日中の両国で活躍する俳優浩歌が、アジア最大級の動画配信プラットホームのiQIYI制作の新作ドラマ「ハルピン1944」への出演が決定した。現在、浙江省湖州で撮影中。
監督は「走向共和」「大明王朝」「辛亥革命」「人間正道是滄桑」「四十九日・祭」「少帥」「中国往事」他数々の大ヒット作品を生んだ中国を代表する監督の一人・張黎（チャン・リー）。
主演は時代を代表する⼥優が選ばれる『四⼩花旦』に２度選ばれている楊冪(ヤンミー）。
そして現在中国で放送中の「漫長的季節」が大ヒットの実力派の秦昊(チンハオ）も参加。
浩歌は関東軍情報機関の機関長・浅野役を演じる。ほとんどが主演二人に絡む重要な役所。
『無難な芝居では満足しない監督の演出に毎日刺激をもらってます。逆にこっちから監督に刺激を与えられるよう毎日奮闘してますよ。自分ごとなんですが、僕にとって今回は日本と中国を合わせて100本目の節目の作品出演になります。このタイミングで張黎監督と又ご一緒に仕事ができるのが、非常に光栄な気持ちでいっぱいです。張黎監督とは2001年まだ「ニーハオ」しか話せなかった頃にお会いして名作「走向共和」の明治天皇役に抜擢していただきました。2014年の「少帥」にも参加しました。感謝と同時に、時間と共に成長した自分の姿を張黎監督に見せられれば』とコメントを寄せた。
撮影は8月上旬アップ予定。
【浩歌プロフィール】
1970年⼤阪府東⼤阪市⽣まれ。2000年より中国ドラマ「永遠の恋⼈」に出演。メインキャスト5⼈のうち、ただ1⼈の⽇本⼈キャストとなり、中国へ⾏くことを決意する。2001年に単⾝中国に渡り、中国語を勉強しながら、ドラマや映画に多数出演し有名になった。2007年10⽉17⽇号の「ニューズウィーク⽇本版・世界が尊敬する⽇本⼈100⼈」に選出。
2008年には上海万博を応援する特別番組『応援しまっせ！2010上海万博』で⽇本語と中国語の⼆ヶ国語によるメイン司会を務めた他、中国の衛星チャンネル・湖南衛視のバラエティ番組「天天向上」のレギュラー司会も務めた。また「環球時報（⼈⺠⽇報傘下の国際情報誌）」主催「2010Awards of the Year」で最優秀外国⼈俳優賞を⽇本⼈として初めて受賞。
2015年、俳優活動や⽇中交流イベント等、⽇本と中国との相互理解促進に貢献した事から外務⼤⾂表彰を受賞し、同年12⽉には中国語で執筆した⾃叙伝を出版。現在は⽇本と中国を⾏き来しながら、俳優業・タレント業を⾏いつつ、SNSでの発信も積極的に⾏っている。
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