バッハ調の能管や仮面ライダーの楽曲などを 現代能楽の上演形式で堪能
一般財団法人 伝統文化創造推進機構主催、『能舞コンサート』が2022年12月3日(土)に矢来能楽堂(東京都新宿区矢来町60)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにて10月25日(火)10:00よりチケット発売開始
http://confetti-web.com/noumai-hue/
公式ホームページ
https://nohmai.mpuf.org/
重要無形文化財(能楽・総合指定)2名が出演する豪華な舞と演奏「能舞コンサート」を、国の登録有形文化財「矢来能楽堂」で上演!
この公演一つで、無形文化財・有形文化財の両方が堪能できます。
邦楽器×洋楽器、能囃子×バッハのコラボ演奏で、花の精霊や黄泉の世界の者が舞台に立ち現われ美しく舞う。
東西の文化が交錯し、あの世とこの世がまじりあう、幻想と超絶技巧の舞と演奏の世界、ここでしか見られない一風変わった能楽の舞台をお見逃しなく!
「能舞」とは
現代における能楽の上演形式の1つ。
古い能楽の上演形式においては狂言と合わせて丸一日かけて上演していたが、能という芸術のエッセンスや演者の技術を気軽に楽しめるように、仕舞や舞囃子など簡略化した上演形式が編み出されてきた。
今回上演する「能舞」においては、これら既存の形式とは異なり、装束も面もつけて舞う特殊な上演形式で、本格的で美しい能の世界を、シテ方の舞を中心に堪能できるところが特徴である。
- 出演者プロフィール
【能舞】勝海 登(Katsumi Noboru)
観世流シテ方 重要無形文化財総合指定保持者
國學院大学卒業。東京藝術大学卒業。
フランス・イタリア・ベルギー・インド・オーストラア・ロシア・アメリカ・カザフスタン・キルギス共和国・ウズベキスタン・モザンビークでの海外公演。
能楽協会会員・日本能楽会会員・元カザフ国立藝術大学客員教授・(一社)伝統文化創造推進機構理事
(著書)「一芸の花」
https://www.waseda-gallery.com
【能管、篠笛、田楽笛、リコーダー、角笛】一噌 幸弘(Isso Yukihiro)
安土桃山時代より続く能楽一噌流笛方 15 代目。能楽古典の他に、篠笛や自ら考案した田楽笛、リコーダー、角笛などを演奏。能楽の音楽をもとにした世界で唯一無二の音楽をつくっている。 共演者は、交響楽団、金聖響、佐渡裕、石川さゆり、デーモン閣下、村治佳織、山下洋輔、セシル・テイラー、エヴァン・パーカー等ジャンルを問わず、俳優、舞踊家等、各界アーティストとの共演、自作曲の提供、楽曲アレンジも多数。テレビ朝日「題名のない音楽会」、 NHK ラジオ深夜便「にっぽんの音」等メディアにも多数出演。2011年第24回音楽賞クラシック部門コンサート・パフォーマンス受賞。日本文化藝術財団第二回「創造する伝統賞」 受賞。重要無形文化財総合指定保持者
公式サイト http://issoyukihiro.com/
【尺八】辻本 好美(Tsujimoto Yoshimi)
東京藝術大学音楽学部邦楽科尺八専攻(琴古流)卒業。
これまでに早乙女太一、ももいろクローバーZ、細川たかし、福田こうへい他のバックサポートはじめ、2016年に「Bamboo Flute Orchestra」として初の女性ソロ尺八奏者としてメジャーデビュー「SHAKUHACHI」をリリース。2019年には第3回野口英世アフリカ賞授賞式にて天皇皇后両陛下はじめ、各国首脳陣の前にて演奏の名誉を賜る。
数少ない女性尺八奏者として、尺八の奥深い魅力と可能性を日本から世界へ発信中。
伝統楽器をもっと身近に・・・という想いの下、多方面で活動中。
http://www.443tsujimoto.com/
【邦楽打楽器奏者】
望月 太喜之丞(Mochizuki Takinojo)- 公演概要
『能舞コンサート』
公演日時:2022年12月3日(土)13:30開場/14:00開演
会場:矢来能楽堂(東京都新宿区矢来町60)
■出演者
勝海 登
一噌 幸弘
辻本 好美
磯部 舞子
望月 太喜之丞
吉見 征樹
■チケット料金
全席指定:5,000円(税込)
※未就学児の入場はご遠慮ください
主催:一般財団法人 伝統文化創造推進機構
企画協力:幸弘の会
制作協力:オフィス虎丸