純粋な投資目的での映画制作への出資
ロマン投資©︎とは、POD キャピタル株式会社(共同代表取締役 松本勇二、京極淳)が提唱する、資産を運用するにあたって日本の文芸やスポーツを支援することにで「人生に豊かさ」を得られる仕組み。
2022年10月、その最初の案件としてJokerFilms株式会社(代表取締役 小池賢太郎)とともに個人や企業が映画製作に投資家として参画することができる「Joker-PODコンテンツファンド1号匿名組合」(本ファンド)を立ち上げました。
日本における映画制作といえば、「製作委員会方式」がそのほとんどを占めます。
近年は、本場・米国ハリウッドにも負けないような技術力とスケール感のある邦画が企画され、巨額の製作費が投じられています。
製作委員会とは「映画の共同事業体」のことで、映画会社、テレビ局や広告代理店、商社、出版社などが名を連ね、製作資金や広告宣伝費、配給といった映画を世に送り出すためにかかる資金のすべてを提供し、かつ自ら映画事業に直接関与します。
製作委員会に参画している企業は、それぞれの強みを活かしながらコラボレートすることで、よりヒット作を生みやすい土壌を構築しています。本ファンドは、投資家と事業者の役割を明確に分けることで、投資家は、みずからがノウハウを持たない事業に経済的に参加することが可能になり、事業者は、同じ産業内からだけでなく、より幅広い資本市場から資金を調達することを可能にしました。
このように、資金力を持つ投資家にマーケット拡大の一端を担ってもらうことを目的に、「Joker-PODコンテンツファンド1号匿名組合」は存在しています。
POD キャピタル株式会社が提供する匿名組合出資の仕組みは、これまでの映画製作における資金調達の枠組みを超え、関係者以外の投資家層が出資する機会を創出していきます。これによってクリエイティブの支援、また一流のクリエイターやスタッフ・俳優陣とともに、より良質な作品づくりを直接的に応援することができるようになります。
2023年夏には、この取り組みによって制作された作品が公開予定。
映画の投融資、製作、そして消費は、加速的に国際化しています。
事業者として見込める収入の範囲内のみにおいて、製作委員会に出資している現実を打破し、日本映画を素晴らしい文化として世界に広めていくこと。POD キャピタル株式会社は資金調達の分野で制作会社をサポートし、より主導的に映画製作が行えるよう、取り組んでいきます。
◯ POD キャピタル株式会社(共同代表取締役 松本勇二、京極淳)
経済的リターンと社会課題解決へのインパクトを両立する投資会社。挑戦する企業への出資に加え、「ESG投資」と「価値創出」が循環する、新たな社会還元システム作りを目指しています。2022年3月、日本を代表する起業家たちとともに株式会社スマートエナジー社へ出資。
https://pod-corp.com
◯ ジョーカーフィルムズ株式会社(代表取締役 小池賢太郎)
『キセキ-あの日のソビト-』『愛唄-約束のナクヒト-』『461個のおべんとう』『まともじゃないのは君も一緒』など、オリジナル作品を中心に、人々の心の糧になるような映画づくりを目指しています。
http://jokerfilms.tokyo/