2025年1月24日(金)に開催された、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン【ライジングゼファーフクオカvs.福島ファイヤーボンズ】の結果は、 “福岡70-85福島”となりました。
2025 年1月24日(金)に開催されました、りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン第 18 節【ライジングゼファーフクオカvs.福島ファイヤーボンズ】の結果は、 “福岡70-85福島”で福岡の勝利となりましたことを、お知らせいたします。
【試合結果】
【福岡】70-85【福島】
1Q 18-23
2Q 15-27
3Q 20-13
4Q 17-22
【戦評】
2025年初めての照葉開催となった福島戦。これまで#0會田がスタートに起用されていたが、#1中村に変更して試合に臨んだ。序盤、福岡は福島に連続で3Pシュートを成功されてリードを許すが、#8スミス、#25バーレルらのインサイド陣が得点を重ね応戦する。
第2クォーターに入ると福岡の#1中村がスクリーンを使った技ありのドライブを決めて反撃のきっかけを掴もうとするものの、福島が第1クォーターに続き3Pシュートを連続で沈め、徐々に点差を広げられる。福岡が放った3Pシュート11本の全てがリングに弾かれて決まらず、17点リードを許して前半を終了した。
後半、巻き返しを図りたい福岡は、スミスが3人のディフェンスに囲まれながらもゴール下でシュートをねじ込む。さらにディフェンスでも強度を上げて福島のターンオーバーを誘発したことで流れが傾き始める。チームでボールが回り始めた福岡は、#5ランダルが身長差を活かしたポストプレーで福島のディフェンスを引き寄せると、中村が3Pシュートを打ち抜く。第3クォーター8分を過ぎたところで51-57と6点差まで詰め寄る。
しかし、第4クォーターの勝負所で#33林選手が3Pシュートを沈めたように、福島はこの日3Pシュートが好調で、37本中15本を成功と40％の成功率を記録した。一方、福岡はリバウンド数で福島を上回ったものの、3Pシュートが21本中3本と成功率が伸び悩み得点に繋げられず、70-85で福島とのGAME1を落とす結果となった。
コメント
【浜口炎 HC 】
前半の入りでなかなかリズムが作れなくて、福島の3Pシュートが当たってしまって、神戸戦、奈良戦、そして今日と、同じような形で負けたゲームだったという印象です。
特に1番シュートを打たせたくなかった多田選手に、まず3Pシュートを打たせたくなかったのが1つでした。あとは、エルジン・クック選手であったり、林選手であったりとか、どっちらかといえば、満遍なく当たった状態でした。
ピックアンドロールからオーバーヘルプしてしまって、外に捌かれたところで打たれたり、オフェンスリバウンドを取られて外にパスバックされてワイドオープンになったり、ファストブレイクでギャンブルしてコーナーからヘルプに行ったところで打たれたり、そういう3Pシュートが多かったので、リバウンドも改善しないとダメだと思っています。
バスケットは基本的にシュートを打たれるスポーツで、同じプロ同士だと、シュートを打たせないことはできないので、いかに期待値の少ないとこで打たせるようにするものなのですが、今日は福島がしっかりと決めてきたところで差があったと思います。
今日はかなり福島がインサイドを絞って守ってきて、フラストレーションが溜まる流れではあったのですが、インサイドにアドバンテージがあると思っているので、選手にはアタックバスケットで基本的にはアタックして、フリースローを20本以上もらうこと目標としています。
その中で、25本以上もらったら大体負けないゲームだというイメージの中で、しっかりもらえて決めることが出来ていたのですが、フリースローの得点はフィールドゴールではないので、なかなかリズムに乗れなかったことが敗因だと思います。
アウトサイドについては、前半の3Pシュートが11本中の0本でしたが、元々1試合平均で20～24本を打っている中で、あれだけ入らないと、コーチとしてはインサイドアタックさせたいとなってしまいました。前半で11本中の5本ぐらい入っていたら、もっと外からどんどん打てと指示をするところですが、その判断は難しいところだったと思っています。
今シーズン、1回か2回あるかないかぐらいの全員がなかなかうまくリズムに乗り切れなかった試合だったと思います。特に外国人選手の誰かが悪くても誰かがカバーできていた状態でしたが、今日はチームとしてコントロールが全くうまくいきませんでした。
【西川貴之選手】
今日は、終始福島のペースで試合が進んで、いいところが1つもなく終わっってしまいました。
明日の試合は、根本的には戦術うんぬんとかではなく、選手たちのやるべきことが全くできていなかったので、危機感をもって一人ひとりが真剣にやらないと絶対昇格なんてできないですし、とにかく必死に全員がやらないと何も変わらないと思っています。
【アイラ・ブラウン選手】
神戸戦、奈良戦と続いてこういった試合を展開してしまった原因として、しっかりとした準備が足りなかったこと、チームとして整えないと、こういったことが起こっています。僕たちはタレントの多いチームだとは思いますが、やっぱり準備をしっかりしていなかったら、どこにも勝てないと思います。
準備ができていないとプレーが整わない、さらにチームとしてプレーができなくなり1on1だよりのプレーのみになって相手も簡単に守れるような試合を終始展開してしまいました。悪いシュート選択が多くなり、自己中なプレーはこういう展開のときこそやってはいけません。
個人的に問題視していることは、どのゲームも入りがすごくスロースタートになってスターティング5からしっかりゲームを作らなければ先手を取られてしまうと思います。そこは選手だけではなくて、チーム全体で決めていくと思うので全員でいい準備をしたいです。
【ハイライト】
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