東京・浜離宮朝日ホールで10月30日（水）に開催された。公演の様子は11月6日（水）までアーカイブ配信でも楽しめる。
10月30日(水)、東京・浜離宮朝日ホールで「旅するクラシック ピアノとヴァイオリンによる名曲コンサート in 浜離宮朝日ホール」が株式会社タクティカート主催で開催された。現在、公演全編を収録したアーカイブ配信も実施中の同公演、その公式公演レポートが到着した。
次世代を担うクラシックアーティストであるヴァイオリニスト・高松亜衣とピアニスト・稲積陽菜、そして音大卒でピアノの高い実力も注目されている、BEYOOOOONDS・SeasoningS所属の小林萌花を案内人として迎えた本公演。全席完売となり、多くの聴衆がその音色と内容を楽しんだ。
公演では、「世界旅行」をテーマに、ドイツ、イギリス、フランスやアメリカなど、世界各国の作品を小林・高松・稲積が編成を様々に演奏。加えて「旅の栞」となるプログラムや、案内人の小林による解説・トークとともに、聴衆はホールにいながら世界を巡りつつ、クラシックの名曲に触れるコンサートとなった。
ガーシュウィン作曲の「アイ・ガット・リズム」では小林と稲積がピアノ連弾で演奏。この日のために編曲された同曲を闊達な演奏で見事に披露した。
またエルガー作曲の「愛の挨拶」では、ピアノ・小林とヴァイオリン・高松による息の合ったデュオで、穏やかな愛の情景を描き、観客を優しく包み込み込んだ。
公演最後は、小林さんが「心に残る音楽の旅になっていれば嬉しいです」と感謝を込めて語り、アンコールとして、モンティ作曲「チャルダッシュ」を高松・小林・稲積の3名で華やかに演奏。聴衆の熱い拍手の中、公演は幕を閉じた。
【演奏曲】
ドビュッシー: 前奏曲第1巻より「亜麻色の髪の乙女」（小林）
エルガー: 愛の挨拶（高松、小林）
ショパン: 木枯らしのエチュード（稲積）
クライスラー: 愛の喜び、愛の悲しみ、美しきロスマリン（高松、稲積）
ショパン: 幻想即興曲（小林）
ガーシュイン: アイ・ガット・リズム（小林、稲積）
ショパン: 英雄ポロネーズ（小林）
クライスラー: 中国の太鼓（高松、稲積）
フォーレ: 無言歌 第3番（稲積）
ラヴェル: 「鏡」より第4曲 道化師の朝の歌（稲積）
ブラームス: FAEソナタより 第3楽章（高松、稲積）
ブラームス: ハンガリー舞曲第5番（高松、小林、稲積）
Enc.
モンティ/チャルダッシュ（高松、小林、稲積）
※全13曲
【公演概要】
『旅するクラシック「ピアノとヴァイオリンによる名曲コンサート」 in 浜離宮朝日ホール』
開催日: 2024年10月30日（水）
会場: 浜離宮朝日ホール 音楽ホール
時間: 開場 18:15 / 開演 19:00
出演: 小林萌花（ピアノ）、高松亜衣（ヴァイオリン）、稲積陽菜（ピアノ）
【アーカイブ配信のお知らせ】
コンサートにご来場いただいた皆様、またご都合が合わずお越しになれなかった方にも、特別な音楽のひとときをお楽しみいただけるよう、アーカイブ配信を実施いたします。
ライブならではの迫力ある演奏と感動を、ぜひお好きな場所でゆっくりとご堪能ください。
配信期間：11月6日（水）23:59まで（期間中は何回でもご覧いただけます）
販売期間：11月6日（水）22:00まで
チケット価格：3,000円（別途手数料）
購入サイト：https://tacticart.zaiko.io/e/tabicla
【お問合せ】
株式会社タクティカート
電話：03-5579-6704
メール：concert@tacticart.co.jp
