土曜日, 1月 25, 2025
ホームイベント佐藤アツヒロ・清水順二が12年ぶりの再演に対する意気込みを語る30-DELUX Special Theater 2025『デスティニー-アドラメレクの鏡-』4月の開幕に向けて、ビジュアル公開!

佐藤アツヒロ・清水順二が12年ぶりの再演に対する意気込みを語る30-DELUX Special Theater 2025『デスティニー-アドラメレクの鏡-』4月の開幕に向けて、ビジュアル公開!

華やかなアクションを盛り込んだエンターテインメントを得意とする演劇ユニット「30-DELUX」の代表作『デスティニー』が、12年ぶりに再演される。主演は初演から引き続き佐藤アツヒロ。さらに、今江大地、鈴木達央、元宝塚男役スターの瀬戸かずやをはじめ、実力派が集結している。稽古が本格的にスタートする前の段階で、主演・佐藤アツヒロと、30-DELUX主宰でキャストとしても参加する清水順二にインタビューを行った。そして、注目すべきキャストビジュアルの一部が公開された!

■老若男女が楽しめるエンターテインメント

30-DELUXは「笑って、泣けて、考えさせられて、かっこいい」をテーマに、アクションエンターテインメントを展開している。

清水:僕が様々なテーマパークで働いていた経験を活かし、和と洋のパフォーマンスを組み合わせています。ハリウッド映画のようなスペクタクル、夢の国のようなキャラクターやアニメ的な感じ、時代劇のような激しい殺陣といった要素が一番盛り込まれているのがこの『デスティニー』だという気がします。開幕前から終演後まで楽しめる劇場空間ともマッチしていて、いろいろなエンタメのいいとこどりになっています。

■劇団にとっても大きな意味と重みのある作品

初演は東日本大震災による公演中止も覚悟したが、佐藤をはじめとするキャスト陣の希望もあり上演できたという。

清水:東北から観に来てくれた方が、「来てよかった」、「生きる勇気をもらえた」と言ってくださったのがすごく思い出深いです。また、劇団立ち上げ10年で動員1万人を目指す中、9年目の作品。アツヒロくんとの出会いの作品であり、30-DELUXが次のステップに進むきっかけにもなった作品と言えますね。2年後の再演では初めての4都市公演も行いました。アツヒロくんのおかげでジュニアも公演を見にきてくれるようになり、縁が広がっていった実感があります。コロナ禍もあって(佐藤と)少し距離が離れていたけど、久しぶりにお会いして再々演を打診したらOKをいただけました。

佐藤:初演では新作をイチから立ち上げる大変さを経験し、再演では初演を超える力で作ったことも知っています。今までの歴史をひっくるめて、この作品をやる意味や重みはすぐにわかりました。僕としても、12年ぶりに深く追求できるし、当時はとにかくがむしゃらにやっていた殺陣も洗練させられるかなという思いがあった。自分に向き合って挑戦する覚悟を持ちつつ、出演を決断しました。また新しい仲間と一つのものを作れるのが楽しみです。

■葛藤するテムジンに共感できるはず

本作で佐藤が演じるのは、戦時下で生死をさまよう中で悪魔の声を聞き、生き延びるために契約を交わしてしまう男だ。

佐藤:『デスティニー』というタイトルはいろいろな作品で使われているけど、この作品も人々の運命がどんどん変わっていく物語で、そのスタート地点がジン(テムジン)です。戦争中で、誰もが生き延びたいと思っている時代。ジンは負傷兵として逃げたけど死にそうになっていて、やってきた悪魔から命をもらうんです。その結果、半分悪魔になってしまい、たくさんの人を殺せば人間に戻れると言われる。最初は葛藤するけど、戦争中だからその力が英雄視されて成り上がっていって……。ジンは皇帝になりたいなんて思っていないけど、運命に翻弄されていくんだよね。

清水:悪魔と契約して強くなってしまったことで、皇帝にまでのしあがってしまう。自分で鏡を見て「本当に俺はこれでいいのか!?」と葛藤を重ねる。それを皇帝のテムジンと村人だったジンが向き合うビジュアルや“鏡”というワードに反映しています。これまでよりさらに葛藤していただく感じになると思います。

