吉本興業と国東物産(本社:大分県国東市、代表:倉永真二)が、コラボレーションして生まれた商品、
「宇宙タコ」が2023年5月より、「宇宙港」となった大分空港(大分県国東市)にて販売をスタートしました。
5月1日(月)発起人であり商品開発の中心となった、吉本興業所属で大分県住みますランナーである「爆走SAKI」が松井督治国東市長に表敬訪問を行い、国東市役所にて商品発表報告会&試食会を行いました。
表敬訪問の中で爆走SAKIは、商品開発に至った経緯を「海外の砂漠で行われる過酷なマラソン大会に出場する“砂漠ランナー”をしており、7日間で250kmを走る過酷なレースでも、美味しくて栄養素の高い携行食品を作りたいと思い探していた時に、この大分県国東市の地たこに出会いました。」と語りました。
さらには、「テレビで大分空港がアジア初のスペースポートに認定というニュースを見て、宇宙食認定も狙えるような携行食品『宇宙タコ』を作りたい!と思いついてから、国東物産さんと研究を重ね約3年間で本日を迎えることができました。」と喜びを伝え、「当面は大分空港のショップにて販売をし、先々はアウトドアショップ、防災ショップ、自衛隊や官公庁に販路を拡大し、いずれはJAXAの宇宙日本食認定を目指したい」と、今後のビジョンを語りました。
【「宇宙タコ」 商品概要】
宇宙港・大分空港の所在地・国東市の地元特産のマダコを活用して開発した長期保存可能な「宇宙タコ」。
国東産の地タコは、足が太く短くぷりっぷりの食感が特徴です。元は3倍の量の、うま味をぎゅっと凝縮した栄養豊富(高たんぱく・ビタミン・ミネラル)で、 特に疲労回復のタウリンを含んでおります。食欲をそそるよう、宇宙×スパイスをかけた“スペイシー味”となっており、ご飯と一緒に食べても、お酒のおつまみにもおススメです。
商品価格 1,080円(税込)
販売店舗 大分空港 2階 「旅人」にて販売中
大分県住みますランナー 「爆走SAKI」 プロフィール
爆走SAKI
山口県生まれ、東京都育ち、2014年から結婚を機に、大分県に移住。2021年10月から「大分県住みますランナー 爆走SAKI」としてマネジメント契約。
吉本興業は全国47都道府県に芸人を移住させ、地域に密着した芸能活動で、地域に貢献する「住みます芸人」プロジェクトを2011年から実施しているが、同じ主旨で地域を盛り上げる「住みますランナー」としては第1号。
世界の砂漠マラソンに挑み続ける“砂漠ランナー”。
運動オンチの砂漠ランナー
雑誌のモデルで初心者が半年間でホノルルマラソンを走るという企画があり、それをきっかけに、3週連続でフルマラソンを走破するなど、様々な大会に出場し続け、いつしか「爆走SAKI」と呼ばれるようになる。
フルマラソンでは物足りず、100kmのウルトラマラソンも完走。より過酷な砂漠の大会へ出場するに至った。
砂漠ランナーとしてのデビューとなった、2018年のサハラ砂漠マラソンでは、7日間分の食料や着替えなど必要な装備を背負って、砂漠や崖がある過酷な環境を走るサバイバルレースを見事走り切り、7日間で250kmを完走。
二回目は2019年にチリで開催されたアタカマ砂漠マラソンに挑戦し、高度3000mの高地の中で高山病に苦しみながらも7日間で250kmを完走。
この高山病があまりにも辛くて、どうせ死ぬなら肉や魚などを食べたいと思ったことがきっかけとなり、マラソンでも食べられる美味しい携帯食をいつか作りたいと考えるようになりました。
そんな中、テレビで「大分空港がアジア初のスペースポートに認定」というニュースを見て、大きな可能性を感じて空港がある国東市に移住を決めました。携帯食は防災食・キャンプ飯、そして宇宙食に通じるものがあります。国東市には美味しい食材が多いですし、宇宙港として開港されることで話題性も高いと考え、2020年に大分市から国東市に移住。
2020年6月より2021年12月まで国東市地域おこし協力隊として従事。その活動の中で1次産業に携わり学びつつ、国東市の特産品である美味しい地タコに注目。地元の水産加工会社に協力をお願いして、およそ2年間開発と研究の結果、スパイスと宇宙をかけた「宇宙タコ スペイシー味」が完成した。
≪国東物産株式会社 会社情報≫
本社所在地 大分県国東市武蔵町糸原3284-5
代表者 代表取締役 倉永 真二
事業内容 海産物卸・飲食業
設立 1971年
URL https://www.kunisakibussan.jp/