山本耕史自身初となるコンサートツアーの初日、2022年9月4日(日) 東京 Bunkamura オーチャードホール 2000人の観客を華麗でダンディーに魅了した!
俳優山本耕史と、世界的ヴァイオリニスト古澤巖の奇跡の出会いから生まれた!
日本を代表する凄腕ミュージシャンたちと繰り広げる音楽と言葉、粋なセンスとグルーヴ感あふれる新感覚エンターテインメント『古澤巖×山本耕史コンサート Dandyism Banquet tour 2022』 。
2022年9月4日(日) 東京 Bunkamura オーチャードホール2000人の観客を華麗でダンディーに魅了した!
ダンディーで粋なエッセンスを凝縮したCDミニアルバム「Dandyism Banquet」絶賛発売中! HUCD-10315。
ダンディといえば、優美で知的、色香漂う男たちの代名詞。
音楽と言葉、粋なセンスとグルーヴ感あふれるコンサート「Dandyism Banquet」
“クラシック”から“ラテン”まで。“近松門左衛門”から“シェイクスピア”まで。
人生はリズム、生きることは音楽である。
≪演奏・語り・歌≫
古澤巖 (Violin)
塩谷哲 (Piano・音楽監督)
小沼ようすけ (Guitar)
大儀見 元 (Percussion)
井上陽介 (Bass)
山本耕史 (Monologue, Vocal)
【古澤巖コメント】
ツアー初日を迎え、古澤は「今回は物語がテーマということで、舞台のセットもよく見ると(演奏者の)皆さんが乗っている台が本になっていたりと、まるで『不思議の国のアリス』みたいなファンタジーあふれるセットを作っていただき、僕らはその中でワンダーランドに迷い込んだように、山本耕史さんに連れて行っていただきながら、共に奏でながら楽しみたいなと思っています」と心境を明かし、「こんな時ですから、またいつできるか、この先は何があるのか、明日が見えないこの時だからこそ、今日が最後だと思って僕らも頑張りますので、皆さんも『今日しかない』と思ってぜひ来ていただけたらうれしいです!」とアピールした。
【山本耕史コメント】
一方、山本は「『見たことのない不可思議な空間』という言葉がぴったりくるような、ただのライブやコンサートでもなく、お芝居、ミュージカルでもない、大人の男たちが作り出した、まさに『ダンディズム・バンケット』。そういうふうにしか説明できないステージになっています」と語り、「想像以上にすごい世界観が出来上がった気がします。本を開いた瞬間にその世界が始まりまして、一つ一つの物語を音楽で表現していく。僕はそれをアシストするように、お客さんを気持ちいい世界に、お客さんが行きたい世界観に誘うというようなイメージでステージに立つので、心を委ねて、ふわふわと異空間に来たような気持ちで楽しんでくれたらうれしいですね」とコメントを寄せた。
【古澤巖×山本耕史コンサート Dandyism Banquet tour 2022」初日レポ原稿】
古澤巖、山本耕史らによる粋な男たちの新感覚エンターテインメントステージが開幕!
