このたび、芥川賞作家・又吉直樹も太鼓判を押す、新たな文芸芸人、ファビアン(あわよくば)が、
初の短編小説集『きょうも芸の夢をみる』をヨシモトブックスより2023年3月25日(土)に発売いたします。
きょうも芸の夢をみる
著者:ファビアン
発売日:3月25日(土)
定 価:本体1,600円+税
版 型:四六判・上製 頁数:304ページ
ISBN 978-4-8470-7187-4 C0095
発行:ヨシモトブックス
発売:株式会社ワニブックス
https://www.amazon.co.jp/dp/4847071875
ー目次ー
禁断のコント
腸々 〜cho cho〜
エルパソ
笑いの神様
むかしむかし、ある喫煙所に
しっくすん
スケルトン
芸人冥利
跳躍芸人
まい君
藍情
あとがき
装丁・装画 城井文平
又吉直樹 推薦!!
芸人たちのリアルな悲喜交々を描いた
全く新しい、エモ短編小説集!
芸歴14年、解散、そして再結成。
現役芸人だからこそ描ける、漫才やコントのネタの数々を交えながら、
芸人の青春をエモーショナルな筆質で綴る。
笑ったり、ときには傷ついたり、もがき苦しみながらもいつか売れる日を夢みるーー。
等身大の芸人たちの、痛々しいほどの感情が繊細に描かれた、
芸人青春小説の新たな傑作が誕生。
ショートショート的要素を取り入れた短編全11篇を収録。
24時間、365日、お客さんに笑ってもらうことを考えつづける。バカになり続ける。
そんな大人がうじゃうじゃいる吉本に在籍すること14年。
芸人による、芸人の話を、リアルと空想を交えて綴りました。
どの短編も、若手芸人として酸いも甘いも経験した僕の人生の結晶です。 ファビアン
西木ファビアン勇貫
1985年、徳島県生まれ。日本とドイツのハーフ。
2009年、吉本総合芸能学院(NSC)を卒業し、吉本興業所属の芸人となる。同期の小川とあわよくばを結成。
あわよくばとして新人賞を取ったり、名古屋でレギュラー番組を持ったり、『アメトーーク!』に出演するなどしたが、コンビは解散する。以後、執筆を開始し、渋谷ショートショートコンテスト優秀賞、第9回沖縄国際映画祭クリエイターズファクトリー、映画企画コンペティション・グランプリ、小鳥書房文学賞などを受賞。
解散から2年後、あわよくばを再結成。現在は、漫才コンビ「あわよくば」としても活動している。