佐藤:再演だからこそ、また進化できるのがいいよね。劇団だからできるものがある。

清水:コロナ禍に名古屋や大阪の制作を始めました。久しぶりに東京で大きな公演をする上で、大阪や名古屋のキャストも数名ずつ出演します。名古屋や大阪で活躍する素敵な人たちをアツヒロくんに提案できるのも嬉しいし、化学反応が起きる気がしています。

■意見を出し合い、より良いものを届けたい

2013年の再演から12年を経ての再々演。佐藤は演出や脚本、清水は映画監督といった新たなポジションを経験した上でのクリエイションとなる。

佐藤:演出をはじめとする裏方の仕事を知ったからこそ、それぞれの役回りの大切さを知りました。各ポジションの役割分担を知り、支え合って作っていることを改めて実感できたことで、自分の人間力は増していると思います。今回は林明寛くんが演出を手がけますが、彼も『新版 国性爺合戦』には役者で出演していたし、最近は演出をたくさんしている。みんな裏方の仕事を知っているので、より良いコミュニケーションで作れるかなと思います。

清水:僕自身が監督をやったことで、伝え方をより丁寧にしたり、自分がやりたいことをまめに伝えたりするようになりました。「こうじゃないとダメだ」じゃなくて「自分はこう思うけどどうですか?」とヒアリングし、みんなの思いを擦り合わせて納得できるように努力するようになった。イエスかノーかじゃなく、みんなが納得できる場所を探すことを改めて意識するようになりましたね。今回も、作品をより深めるためにみんなと議論し、キャスト・スタッフみんなの思いや考えていることを把握するようにしたいです。

<STORY>

小国「ライカ」は、大盗賊団「ゴンタル」の圧倒的武力により国を率いる王女ユミンを亡命させようとするまでに追いつめられていた。その途中、ゴンタルの副首領グリューンによって取り囲まれるが、 ライカの密偵アランの機転により、危機的状況から脱する。だがグリュ-ンは、隊の新顔であるアランに密偵ではないか?と疑いをかける。 アランはその疑いを通りすがりの男に被せ、皆の前で切り伏せた。

切られた男の名は、ジン。 生と死の狭間で、ジンは不思議な声を聞く 「死にたくないか?」 悪魔シャイターンの言葉にジンが叫ぶ。 「俺は…悪魔と契約する!」 契約により悪魔の力の宿る新たな身体を手に入れて、ジンは『テムジン』としてライカの英雄へと登りつめていく…

<公演タイトル>

30-DELUX Special Theater 2025『デスティニー -アドラメレクの鏡-』

<日程・会場>

東京公演:2025年4月18日(金)~27日(日)サンシャイン劇場

福岡公演:2025年5月3日(土)~4日(日)久留米シティプラザ ザ・グランドホール

大阪公演:2025年5月16日(金)~18日(日)サンケイホールブリーゼ

愛知公演:2025年5月23日(金)~25日(日)アマノ芸術創造センター名古屋(名古屋市芸術創造センター)

埼玉公演:2025年5月28日(水)さいたま市文化センター 大ホール

<キャスト>

佐藤アツヒロ

吉原雅斗 鈴木達央 瀬戸かずや

今江大地 北川尚弥 川上千尋 IMO*T 村瀬文宣

森田晋平 足立英昭

亀田結心 竹之内景樹 田沼ジョージ 寺田遙平 中村悠希 津山直紀 永易大空 原田百嘉

田中 精 我 膳導 緒月遠麻

清水順二 他

 

作:毛利亘宏  脚色・演出:林 明寛  

後援:テレビ埼玉(埼玉公演)FM NACK5(埼玉公演)

共催:久留米シティプラザ(福岡公演)

(公財)名古屋市文化振興事業団〔アマノ芸術創造センター名古屋〕(愛知公演)

サンデーフォークプロモーション(愛知公演)

主催:デスティニー製作委員会

チケット一般発売日:2025年1月25日(土)

チケット代(税込・全席指定)

S席:前売9,800円 当日9,900円 A席:前売6,800円 当日6,900円 (A席=各会場2~3階後方列)

公式サイト: https://30-delux.net/destiny2025/

公式X: https://x.com/Destiny2025_418

 

<お問い合わせ>

公演に関するお問合せ:info@30-delux.net

チケットに関するお問合せ:stage.contact55@gmail.com

宣伝:キョードーメディアス

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