きゃりーぱみゅぱみゅ、KREVA、湘南乃風ほか、豪華アーティストが岡山に集結!
2022年10月23日(日)、倉敷スポーツ公園・マスカットスタジアムにて3年ぶりに開催された【桃太郎フェス 2022】は岡山県内で行われる音楽フェスとしては最大級のイベントで、エンターテインメントを通じて岡山から日本中に元気をお届けしたいという熱い思いから発足。今回もたくさんの来場者を迎え、大盛況のうちに終了した。
メインステージでは、豪華アーティストの皆さんによるライブパフォーマンス、そして球場外の入場無料エリアではフードコートやエンタメステージを展開。来場者とアーティストが一体となり、盛り上がりを博した当日の模様をレポートします。
※当イベントは新型コロナ感染症拡大防止について、十分な配慮と対策を講じた上で開催いたしました。
- 10:30- オープニング&SHOWROOM ステージ
LINE LIVEと SHOWROOMでのオーディションに勝ち抜いたシンガーソングライターAnnaの空・栗原航平がオープニングステージを飾り、これから始まるステージへの高揚感を高めた。
- 10:50- 【LIVE STAGE】岡山県出身アーティスト
大山百合香 with LiLi は故郷に思いを込めたリリックに三味線とピアノ、パーカッションと澄み切った歌声をのせ、爽やかなサウンドを響かせ、『ようこそ岡山へ』と岡山県外からの来場者に挨拶した宮竹ようこはウィスパーボイスで優しい歌声を聴かせた。
そして、岡山県里庄町出身の千里-chisato-はダンサーと共にエネルギッシュなステージを展開。地元に愛されるアーティストのステージは家族連れのファンが多く駆けつけており、子供たちが楽しく手を振る姿が印象的でした。
- 11:35- 桃太郎フェスから岡山県へエールを
岡山県知事の伊原木 隆太氏が『晴れの国、岡山へようこそお越しくださいました!』と挨拶し、有名アーティストが出演する大型フェスを岡山で開催できた喜びを語った。
続いて、実行委員長の株式会社ボイス代表取締役 須田 峻輔氏が【桃太郎フェス】の売上の一部を寄付金として知事に贈呈しました。
最後には来場者とともに『カモン岡山』の合言葉を叫び、会場全体が岡山県愛で満ち溢れる心温かいステージとなった。
- 12:35- 【LIVE STAGE】きゃりーぱみゅぱみゅ
『みんな手あげていくよー』という呼びかけからハロウィンがテーマのゴシック調の衣装で登場したきゃりーぱみゅぱみゅ。「みんなのうた」でステージをスタートするとあっという間に会場中のボルテージは一気に上昇!
晴れの国岡山の名にふさわしく、快晴となった本日の気温は20度を超えたこともあり『今日は暑いので水分補給をしっかりしてくださいね!』と来場者を気遣いながら、気温にまさるとも劣らない熱いパフォーマンスを繰り広げた。
新曲の「一心同体」をはじめ「CANDY CANDY」「にんじゃりばんばん」「キミに100パーセント」「原宿いやほい」とお馴染みの楽曲を披露すると、観客のテンションはMAXに。
世界から注目されている彼女の終始可愛すぎるステージを見た来場者には笑顔が溢れ、会場中が幸せな気持ちで包まれました。
- 13:15- 【LIVE STAGE】SECRET NUMBER
今年6月にリリースした4枚目のシングル「DOOMCHITTA」は1,600万回再生したことでも知られる大注目のアーティストのSECRET NUMBER。
桃太郎フェスの出演が日本での初ライブということもあり、遠方から駆けつけたファンたちも多く見受けられた。
『日本の皆さん初めまして!』とメンバー全員が挨拶し、始まったステージ。
流暢な日本語で、『ライブを楽しんで』とファンへメッセージを送り、「Who Dis?」「Got That Boom」など4曲を披露し、高い歌唱力とパワフルなダンスで、圧倒的な実力を見せつけた。
- 13:45- 【LIVE STAGE】新しい学校のリーダーズ
学校のチャイムと共に始まり制服姿で登場したメンバーによる選手宣誓さながらのパフォーマンスにどよめく会場。TikTokなどSNSで人気の新しい学校のリーダーズのステージは冒頭から自由で個性あふれるもの。
『手をパクパク動かしながら聞いてください』と始まった2曲目「CANDY」では観客を巻き込んだライブを披露し、観客にいきつく暇を与えさせない。
そして3曲目に披露した「オトナブルー」はどことなく懐かしいディスコ調の楽曲でSUZUKAが堂々と歌う姿に観客は聞き惚れていた。
キレのあるダンスにブリッジなど面白い動きが加わる斬新すぎるパフォーマンスに会場はざわつき、目が離せないステージとなった。
- 14:35- 【LIVE STAGE】ヒグチアイ
2歳からクラシックピアノを習い、さまざまな音楽に触れてきたヒグチアイ。
