多くの芸人たちが、憧れの存在として名前をあげる東京ダイナマイト。そのハチミツ二郎による初自伝『マイ・ウェイ』(双葉社)が7月8日(金)に発売されることが決定しました! M-1、THE MANZAI、決勝に計3度進出するも手にできなかった栄冠への思いや、ビートたけしや松本人志ら天才芸人たちとの知られざる交友だけでなく、事務所移籍、心不全、コロナの後遺症など血で綴ったかのような赤裸々な告白が胸に刺さる。令和のお笑いブームにとどめを刺す、重厚すぎる芸人自伝本の傑作。
◆各界から寄せられた推薦コメント
「お笑いとプロレスの融合。すさまじい生と死の断面だった。いわゆるタレント本ではない。生と死の淵を彷徨する男の物語だ」
森達也(映画監督、作家)
「流行りを追っても仕方がない。あえて、真逆のことをやる。二郎さんは、その意味をよく知っている」
長州力(元プロレスラー)
◆「いいか、ひな壇と短いネタは、絶対やるなよ」
たけしさんは「遅いよ」と言った。
辞めるという話が持ち上がってから、すでに1カ月弱経ってしまっていた。
確かに挨拶に行くのが遅かったと思っていたら、次の瞬間、たけしさんは言った。
「辞めるのが遅いよ」
「オレんとこいるのはさ、オレんとこいなきゃいけない奴だからさ。
あんちゃんたちネタ出来るんだから寄席のあるとこ、行ったほうがいい」
続けて、こう言った。
「いいか、ひな壇と短いネタは、絶対やるなよ」 ――本文より抜粋
◆書誌情報
発売日:2022年07月08日
定価:1,815円 (本体1,650円)
判型:四六判
ISBN 978-4-575-31719-0
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-31719-0.html