国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)の1月主催公演が下記の通り上演されます。
お正月らしくおめでたい作品や、和歌にちなんだ作品がラインナップされています。
1月定例公演 竹生島・昆布柿 / 2023年1月7日(土)午後1時開演
1月普及公演 皸・船橋 / 2023年1月14日(土)午後1時開演
1月定例公演 隠狸・東北 / 2023年1月20日(金)午後5時30分開演
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて12月10日(土)10:00より発売開始です。
カンフェティで12月10日(土)10:00より発売開始
https://www.confetti-web.com/
1月定例公演 竹生島・昆布柿
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2022/11008.html?lan=j
1月普及公演 皸・船橋
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2022/11009.html?lan=j
1月定例公演 隠狸・東北
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2022/11010.html?lan=j
- 1月定例公演 竹生島・昆布柿
能舞台に注連縄をはり、各所にお正月飾りを飾るなど、賑々しく新年を寿ぎます。また開演前のロビーでは、国立能楽堂のご近所の鳩森八幡神社禰宜・平野英二さんによる、神社やお正月にまつわるトークイベント(12時20分~12時40分)を開催します。お楽しみに。
公演日時:2023年1月7日(土)午後1時開演
※開場時間は、開演の1時間前の予定です。
能 『竹生島』(ちくぶしま) 東川 光夫(宝生流)
琵琶湖に浮かぶ竹生島へ参詣する僧の前に、祭神・弁才天と龍神が現れ、国土安穏を誓います。優雅な天女の舞や龍神の舞働と、華やかで見どころの多い作品です。
狂言 『昆布柿』(こぶがき) 野村 万禄(和泉流)
都に年貢を納めに来た、淡路と丹波のお百姓。二人一緒とは珍しいと奏者に喜ばれ、年貢によそえた歌を所望されて…。
*字幕あり(日本語・英語)
■チケット料金
正 面=5,000円
脇正面=3,300円(学生2,300円)
中正面=3,000円(学生2,100円)
(全席指定・税込)
【公式ホームページ】
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2022/11008.html?lan=j
- 1月普及公演 皸・船橋
公演日時:2023年1月14日(土)午後1時開演
※開場時間は、開演の1時間前の予定です。
解説・能楽あんない
力動風鬼から砕動風鬼へ
―世阿弥による「船橋」改作の意図―
大谷節子(成城大学教授)
狂言 『皸』(あかがり) 善竹 十郎(大蔵流)
太郎冠者は持病の皸(あかぎれ)を理由に主人を背負って川を渡るのを拒みます。すると主人から、皸を題に上手に歌を詠めれば逆に自分が太郎冠者を背負ってやると言われ…。
能 『船橋』 (ふなばし) 塩津 哲生(喜多流)
船橋を渡って逢瀬を重ねる男女。二人の間柄を快く思わない親は橋板を外し、男は川に落ちて命を落とします。『万葉集』の歌を題材に描く恋の妄執の物語です。
*字幕あり(日本語・英語)
■チケット料金
正 面=5,000円
脇正面=3,300円(学生2,300円)
中正面=3,000円(学生2,100円)
(全席指定・税込)
【公式ホームページ】
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2022/11009.html?lan=j
- 1月定例公演 隠狸・東北
公演日時:2023年1月20日(金)午後5時30分開演
※開場時間は、開演の1時間前の予定です。
狂言 『隠狸』(かくしだぬき) 石田 幸雄(和泉流)・野村萬斎(和泉流)
狸釣りが得意な太郎冠者は内緒で獲った狸を主人に知られないように隠します。しかし、主人に酒を勧められ盃を重ねるうちに舞を舞い始めて…。
能 『東北』 (とうぼく) 浅井 文義(観世流)
都の東北院に今を盛りと咲く、和泉式部が愛でた「軒端の梅」。花の蔭から現れた式部の霊は旅の僧に和歌の徳を語り、東北院の風致を愛でつつ静かに舞を舞います。多くの歌に彩られた春宵の夢幻能です。
*字幕あり(日本語・英語)
■チケット料金
正 面=5,000円
脇正面=3,300円(学生2,300円)
中正面=3,000円(学生2,100円)
(全席指定・税込)
【公式ホームページ】
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2022/11010.html?lan=j