「古澤巌×山本耕史コンサート Dandyism Banquet tour 2022」が9月4日に東京・Bunkamuraオーチャードホールで開幕した。
同コンサートは、実力派俳優・山本耕史、世界的ヴァイオリニストの古澤巖、ピアニスト・塩谷哲、ベース・井上陽介、パーカッション・大儀見元、ギター・小沼ようすけというダンディーな男たちによる音楽と言葉、粋なセンスとグルーヴ感あふれる新感覚エンターテインメント。シェイクスピア、サン・テグジュペリ、ランボー、近松門左衛門、中原中也、太宰治といったダンディーな作家の言葉と、塩谷、マリーノ、スティング、ディニークらの音楽がセッションを繰り広げ、魅惑的な音楽物語を紡ぐ。2023年1月28日(土)の宮崎公演まで、全国6都府県、全9公演を実施。
初日の東京公演。オープニングでは、大時計や天体望遠鏡、本棚などが置かれた不思議な雰囲気の中、本棚の魔導書が光り、ひとりでに開いて、謎めいたスモークが空間に漂う。すると、本の世界の登場人物たちである古澤ら演奏者たちが登場し、謎めいた魅惑的な雰囲気のまま1曲目の「What can we do?」を奏でる。
そして、黒い衣装に身を包んだ“謎の男”山本が登場し、本棚を眺めて「本を開けば舞い上がる、言の葉、音の葉…。そして、芽生える音楽物語。夢、うつつ、幻、儚きまどろみ。深呼吸一つで現実が遠ざかる。さあ、君、粋なひと時を、お気に召すままに」と語り、一冊の本を手にして開くと、2曲目の「Time after Time」がスタート。
“謎の男”が本を閉じ、また別の本を手に取って開こうとするが今度はなかなか開かない。何度か挑戦し、力づくでこじ開けると同時に3曲目の「Spanish dance」が流れ始める。曲調を踏襲するように、この本は少々じゃじゃ馬なようで“謎の男”を振り回していく。上に行ったり、下に行ったり、横に引っ張ったり…。“謎の男”は本に踊らされながらも、何とか本を閉じて「なかなか厄介な本でした…」と肩を撫でおろす。
続いて、「この本はおとなしい子でありますように…」と願いつつ別の本を開くと、4曲目の「Tea for Two」が始まる。“謎の男”は「ほら、素敵なメロディーが聞こえてくるでしょう。そして、あなたの膝の上に座っている私を想像してみて。2人のためのお茶を、そして2人でお茶を、私はあなたのもの。そしてあなたは私のもの。2人きり…」と語って、ティータイムを楽しむ。
5曲目の「コンチェルト第6番‘海’」の後、演奏者とのセッションへ。“謎の男”の語りに合わせながら、パーカッション、ベース、ギター、ヴァイオリン、ピアノの順に音を際立たせてゆく。
6曲目の「English Man in NY」では、“謎の男”が「僕は、この街では、よそ者。エイリアンなのだ」と語った後、歌い出す。まるでミュージカルのようなテイストに、観客も思わず見とれていた。7曲目の「Eyes of Quaintrelle」も同様に、演奏者たちが奏でる極上の音楽と山本のすばらしい歌声に、観客たちはひと時の不思議な物語の世界に没入していた。
15分間の休憩をはさみ、第二部へ。演奏者たちがステージに再登場し、古澤がセンターに置かれた本を開くと同時に8曲目「遍照の祈り」がスタート。演奏後、再び登場した“謎の男”は本棚から本を取り出そうと近づくが、本には飽きたような素振りを見せ、テーブルの上にある映写機のスイッチを入れる。すると、9曲目の「Tonight」が始まる。
たっぷりのヴァイオリンの音色に誘われるように、ロッキングチェアの上で眠ってしまう“謎の男”。夢の中、“謎の男”は立ち上がり10曲目となる「そういうこと」を歌い始める。ゆっくりと静かに、歌いながらステージを移動し、歌い終わると同時にロッキングチェアに帰還。
眠りから覚め、立ち上がった“謎の男”は、演奏者たちを示し「すごいでしょ、この世界観。見てくださいこの絵面。みんなオッサン。もちろん、私も。ただね、オッサンにしかできない、いや、オッサンだからこそできることがあるんです」と語り、11曲目の「The Summer Knows」へ。
ほか、山本の一人芝居や「ひばり」「エル・クンバチェロ」といったアクティブな曲の演奏を経て、ラストの「From Now On」を披露。『粋な男たちの晩餐会』のラストにふさわしい山本の歌声と古澤らの音のセッションに、観客たちは心を躍らせているようだった。
アンコールでは、「マック・ザ・ナイフ」を披露。ジャズバーのような楽し気な雰囲気の中、メンバーを紹介。演奏後、観客と共に記念撮影を行い、“粋で素敵な時間”を締めくくった。
≪Artists プロフィール≫
古澤巖(ヴァイオリン) Iwao Furusawa
1979年、日本音楽コンクール第1位。桐朋学園大学首席卒業。
内外のコンクールで優勝後1986年、葉加瀬太郎と新しいステージ創りを始め現在に至る。毎週放送の「Dの旋律」では競技ダンスと共演(テレビ東京 水曜 夜9:54、BSテレ東 土曜 深夜1:30)。TOKYO FM「JET STREAM」テーマ曲をベルリン・フィルハーモニー・メンバーと演奏している。
