YOASOBI がアジアカルチャーを牽引し、コーチェラフェスでもメインステージを飾った88rising主催のインドネシアとフィリピンで開催のフェス『Head In The Clouds』メインステージにて、大盛況の中、海外初パフォーマンスを完遂!
“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。2019年11月に公開したデビュー曲「夜に駆ける」は、公開直後から瞬く間に注目を集め、国内の各種配信チャートでも1位を席巻、複数カ国のバイラルチャートにもランクインし、2020年の年間Billboard JAPAN総合ソング・チャートとストリーミング・ソング・チャートでは1位を獲得、ストリーミング再生数は史上初となる8億回を超える。今年8月には、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」のステージで、初めての夏フェス出演を果たし、各地のフェスでも初ライブを繰り広げ、LEDパネルを用いた特殊なステージや演出が話題に。夏フェス出演にあわせてスタートした“移動式書店「旅する本屋さん YOASOBI号」”では、YOASOBIの関連書籍の販売に加え、Ayase・ikuraが監修したカレーをキッチンカーで販売するなど、幅広い展開でも注目を集めた。10月2日から放送がスタートしているTVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のオープニングテーマ「祝福」は、その原作小説『ゆりかごの星』(大河内一楼 著)とともに大きな反響を呼んでいる。
そんな彼らが、88rising主催のフェス『Head In The Clouds』の12/4(日)インドネシア・ジャカルタ、12/9(土)フィリピン・マニラに出演して、海外初パフォーマンスを完遂した。88risingとは、アメリカを拠点にアジアカルチャーシーンを世界に発信しているレーベル。2021年9月公開のマーベル・スタジオ『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のオリジナル・サウンドトラックも手掛けており、日本からは星野源も参加した。2022年アメリカ最大級野外音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」のメインステージを飾った“88rising's HEAD IN THE CLOUDS FOREVER”では、宇多田ヒカルや2NI1のパフォーマンスが日本でも話題となった。
【ライブレポート】
Upcoming Artist is “YOASOBI”!!
12月4日(日)夕方、まもなくの登場がアナウンスされただけで、会場から歓声が上がる。
HEAD IN THE CLOUDS FESTIVAL JAKARTA。アメリカを拠点に、アジアのカルチャーシーンを世界に向けて発信する音楽レーベル・88risingが主催するフェスが、ジャカルタで初開催。YOASOBIが自身初の海外ライブの舞台をここに選んだのは、「夜に駆ける」「あの夢をなぞって」「たぶん」といった初期楽曲、そして「怪物」「祝福」といったアニメタイアップ楽曲を中心に彼らの楽曲がインドネシアで非常に人気が高いことも大きな理由だそう。データが示していたその事実が、間違いなく血の通ったものであることが、このライブで証明されることになる。
1曲目は「夜に駆ける」。YOASOBIは今年日本で3本の夏フェスに出演したが、いずれもトップバッターはこの楽曲だ。ライブ用にアレンジされた、じわじわとボルテージが上がっていくイントロに合わせて、観客の熱量もどんどん高まっていく。「沈むように 溶けていくように」。ボーカル・ikuraの声が響いた瞬間、コロナ禍に生まれたYOASOBI自身これまで一度も聞いたことがなかった、そして待ち焦がれた「ライブでの歓声」がジャカルタの空の下で弾けた。
続いて披露されたのはテレビアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニングテーマとして海外でもオンエアされている「祝福」。リリースされたのは今年10月と比較的最近だが、大勢の観客が日本語で一緒に歌っている。アニメとともに、楽曲に込められたメッセージが海を越えて届いていることが実感できた。
