『雪の華』や『白い恋人達』を抑え好きな曲・印象的な曲、堂々の1位は『粉雪』!!印象的な冬曲では、SNSで話題の広瀬香美さんの曲が2曲ランクイン!
島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬 利明、以下 島村楽器)は、楽器と音楽に詳しい従業員2,315名(有効回答数200名)を対象に【冬歌に関する意識調査】を実施しました。
【主な調査結果】
■ 好きな冬歌は?
第1位『粉雪(レミオロメン)』38.0%、第2位『白い恋人達(桑田佳祐)』30.5% 第3位『夜空ノムコウ(SMAP)』28.5%、第4位『雪の華(中島美嘉)』27.5%、第5位『ロマンスの神様(広瀬香美)』27.0%
上位ランクインした楽曲は、10代から50代まで幅広い世代に支持されており、「演奏した思い出がある」というエピソードも多く挙げられていました。
■メロディや歌詞が印象的な冬歌は?
第1位『粉雪(レミオロメン)』25.5%、第2位『ロマンスの神様(広瀬香美)』24.0% 第3位『雪の華(中島美嘉)』22.0%、第4位『白日(King Gnu)』20.0%、第5位『夜空ノムコウ(SMAP)』19.0%
『ロマンスの神様』が2位、『白日』が上位に食い込むなど好きな曲の順位とは異なる結果に。広瀬香美さんの曲は2曲ランクイン。サビの盛り上がりや独自の歌詞の世界感が、曲の印象に大きく影響することがわかりました。
《Question 1》好きな冬歌は?
今回の意識調査は、邦楽アーティストの中で冬歌のヒット曲の中から複数回答で選んでもらい、その回答率でランキングを決定しました。
果たして、冬の季節を代表する曲とは!?
(N=200)
「冬歌」の好きな曲として最も票を集めたのは、38%を獲得したレミオロメンの『粉雪』でした。キャッチーなメロディと冬の世界観を全面に出した歌詞で、「何年経っても色褪せない名曲」(50代男性スタッフ)との声も。20代から50代まで満遍なく票を集め、堂々の第1位となりました。「専門学校の時にバンドで演奏した際に、演出で降らせた紙切れがキーボードの鍵盤の隙間に入り、間奏の間、紙切れを取っていると”除雪してる”と言われたことを思い出して笑ってしまう」(20代女性スタッフ)といった演奏エピソードも見られました。
続く第2位は、桑田佳祐さんの『白い恋人達』が選ばれました。「桑田佳祐さんといえば夏の曲のイメージだったので冬の曲は印象的でした」(30代男性スタッフ)というように、サザンオールスターズのイメージとは真逆のしっとりとした“冬のバラード”であったことも当時話題になりました。思い出エピソードでも、「クリスマスコンサートで発表経験があり、思い出になっています」(30代男性スタッフ)という声も見られ、冬の時期に演奏する定番曲にもなっているようです。
第3位は、SMAPの『夜空ノムコウ』がランクイン。「SMAPのコンサートに行くとほぼ確実に歌われていました! せつない気持ちで何度聞いても涙ぐんでしまいます」(30代女性スタッフ)と挙げられるようにSMAPの代表曲であり、作詞者のスガシカオさんをはじめ、多くのアーティストがカバーしたことでより認知を広げました。「母がSMAPを大好きだったので、よく一緒に口ずさんでいました」(20代女性スタッフ)という声もあり、まさに世代を越えた名曲であるようです。
第4位、第5位は僅差で『雪の華(中島美嘉)』、『ロマンスの神様(広瀬香美)』が続きました。両曲に共通する点として、「ゲレンデで必ずかかっていた」という声が他曲と比べて多く、「青春時代を思い出す」という声も多かったのも特徴的でした。
6位以降は、『冬がはじまるよ(槇原敬之)』、『Everything(MISIA)』、『White Love(SPEED)』、『白日(King Gnu)』、『winter fall(L'Arc~en~Ciel)』と続きました。
全体的に今回ランクインした楽曲は、いずれも思い入れがあるエピソードが多く、寒い時期に聴くと心が温まる”冬の歌”を代表する曲であると言えそうです。その中でも上位の曲の共通点としては、10代から50代のスタッフから支持され「世代を超えて認知されている」点で、かつ演奏経験が多かった曲となっていました。
《Question 2》メロディや歌詞が印象的な冬歌は?
