金曜日, 11月 22, 2024
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沖縄から中国への越境ECプラットフォームの構築

~中国最大手企業とTikTok(中国)との連携~(ご案内)

全株式会社は、企業が中国への越境ECに参画するのを強力に支援していきます。

[中国への越境ECの成長可能性]

中国経済の成長に伴い増加した中国の富裕層は品質の高い日本商品に対する購買意欲 が高く、従前は観光目的で来日し直接買い物をするのが主流でした。これが日本国内で「爆買い」として社会現象として知られるようになったのは記憶に新しいと思います。日本製品、さらには日本の文化・コンテンツも含め中国の富裕層からの信頼・感心は未だ高いものがあると思われます。
ところで、中国のインターネット人口は日本の約7倍、モバイル契約数は8倍超と圧倒的に多く、中国のEC市場は2018年で162兆円超と米国の約3倍規模かつ全世界の52%を占めていると言われております。「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社 会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」(経済産業省)によると、中国の越境ECの市場規模は2013年より大きく拡大し、2018年の市場規模は3兆円超、このまま成長すると、2022年には約5兆円の市場へと成長していくと言われております。そして今現在、中国ではコロナ禍によって海外渡航が制限される中、日本製品を取り扱う越境ECの重要性がさらに高まっていると容易に想像されます。
 

[越境ECへの参入障壁]

このように魅力的な越境ECではありますが、中小企業をはじめ国内企業が越境ECに参入するには未だハードルが高く、たとえば商品を国内から国境をまたがせようとする際にはいくつもの大きな壁を乗り越える必要があります。
まずは言語の壁です。自社の商品の説明をターゲットとする国の言語に適切に翻訳する必要があります。販売のみならず、ECサイトには欠かせないサポート対応も検討しなければなりません。
次に問題となるのが決済の壁です。先進国であればクレジットカードで対応することもできますが、クレジットカード決済が一般的でない国もあるため、ターゲットとするその国の決済方法を導入していく必要があります。
他にもEC(通販)には欠かせない現地の物流または配送の問題や、国境をまたぐための関税などの国際輸送手続きに関する知識、そして現地でビジネスをする上での対象国での法的知識も必要となります。
これらを整備しないといけないため、越境ECを構築するのは煩雑な手間と専門性の高い知識が必要となってきます。良い商品が手元(日本国内)にあっても越境ECまで手が届かない、そのような国内企業がまだまだ多数存在していると思われます。
 

[越境ECへの参入障壁の解決手段]

前述のような越境ECの問題を解決すべく、このたび全株式会社と中国の抖音/Dou yin(中国版TikTok、以下 抖音)が戦略的業務提携を合意し、この合意によりECサイトを通じて日本と中国の間で商品を容易かつ円滑に取り引き可能となります。また商品だけではなく、全株式会社の子会社、全Digital株式会社によって、エンターテインメントのデジタルコンテンツ(音楽、画像、動画など)も中国に対し販売可能となります。さらに、中国最大クラスの流通グループである永辉超市股份有限公司およびその子会社の株式会社永輝JAPAN(以下、永輝グループ)が共同でECサイトの旗艦店「全速力オンラインショップ」(全株式会社)を中国で運営いたします。
 
このような体制により、中国に日本の商品およびデジタルコンテンツを販売可能なEC サイトが構築され、かつこのECサイトは抖音と連動しており中国の方々はDouyin からも購入可能となります。なお、日本国内においても旗艦店「全速力オンラインショップ」(https://zensokuryoku.net/)を開設し、このオンラインショップは全Digital株式会社が運営いたします。
 
国内企業は「全速力オンラインショップ」を通じて商品をアップすることでDouyi nから中国全土に向けて商品を販売することが可能であり、その中国での潜在的な波及効果は非常に高いものと推測されます。
また、抖音にはTikTokにはない機能、ライブコマース機能が搭載されております。
 
「全速力オンラインショップ」には全速力オンラインショップの商品を紹介するインフルエンサーサイト(https://zensokuryoku.fun/)が接続されており、インフルエンサーたちがライブコマース機能を活用して国内企業がアップした商品の魅力を独自で紹介する仕組みも構築されております。インフルエンサーが全速力オンラインショップの抖音のアカウントからライブ配信し、日本にいながら中国に対し日本商品を紹介いたします。インフルエンサーたちもこのライブ配信によって中国で有名になる可能性もあります。単に商品を中国側にアップするというだけではなく、中国に向けた販促強化も実現することが可能です。
 
【スキーム図】

 

 

沖縄から中国への越境ECプラットフォームの構築 のサブ画像1

[リアルイベント(沖縄市で開催予定)との連携]

2022年12月3日、4日に、沖縄市でOKIFES.が開催される予定です。OK IFES.は『沖縄から世界へ』をコンセプトに、ブレイクダンス世界大会「Battl e Of The Year」、アーティストライブおよび食フェスティバルが沖縄アリーナおよびその周辺で一同に開催される総合型イベントです。
これらイベントの様子は抖音の全速力オンラインショップからライブ配信予定であり、中国人ユーザーは全速力オンラインショップでブレイクダンスやアーティストライブのライブを観覧しながらその関連グッズなどを購入することが可能です。
リアルイベント「OKIFES.」との連携を通して、まずは沖縄での越境ECを活性化していきます。
 
※OKIFES.は沖縄市、JETRO、中小機構など公的期間が後援についているイベントです。
 
本件については、6月24日(金)に株式会社みらいおきなわ(那覇市沖縄銀行本店内、https://www.big-advance.site/s/172/1471)にて午前11時から記者会見を予定しております。
 

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