最新アルバムは、TAIRIKプロデュース「品川カルテット」とベルリン・フィルハーモニー・ブルーム・クインテットとの収録を含むアルバム「コンチェルト~海~」(2022年4月リリース)。年間150公演行っている。COCO FARM WINERY取締役、洗足学園音楽大学客員教授、テラモスレーシングチーム所属。 《 https://www.iwaofurusawa.com 》
山本耕史(語り・歌) Koji Yamamoto
東京都出身。1987年日本初演「レ・ミゼラブル」で舞台デビュー、1993年にはドラマ「ひとつ屋根の下」に出演し注目を集める。
ドラマ「華麗なる一族」「トットちゃん!」や、映画「きのう何食べた」「KAPPEI」「シン・ウルトラマン」「鋼の錬金術師」など多くの作品に出演。2004年大河ドラマ「新選組!」土方歳三役で人気を博し、2005年には紅白歌合戦白組司会に抜擢される。その後、「平清盛」「真田丸」に出演。また舞台では「レ・ミゼラブル」「RENT」「嵐が丘」などに出演し、ミュージカル「メンフィス」では2015年に第23回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。ミュージカルの演出、声優やナレーションも務めるなど、幅広く活動する。
2022年、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」三浦義村役で出演中。 《 https://magnum1031.com 》
塩谷哲(ピアノ、音楽監督) Satoru Shionoya
東京藝術大学作曲科出身。
在学中より10年に渡りオルケスタ・デ・ラ・ルスのピアニストとして活動(93年国連平和賞受賞、95年米グラミー賞ノミネート)、並行してソロアーティストとして現在まで12枚のオリジナルアルバムを発表する。自身のグループの他、小曽根真(p)との共演、佐藤竹善(vo)との”SALT & SUGAR”や上妻宏光(三味線)との”AGA-SHIO”の活動、オーケストラとの共演等、活動のジャンル・形態は多岐に渡る。近年は絢香のサウンドプロデュースに参加。
メディアではNHK「名曲アルバム」にオーケストラ・アレンジを提供する他、NHK Eテレ『趣味Do楽“塩谷哲のリズムでピアノ”』(2014年)、フジテレビ系ドラマ『無痛-診える眼-』(2015年)、現在はNHK Eテレ音楽パペットバラエティー番組『コレナンデ商会』(2016~2022年)の音楽を担当している。国立音楽大学ジャズ専修准教授。 《 http://www.earthbeat-salt.com 》
小沼ようすけ(ギター) Yosuke Onuma
14歳でギターを始める。2001年にSONY MUSICよりデビュー、10年間在籍。現在までにSONY他から10枚のリーダー作品をリリース。2004年、リチャード・ボナ(ba)、アリ・ホニッグ(dr)をフィーチャーしたトリオアルバム”Three Primary Colors”をNYで録音。2010年、フレンチカリビアンのミュージシャン達とレコーディングした「Jam Ka」発売。グアドループの民族音楽グオッカの太鼓(ka)がフィーチャーされたこの作品で独自の世界観を展開。2016年、Flyway LABELを設立。第一弾作品としてパリで録音された「Jam Ka」の続編、「Jam Ka Deux」をリリース。ジャズをベースに様々な国を旅して得た影響、経験を音楽に採り入れながら、世界を音楽で繋ぐ創作活動を続けるギタリスト。
GIBSON社、La Bella社、DV Mark エンドースメント・アーティスト。エレキギターの他にナイロン弦アコースティックギターも使用する。 《 http://www.yosukeonuma.com/ 》
大儀見 元(パーカッション) Gen Ogimi
1963年神奈川県生まれ。幼少期よりビートルズに心酔。
84年オルケスタ・デ・ラ・ルス結成、89年NY進出、後にグラミー賞カリビアン音楽新人賞ノミネート、90年脱退。91年ティト・ニエベス・オーケストラにコンガ奏者として参加、95年帰国。97年SALSA SWINGOZA、2019年swingoza+ 結成。日本のサルサシーンを牽引すると共に、Dreams Come True、角松敏生、矢沢永吉、菊地成孔、佐藤竹善(SING LIKE TALKING)、葉加瀬太郎、絢香、藤井フミヤ、大西順子、フラメンコ曽根崎心中、沖仁 等のコンサートツアーやレコーディングに参加。
世界中で体得したリズムのエッセンスを消化アレンジして繰り出すグルーヴは、唯一無二である 《 http://genogimi.com 》
井上陽介(ベース) Yosuke Inoue
