来年2月には、自身初となるニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンにてヘッドライナー公演も発表
ニュー・アルバム『King’s Disease III』(キングス・ディジーズIII) は、グラミー受賞作『King Disease』(2020年) を皮切りにスタートしたトリロジーの3作目となる。
キング・オブ・MCことNas(ナズ)がニュー・アルバム『King’s Disease III』(キングス・ディジーズIII) をリリース。Mass Appealから発表された本作は、Nasのグラミー受賞作『King Disease』を皮切りにスタートしたトリロジーの3作目。前2作は共にグラミー賞・最優秀ラップアルバム部門でノミネートを獲得し、2020年に発表された『King’s Disease』は、Nasに初のグラミー受賞をもたらした。2021年に発表された続編『King’s Disease II』も、引き続きNas自身とHit-Boyがプロデュースを担当。Eminem、EPMD、A Boogie Wit Da Hoodie、YG、Ms. Lauryn Hill、Hit-Boyほか多数のゲストが参加した。
今回のニュー・アルバム『King’s Disease III』は、Hit-Boyがプロデュースを手がけ、NasとHit-Boyがエグゼクティヴ・プロデュースを担当。昨年クリスマスにサプライズリリースされたNasの9曲入りアルバム『Magic』以来となる、両者による待望の顔合わせが実現した。
NasはWu-Tang Clan と共に、Busta Rhymesをスペシャルゲストに迎えた、全米25都市を巡るツアーを今年8月末から10月に掛けて開催。“NY State Of Mind Tour”と題された大規模なツアーを大成功のうちに終えている。
Nasは、最近ではSHOWTIMEの全3話から成るキュメンタリーシリーズ『Supreme Team』を、Peter J. Scalettarと監督。LL Cool J、Eric Adams市長、Joy Reid、Irv Gottiらがフィーチャーされ、悪名高いニューヨークの犯罪組織とその長年にわたる文化的影響が描かれている。同作は今年のトライベッカ映画祭で初上映された。
Nasはまた、1960年代後半にテネシー州メンフィスを拠点とした過激派ブラックパワーグループの盛衰を追ったドキュメンタリー『The Invaders』のナレーションと製作総指揮を務めている。
来年2月24日には、ニューヨークの由緒あるライヴ会場、マジソン・スクエア・ガーデンでのヘッドライナー公演の予定も発表された。
Nas『King’s Disease III』発売中
配信リンク:https://nas.lnk.to/kd3
Tracklist
01. Ghetto Reporter
02. Legit
03. Thun
04. Michael & Quincy
05. 30
06. Hood2Hood
07. Recession Proof
08. Reminisce
09. Serious Interlude
10. I'm On Fire
11. WTF SMH
12. Once A Man, Twice A Child
13. Get Light
14. First Time
15. Beef
16. Don't Shoot
17. Til My Last Breath (Bonus)
Nas プロフィール
90年代初頭から現在まで数多くのクラシックを生み、ヒップホップ・シーン最高のリリシストのひとりに数えられるNas。米コロムビア・レコードと契約し、1994年「It Ain’t Hard To tell」「The World Is Yours」「One Love (feat. Q-Tip)」「N.Y. State Of Mind」などを収録した画期的デビューアルバム『Illmatic』を発表。1996年には「If I Ruled The World (Imagine That) feat.Lauryn Hill」「Street Dreams」を収録した大躍進アルバム『It Was Written』が登場。チャート・シングル「Nas Is Like」「Hate Me Now (featuring Puff Daddy)」「You Won’t See Me Tonight (featuring Aaliyah)」を収録したダブル・プラチナ・アルバム『I am…』を発表したのは1999年。
その後もRIAAプラチナ認定の『Nastradamus』(1999年)、代表曲となった「One Mic」を収録したプラチナ・アルバム『Stillmatic』(2001年)、「Made You Look」「I Can」を収録したアルバム『God's Son』(2002年)、そして「Bridging the Gap」「Just a Moment」を収録したプラチナ・ダブルCD『Street's Disciple』(2004年)などコンスタントに作品を発表。2012年アルバム『Life Is Good』はグラミー賞4部門でノミネート、RIAAゴールドに認定された。
2020年8月には、2年ぶりの新作となった『King’s Disease(キングス・ディジーズ)』を発表し、今年度開催された2021年グラミー賞で「最優秀ラップアルバム」を獲得。Nasにとって初のグラミー賞受賞となった。2021年に発表された続編『King’s Disease II』も、引き続きNas自身とHit-Boyがプロデュースを担当、再びグラミー賞・最優秀ラップアルバム部門でノミネートされる。
大成功をおさめている音楽キャリアに加え、1998年にNasは数々のミュージック・ビデオを共にしているHype Williams監督のNYアンダーグラウンドを舞台にした犯罪アクションドラマで「Belly」でDMXと共演。最近では、2016年のNetflixシリーズ「The Get Down」のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めている。
NasはインディーレーベルMass Appeal Recordsの共同創設者でもある。
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