観さん、恩田陸さん、鈴木涼美さん、堂場瞬一さん、藤沢周さん)はもちろん、第4号も新連載&注目作品をお届けします。
2号連続で詩人・最果タヒさんの新連載が! 最果さんがキャラクターに捧げる「詩」の連載「キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる」がスタート。第1回は「呪術廻戦詩集」。ご期待ください。
巻頭を飾るのは気鋭・坂崎かおるさんの短篇「ニューヨークの魔女」。舞台は1890年代のアメリカ。世界で初めての電気椅子ショー「魔女の電気椅子」とは果たして……。
文筆家・ワクサカソウヘイさんの小説「アラビアンナイト」(短篇)、昨年泉鏡花文学賞を受賞した大濱普美子さん「オキヨメ」(ショートショート)にもご注目ください。
音楽クリエイター・ピノキオピーさんが「スピン/spin」初登場。無常な世界に投下される「歌詞」、そして創作を巡る「エッセイ」は必読です。
いまこそ読んでほしい&静かなブームの「少女小説」を「小特集」でお届けします。時代を超えて愛されるその魅力を、青山美智子さん(作家)+山崎まどかさん(コラムニスト)のエッセイ、嵯峨景子さん(ライター・書評家)による「いまこそ読みたい少女小説10」でお楽しみください。
前号よりスタートした最果タヒさんの連載「ときには恋への招待状」。第2回のゲストはコラムニストの犬山紙子さんです。「宝塚」を巡る最果さんと犬山さんの熱い往復書簡にご期待ください!
もちろんさまざまな書き手によるエッセイ&コラムにもご注目を。
エッセイは昨年創刊され話題の新雑誌「写真」の編集長で写真家の村上仁一さん、コラムには芸人・出井隼之介さん(ヤーレンズ)、「本の話」はグラフィック・デザイナーの木庭貴信さんにご寄稿いただきました。
さらに声優・斉藤壮馬さんの異色の連載エッセイ「書を買おう、街へ出よう。」、書評家・ゲーム作家の渡辺祐真さんの連載「詩歌の話」に加えて、好評連載書評「絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本」では漫画家・市川春子さんと、書店員の梅﨑実奈さんが「絶版本」への熱い思いを語ります。
株式会社竹尾とのコラボ企画「紙の話」はライター・戸部田誠さんが 加藤製本株式会社を訪れます!
[新連載]
・最果タヒ キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる
――第1回 呪術廻戦詩集
[短篇]
・坂崎かおる ニューヨークの魔女
・ワクサカソウヘイ アラビアンナイト
[ショートショート]
・大濱普美子 オキヨメ
[エッセイ]
・村上仁一 「写真」という名の雑誌
[特別掲載 歌詞の話]
・ピノキオピー 歌詞 内臓ありますか/エッセイ 内臓のない初音ミク
[連載小説]
・一穂ミチ ハイランド美星ヶ丘(第4回)
・大森美香 花と葉(第3回)
・尾崎世界観 すべる愛(第4回)
・恩田陸 そして金魚鉢の溢れ出す午後に、(第4回)
・鈴木涼美 典雅な調べに色は娘(第4回)
・堂場瞬一 連作 罪と罪(第4回)
・藤沢周 利休残照(第4回)
[連載往復書簡]
・最果タヒ ときには恋への招待状
――詩人からさまざまな方へ、宝塚公演へのおさそいの記録。(第2回) ゲスト=犬山紙子
[小特集 少女小説/いま、少女小説を読みたい]
・青山美智子 エッセイ 迷宮の出口で
・山崎まどか エッセイ 少女時代のその先としての続編
・嵯峨景子 いまこそ読みたい少女小説10
[紙の話]
・戸部田誠 本がうまれる
[詩歌の話/詩歌の楽園 地獄の詩歌]
・渡辺祐真 第4回 「古池や蛙飛び込む水の音」を通して考える俳句鑑賞のカギ
[本の話]
・木庭貴信 ♯千葉ルーと私
[連載書評/絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本]
・市川春子 本棚の可憐な庭
・梅﨑実奈 逢わぬ恋
[連載エッセイ/書を買おう、街へ出よう。]
・斉藤壮馬 第4回 「助手席にて」
[コラム 日々]
・出井隼之介
[紙のなまえ]
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「スピン/spin」創刊号の「連載小説」第1回をWEBで公開
完売した創刊号について、多くのお問い合わせをいただきありがとうございます。連載小説第1回が読めないとの声にお応えすべく、4号公式発売日となる6月27日(火)より、期間限定で「スピン/spin」Webページにて公開いたします。ぜひご覧ください!
どの号からでも4号定期購読いただけるともらえる特典「特製栞3枚セット」もまだまだ受け付け中です。詳細は下記[「スピン/spin」定期購読のご案内」]をご覧ください。よろしくお願いします。
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「スピン/spin」第4号 書誌情報
■誌名/号数 :スピン/spin 第4号
■雑誌コード :07822-07(文藝 2023年夏季号増刊)
■定価 :330円(税込)
■仕様 :A5判/並製・平綴じ/160P
■発売日 :2023年6月27日(火)
■ブックデザイン:佐々木暁
■装画 :ポール・コックス(Paul Cox)
■本文挿画 :塩川いづみ http://shiokawaizumi.com
■協力 :株式会社竹尾 https://www.takeo.co.jp
■書誌ページ
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309980560/
■「スピン/spin」Webページ
【「スピン/spin」定期購読のご案内】
*定期購読は書店へご注文ください。
*年間定期購読をお申し込みいただいた方には「スピン/spin」特製栞をプレゼントします。
*4号分の定期購読で必ずもらえる特典「特製栞3枚セット」の詳細は下記をご覧ください。