1964年7月16日、大阪生まれ。大阪音楽大学作曲科卒。
91年よりニューヨークを拠点に活動。
97年には初リーダーアルバム「スピークアップ」を発売し2019年1月に9枚目のアルバム「New Stories」をリリース。
2021年には新しいアルバム「Next Step」をリリース。
在米中、ドンフリードマン、ハンク・ジョーンズなどの数々のグループでのレコーディングやライブハウスやヨーロッパツアーでの演奏など国際的に活動。2004年には活動の拠点を日本に移す。
現在、自己のグループでライブハウス、コンサートを行う他、塩谷哲トリオ、大西順子、渡辺香津美、レギュラーメンバーとして活動。数々のセッションに参加し日本のみならず海外でも精力的に活動。 《 http://yosukeinouejazz.sakura.ne.jp 》
2022年9月4日(日)東京:Bunkamuraオーチャードホール
開場 15:15/開演 16:00 全席指定 7,500円/プレミアムチケット 9,000円
お問い合わせ キョードー東京 TEL 0570-550-799
2022年9月11日(日)愛知:愛知県芸術劇場コンサートホール
開場 15:15/開演 16:00 全席指定 7,500円/プレミアムチケット 9,000円
お問い合わせ サンデーフォークプロモーション TEL 052-320-9100
2022年9月17日(土)大阪:NHK大阪ホール
開場 15:15/開演 16:00全席指定 7,500円/プレミアムチケット 9,000円
お問い合わせ キョードーインフォメーション TEL 0570-200-888
2022年10月3日(月)静岡:アクトシティ浜松 大ホール
開場 18:00/開演 19:00 プレミアムS席 8,500円/S席 7,000円/A席 6,000円/学生 1,000円(当日指定・24歳以下)
お問い合わせ 浜松市文化振興財団 TEL 053-451-1114
2022年11月5日(土)東京:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
開場 16:00/開演 17:00 全席指定 6,800円/シンフォニークラブ会員 6,300円
お問い合わせ かつしかシンフォニーヒルズ TEL 03-5670-2233
2022年12月20日(火)静岡:静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ中ホール大地
開場 18:30/開演 19:00 全席指定 7,500円/プレミアムチケット 9,000円
お問い合わせ 株式会社静岡リビング新聞社 TEL 054-255-1231
2022年12月21日(水)横浜:関内ホール
開場 17:00/開演 18:00 全席指定 7,500円/プレミアムチケット 9,000円
お問い合わせ キョードー横浜 TEL 045-671-9911
2023年1月21日(土)大阪:新歌舞伎座
開場 16:15/開演 17:00 全席指定 7,500円/特別席 9,000円 ※特別席は2階最前列
お問い合わせ 新歌舞伎座 TEL 06-7730-2222
2023年1月28日(土)宮崎:野口遵記念館(延岡市)
開場時間/開演時間未定 全席指定 5,500円/プレミアムチケット 7,000円
お問い合わせ 公益財団法人旭化成ひむか文化財団 TEL 0982-22-2054
≪CDミニアルバム 概要≫
アーティスト:古澤巖 × 山本耕史 Dandyism Banquet
商品名:Dandyism Banquet
発売日:2022年8月31日
商品番号:HUCD-10314
価格:¥1,800(税込)
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1. Eyes of Quaintrelle
※(語り山本耕史)
2. ひばり
3. What Can We Do?
4. 遍照の祈り(此の世の生命~新月)
※(歌)大儀見 元
5. From Now On
[映画「The Greatest Showman」より]
※(語り・歌)山本耕史
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古澤巖×山本耕史コンサート Dandyism Banquet!
ダンディーで粋なエッセンスを凝縮したCDミニアルバム
Dandyなヴァイオリニスト・古澤巖を中心とした凄腕のミュージシャンと、
Dandyな俳優・山本耕史が出会い、新しい表現を創造する。
■古澤巖×山本耕史コンサート Dandyism Banquet:https://dandyismbanquet.jp
[CDに関するお問い合わせ:株式会社 ハッツアンリミテッド]
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