(N=200)
こちらのランキングでもレミオロメンの『粉雪』が第1位となり、見事2冠を達成しました。やはり、あの特徴的な「サビのフレーズ」や「サビへの盛り上がり」を印象的と挙げる声が多かったです。歌詞についても「”それでも一億人から君をみつけたよ。根拠はないけど本気で思ってるんだ”という歌詞が一番好きです。」(20代女性スタッフ)という声が挙げられており、メロディや曲の構成だけでなく、歌詞の良さも1位に選ばれた要因のようです。
第2位にランクインしたのは、広瀬香美さんの『ロマンスの神様』で、「サビが盛り上がる。独身女性が共感する歌詞」(30代女性スタッフ)、「高音域で訴えかけてくる部分が良い」(40代女性スタッフ)といった声が挙がりました。この曲は、TikTokを通して若年層にも広がり「TikTok2022上半期トレンド」の大賞を受賞しましたが、今回の結果でも「サビが有名で盛り上がる曲」(男性10代スタッフ)と若年層のスタッフにも支持されていました。このランキングでは10位にも広瀬香美さんの『ゲレンデがとけるほど恋したい』が入っており、バラード調が多い冬歌の中で、広瀬香美さんの楽曲は「アッパーなワクワク感」があり、カラオケやダンスで盛り上がるという点が順位に繋がっているのかもしれません。
第3位は中島美嘉さんの『雪の華』でした。「サビが単純な構成になっていないところが音楽的にも素晴らしいです。こんな曲なかなか書けません」(40代男性スタッフ)、「自分のライブでも演奏したことがあるのですが、メロディが好きで歌の世界観に入り込んでしまいます。切なさがありながら力強い歌声がとても印象的で好きです」(30代女性スタッフ)といった、曲の構成や世界観の秀逸さを挙げる声が見られました。「音楽教室の生徒さんがよく弾く曲です。様々な世代が演奏しています」(40代女性スタッフ)と、世代を超えて演奏する人が多いことも特徴に挙げられていました。
第4位は《Question 1》「好きな冬歌」から順位を大きく上げたKing Gnuの『白日』がランクイン。特徴的な点としては「囁くように始まる曲の入りが印象的」(50代男性スタッフ)といった、独特なイントロについて挙げられていました。また、「前奏なしですごく静かな始まりだが、サビに向かうにつれてどんどん盛り上がっていく独特なところがすごく好き」(20代女性スタッフ)、「楽曲が複雑」(40代男性スタッフ)、「歌い出しは繊細だが、曲に衝撃を受けた」(30代男性スタッフ)というように、『白日』は「Aメロ、Bメロ、サビ」を繰り返すといったポップス王道の楽曲構成ではなく、旋律の上下が大きいメロディの跳躍やリズムの変化、ハーモニーの仕掛けなどで盛り上がりを作る独特な楽曲構成も評価されたようです。
以降は、5位『夜空ノムコウ(SMAP)』、6位『Everything(MISIA)』、7位『なごり雪(イルカ)』、同率7位『白い恋人達(桑田佳祐)』、9位『冬がはじまるよ(槇原敬之)』と続きました。
【今回の結果について】
改めて『粉雪』が冬歌としての強さを見せつける結果となりました。しかし、“メロディや歌詞が印象的”という視点で見ると『ロマンスの神様』、『雪の華』、『白日』が大きく順位を上げ、7位に『なごり雪』が入るなど、独特なフレーズ・楽曲構成、歌詞の世界感などが、曲の印象に大きく影響していることがわかりました。また、世代を超えて楽曲が評価されていることも特筆すべき結果で、広瀬香美さんの歌のように親世代の冬歌がTikTokなどのSNSで広まり、リバイバル・再評価される現代の風潮も示唆した結果となりました。
■調査概要
・実施期間 : 2022年11⽉17⽇~11⽉28⽇
・対象 : 島村楽器株式会社 従業員(アルバイト含む)2,315名
・有効回答数 : 200名
・調査手法 : インターネット調査
※本調査結果をご使用される際は、「島村楽器調べ」とご記載ください。
【島村楽器株式会社について】
島村楽器は「音楽の楽しさを提供し、音楽を楽しむ人を一人でも多く創る」という経営理念のもと、全国39都道府県に170以上の楽器販売店舗・音楽教室を展開する、国内最大の総合楽器店(※)です。※引用元:The Music Trades誌「Top Global Dealers Report」
事業領域として「楽器プレイヤーのトータルサポート」を掲げ、楽器販売と音楽教室の2事業を主軸としながら、長く演奏していると必要になる楽器修理、体験や演奏発表の場としてのイベント・コンサートの企画・実施、気兼ねなく練習できるスタジオ運営も行っています。
企業サイト:https://www.shimamura.co.jp/
会社概要
社名 : 島村楽器株式会社
代表者: 代表取締役社長 廣瀬 利明
設立 : 昭和44年3月(創業:昭和37年1月)
売上高: 401億円(2022年2月)
従業員数:2,315名(2022年2月)
URL : www.shimamura.co.jp