本質的な音楽性の高さが評価される彼女が1曲目に「やめるなら今」を歌い出すと観客の心は鷲掴みにされた。
そして、3曲目にTVアニメのエンディングとして書き下ろされた「悪魔の子」、続いて「まっさらな大地」を披露すると彼女の高い歌唱力に来場者は心酔し、拍手の嵐が巻き起こった。
- 15:25- 【LIVE STAGE】藤川千愛
JAZZYにアレンジした「桃太郎」を歌いながら登場した岡山県井原市出身アーティストの藤川千愛は、令和デビューの注目のシンガー。
「覚醒前夜」では華奢な体から繰り出すエネルギッシュな歌声で客席を盛り上げた。
『大好きな地元岡山でフェスに出られることが本当に嬉しいです』と語る藤川は、地元岡山の友達と長電話している時に作った楽曲「手のひらの中で」を披露し、岡山への思いを紡いだ。
- 16:25- 【LIVE STAGE】Klang Ruler
Klang RulerはZ世代No.1のプロデューサー兼トラックメーカーのyonkeyを中心にファッションデザイナー/ソロアーティストとしても活躍するやすだちひろ、YouTubeフォロアー10万越えのギタリストGyoshiを擁する新世代5人組アーティスト。
夕暮れのフォトジェニックな空をバックに心地よいサウンドを響かせ、「Set Me Free」「ジェネリックラブ」そしてSNSで人気の高い「タイミング〜Timing〜」など、ポテンシャルの高い全5曲を披露した。
新進気鋭のアーティストとして呼び声の高い彼らが奏でる音楽を、観客も聞き入っていた様子。
- 17:00- 【LIVE STAGE】 asmi
大阪在住のシンガーソングライターasmiはSNSを中心に大ヒットしているナンバー「PAKU」でステージをスタート。
岡山を初めて訪れた彼女は『子供の頃から知っている桃太郎の地元なんですよね!そんな岡山が好きになりました!』と笑顔で語り、会場を沸かせました。
そして、ティーンから圧倒的な支持を受けている楽曲「ヨワネハキ」でステージを締めくくると、観客は彼女のキュートさに完全に魅了された。
- 18:00- 【LIVE STAGE】KREVA
ストロングスタイルで日本のHIP HOP界を牽引してきたKREVAが3年ぶりに桃太郎フェスに登場。
『ここの景色は忘れてないです。またここのフェスに立てたことに感謝。』とメッセージを送りステージが始まった。
「Finally」「基準~2019Ver.~」に続いて、「パーティーはIZUKO?」を披露し、コロナ禍でも楽しめる手で歌ってもらう演出で、フェスの新しい楽しみ方を提唱した。
ビートとリリックが観客への心へと響きわたり、ラストの「音色」を届ける頃には会場のボルテージは最高潮に。
圧巻の歌唱力と力強いパフォーマンスで最高のクライマックスを描ききった。
- 18:55- 【LIVE STAGE】湘南乃風
『戦闘開始!』と叫び始まったのは湘南乃風のステージ。
『最後のステージは新しい未来の始まりだ!』と会場を盛り上げ、最初からバイブス全開。
矢継ぎ早に「黄金魂」ほかヒットナンバーを繰り広げ、会場中を気持ちよく踊らせる。
RED RICE、若旦那、SHOCK EYE、HAN-KUNの4人のメンバーが魂で歌い、彼らが奏でる音楽に合わせ、観客全員がタオルを振りまわす様子は壮観!
「純恋歌」のイントロが始まると会場から歓声が上がった。会場の照明を全て消し観客のペンライトだけで埋め尽くされた会場はまるで星空のよう。
「睡蓮花」をラストの曲で締めくくったステージは先程の雰囲気とは一変、イベントの集大成とも言えるべき盛り上がる演出で、予想を上回る絶頂に達して幕を閉じた。
- コンテンツ複合型フェス 入場無料エリア
倉敷スポーツ公園内に、DJやアーティストがパフォーマンスで盛り上げるサブステージ
「鬼ヶ島ステージ」と「食・遊び」がテーマとなったブースを展開。
「コンテンツ複合型フェス」として、地元岡山の方々と連携を図ったエリアを設けたことで、
来場者が岡山を存分に満喫できるイベントとなった。
〈開催概要〉
タイトル:桃太郎フェス2022
開催日:2022年10月23日(日)
開催時間:10:00-20:00
会場:倉敷マスカットスタジアム
料金:アリーナSエリア ¥7,500(税込)
アリーナ後方エリア・スタンド席 ¥6,500(税込)
主催:桃太郎フェス実行委員会2022
後援:岡山県 / 倉敷市 / FM802 / FMくらしき / エフエム山陰
企画制作:株式会社PIF
出演者:
きゃりーぱみゅぱみゅ / KREVA / 湘南乃風
新しい学校のリーダーズ / Klang Ruler / asmi / ヒグチアイ /
SECRET NUMBER / 藤川千愛 / 千里-chisato- / 宮竹ようこ / 大山百合香 with LiLi
MC:
大抜卓人(FM802)・新川永紗