立て続けに披露されたのは「ミスター」。ラララの合唱で観客と一つになったかと思えば、グルーヴィーに身体を揺らしつつ切ないフレーズを歌い上げるikura。切れ味鋭いスラップで楽曲のソリッドな側面を際立たせるベース・やまもとひかる、タイトに刻みながらも随所のフィルで楽曲の展開を作るドラム・仄雲、誰よりも音楽に身を任せ、両手のみならず体全身で楽曲を表現するキーボード・ミソハギザクロ、アグレッシブに魅せるプレイと丁寧に刻むカッティングが目にも耳にも心地よいギター・田口悟、そしてそれらをセンターで指揮し、時折観客にも目を配りながら感慨深そうな表情を浮かべるコンポーザー・Ayase。初の海外ライブ、初の歓声、そんな大舞台も楽しんで乗りこなしてしまうYOASOBIとバンドの面々を起点に、ポジティブな空気が会場後方まで目に見えて広がっていくようだった。
インドネシア語での挨拶や英語でのMCで積極的に観客とコミュニケーションを図るikura。対して日本語で「ダイスキ」「カワイイ」「サイコウ」とエールを送るジャカルタの観衆。言葉の壁を越える音楽で繋がったアーティストとリスナーが、互いにリスペクトを持って同じ時間を共有する。そんな中披露された4曲目は「たぶん」。ちょうどこの数日前から、インドネシアのTikTokを中心にバズが広まりつつあった楽曲。メロウな歌い出しにも関わらず上がった歓声が、その熱の高まりを象徴していた。センターステージに歩みを進め、観客に語りかけるように歌うikura。ライブ中の撮影は海外ではもはやおなじみだが、誰もがこの瞬間をなんとか収めて帰りたいと、スマートフォンを掲げた手を伸ばす観客の様子もまた印象的だった。
心音のようなビートが観客を自然と踊らせた「もしも命が描けたら」、一転して無数の拳が力強く振り上がった「怪物」を経て、ラスト2曲。リリースした当初から、いつかライブでお客さんと合唱したいと語られてきた「群青」だ。YOASOBIは昨年11月に『E-SIDE』、今年11月に『E-SIDE 2』という英語版EPをリリースしている。英語圏のリスナーにもYOASOBIを身近に感じてもらいながら、楽曲への入り口を広く作る取り組みとしてファンはもちろん海外のプロモーター、ディストリビューターからも評判だ。「知らず知らず隠してた 本当の声を響かせてよ、ほら」。様々な入り口からYOASOBIに出会ったであろう観客たちが一体となり会場中に響き渡った歌声は、間違いなくこの日1番のボリュームだった。それでもなお、この歌声は今後もっと大きく、そして世界中で聴かれることになるだろうと確信してやまない。
最後を飾った「あの夢をなぞって」も海外人気が一際高い楽曲だ。ノリの良いバンドサウンド、キャッチーで一緒に歌いたくなるサビのメロディ、否が応でもテンションの上がるギターソロ。ラストの「好きだよ」で、YOASOBIと観客が愛を伝え合い、YOASOBI初の海外ライブは大盛況のうちに幕を閉じた。なおこの曲を涙ながらに熱唱するインドネシアのファンの動画がTwitterで話題を呼び、数千のリツイートの結果YOASOBIの元にも届くというおまけエピソードも誕生。ファンにとってもYOASOBIにとってもかけがえのない40分間になったに違いない。
6日後の12月9日(金)には、フィリピン・マニラで開催された同フェスHEAD IN THE CLOUDS MANILAにも出演。ジャカルタ同様に8曲を披露し、こちらでも大きな歓声に包まれた。とりわけ印象的だったのが「もしも命が描けたら」。Ayaseの先導により、観客がスマートフォンのライトを点灯させて高く掲げる。マニラの夜空の下広がった光の海はさながら、海外進出という大海原に漕ぎ出したYOASOBIの未来を明るく照らすサーチライトのようだった。
We are YOASOBI from JAPAN!! シンプルかつ力強い挨拶でパフォーマンスを締め括ったAyaseと ikura。自らが作り出した新しいJ-POPの可能性を信じ、より広く、多くの人の心へその音楽を届けるべく歩み出したYOASOBIの今後に大いに期待したい。
★フェスの模様を収めた動画はこちら
https://twitter.com/YOASOBI_staff/status/1599362936023416832
https://www.youtube.com/shorts/BX4iI96WEJ8
https://www.youtube.com/shorts/vg9-9BrxUQQ
※スチールはジャカルタ公演のものとなります。
そして、英語版EP第2弾『E-SIDE 2』が好評配信中!
