印税の明細から愛を知る。
コーヒー愛を白状する。
作業を終えた深夜、無人のリビングで犬に撫でられる。
道の果てに立ち、グループを脱退した親友を想う――。
地下スタジオにこもって音楽と向き合う中で心に浮かんだ、
大切な記憶と想いを紡いだ一冊です。
【著者からのコメント】
もうすぐ始めて3年となる新聞連載「そして歌を書きながら」が、
タイトルを「犬は歌わないけれど」に変えて、我が愛犬の茶色くて癒されるイメージをまとい(?)出版されることになりました。
地味なソングライターの地味な日常から、誰かに手紙を送るみたいに書いたエッセイです。/水野良樹(いきものがかり、HIROBA)
【著者紹介】
水野良樹(いきものがかり、HIROBA)
1982年生まれ。神奈川県出身。
1999年にいきものがかりを結成、2006年に「SAKURA」でメジャーデビュー。作詞作曲を担当した代表曲に「ありがとう」「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」など。
グループの活動に並行して、ソングライターとして国内外を問わず様々なアーティストに楽曲提供を行うほか、雑誌・新聞・ウェブメディアでの連載執筆など、幅広く活動している。2019年には実験的プロジェクト「HIROBA」を立ち上げ、様々な作品を発表している。
■本に収録されているエッセイの試し読みはこちら
https://www.shinchosha.co.jp/book/354341/preview/
【書籍データ】
【タイトル】『犬は歌わないけれど』
【著者名】水野良樹(みずの・よしき)
【発売日】11月30日
【造本】四六変小
【本体定価】1485円(税込)
【ISBN】978-4-10-354341-1