先行して配信となっていたYOASOBI with Midories「The Swallow」 (「ツバメ」英語Ver.)や「The Blessing」 (「祝福」英語Ver.)、他「もしも命が描けたら」、「大正浪漫」、「ハルジオン」、「もう少しだけ」、「ハルカ」、「ラブレター」などヒット全8曲の英語バージョンを収録。
【楽曲概要】
2022年11月18日(金)配信リリース
英語版第2弾EP
『E-SIDE 2』
配信URL:https://orcd.co/yoasobi_e-side2
《収録曲》
1. 「The Blessing」 (「祝福」英語Ver.)
2. 「If I Could Draw Life」 (「もしも命が描けたら」英語Ver.)
3. 「Romance」 (「大正浪漫」英語Ver.)
4. 「The Swallow」 YOASOBI with Midories (「ツバメ」英語Ver.)
5. 「Halzion」 (「ハルジオン」英語Ver.)
6. 「Just a Little Step」 (「もう少しだけ」英語Ver.)
7. 「Haruka」 (「ハルカ」英語Ver.)
8. 「Love Letter」 (「ラブレター」英語Ver.)
◆YOASOBI 2nd English EP"E-SIDE 2" Cross Fade Movie (第ニ弾英語版EP「E-SIDE 2」クロスフェード)
『E-SIDE 2』と同日リリースとなった新曲「海のまにまに」も好評配信中!
この楽曲は、4名の直木賞作家が“はじめて〇〇したときに読む物語”をテーマに小説を書き下ろすコラボプロジェクト『はじめての』の第三弾として、辻村深月「『ユーレイ』――はじめて家出したときに読む物語」が原作となっている。家出をして海沿いの駅に降り立った少女が主人公の本作。たどり着いた夜の海で不思議な少女に声をかけられ、物語は神秘的な一夜へと進んでいく。家出をした主人公の心境の変化や、原作の舞台となる夜の海のしっとりとした不思議な世界観がサウンドでも表現されたミドルテンポナンバー。
【楽曲概要】
2022年11月18日(金) 配信リリース
「海のまにまに」
配信:https://orcd.co/yoasobi_uminomanimani
作詞・作曲・編曲:Ayase/歌唱:ikura
原作:「『ユーレイ』――はじめて家出したときに読む物語」 (辻村深月 著 / [『はじめての』(水鈴社 刊)より])
◆YOASOBI「海のまにまに」teaser
また2023年4月より初の単独アリーナツアーを全国6カ所で開催予定だが、そのファンクラブ限定2次先行受付中!11月6日(日)23:59までの受付となっているので、この機会を是非お見逃しなく。
【開催概要】
初の単独アリーナツアー
YOASOBI ARENA TOUR 2023
■チケット:ファンクラブ限定2次先行 [受付期間]10月15日(土)12:00~11月6日(日)23:59
※枚数制限:お一人さま4枚まで / ファンクラブ先行は同行者も会員登録必須
★オフィシャルファンクラブ「CLUB夜遊」ご入会はこちらから
https://yoasobi-fc.com
<愛知公演>
日程:4月5日(水) 開場 17:30 / 開演 19:00
4月6日(木) 開場 17:30 / 開演 19:00
会場:日本ガイシホール
お問い合わせ:サンデーフォークプロモーション Tel.052-320-9100 (12:00~18:00)
<大阪公演>
日程:4月8日(土) 開場 17:30 / 開演 19:00
4月9日(日) 開場 16:30 / 開演 18:00
会場:大阪城ホール
お問い合わせ:キョードーインフォメーション Tel.0570-200-888 (月~土 11:00~16:00)
<北海道公演>
日程:4月15日(土) 開場 16:30 / 開演 18:00
4月16日(日) 開場 15:30 / 開演 17:00
会場:北海道立総合体育センター 北海きたえーる
お問い合わせ:WESS inc. info@wess.co.jp
<宮城公演>
日程:5月4日(木・祝) 開場 16:30 / 開演 18:00
5月5日(金・祝) 開場 15:30 / 開演 17:00
会場:ゼビオアリーナ仙台
お問い合わせ:G.I.P. https://www.gip-web.co.jp/t/info
<福岡公演>
日程:5月20日(土) 開場 16:30 / 開演 18:00
5月21日(日) 開場 15:30 / 開演 17:00
会場:西日本総合展示場 新館
お問い合わせ:キョードー西日本 0570-09-2424(平日・土曜 11:00~17:00)
<埼玉公演>
日程:6月3日(土) 開場 16:30 / 開演 18:00
6月4日(日) 開場 15:30 / 開演 17:00
会場:さいたまスーパーアリーナ
お問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション 03-5720-9999 (平日12:00〜18:00)
■料金:全席指定 7,800円(税込)
※6歳以上有料。5歳以下膝上鑑賞無料、お席が必要な場合は有料。
※入場時に身分証確認を実施いたします。本人確認ができない場合は入場をお断りいたします。
※本公演は新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、会場や自治体などのガイドラインに沿って開催致します。
※公演中止・延期の場合を除き、個人的な体調不良および新型コロナウイルス感染によるお客様のご事情による払い戻しはできませんのでご了承ください。
※客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがあります。
◆アーティスト情報◆
★YOASOBI
Official Site:https://www.yoasobi-music.jp/
Twitter:https://twitter.com/YOASOBI_staff
YouTube Channel:https://www.youtube.com/c/Ayase0404
TikTok:https://www.tiktok.com/@yoasobi_ayase_ikura
【プロフィール】
コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる「小説を音楽にするユニット」 。2019年11月に公開された第一弾楽曲「夜に駆ける」はBillboard Japan 総合ソングチャート"HOT100"にて2020年年間1位を獲得し、2021年12月に史上初のストリーミング累計8億回再生を突破。2021年1月6日に満を持して初のCD『THE BOOK』をリリース。豪華な仕様が大いに話題を呼び、オリコンデイリーランキング初登場2位を記録しながら、配信では全ての楽曲がApple Musicストリーミングチャートで15位以内に同時ランクインするという快挙を達成。2月には、初のワンマンライブ『KEEP OUT THEATER』を新宿・ミラノ座跡地の工事現場にて開催。7月にはユニクロ「UT」とのコラボライブ『SING YOUR WORLD』をユニクロ有明本部内・UNIQLO CITY TOKYOにて開催し、YouTube LIVE配信で、同時接続者数28万人を記録する盛り上がりを見せた。12月にはその年リリースした楽曲全てを含む2nd EP『THE BOOK 2』を発売し、日本武道館にて初の有観客ライブも大成功におさめた。同月発表された、Spotifyの“2021年海外で最も再生された日本のアーティスト”ランキングにて1位獲得。米国のニュース情報誌『TIME』に掲載された“The 10 Best Songs of 2021”に「怪物」が選出されるなど、海外からの注目も集めている。現時点で、リリース楽曲の内、12曲がストリーミング再生1億回を超えている。2022年2月より、島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都という4人の直木賞作家が原作小説を書き下ろし順次楽曲を発表していくというプロジェクト『はじめての』を始動。8月には、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」のステージで、初めての夏フェス出演を果たし、各地のフェスでも初ライブを繰り広げ、LEDパネルを用いた特殊なステージや演出が話題に。夏フェス出演にあわせてスタートした“移動式書店「旅する本屋さん YOASOBI号」”では、YOASOBIの関連書籍の販売に加え、Ayase・ikuraが監修したカレーをキッチンカーで販売するなど、幅広いプロジェクトに注目が集まっている。
★YOASOBI BOOK HP★
https://yoasobi-book.futabasha.com/
★Ayase(コンポーザー)
Twitter:https://twitter.com/Ayase_0404
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★ikura(ボーカル)
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