「音楽をすべての人に」先進的な技術で届けるライブエンターテインメント
11月2日(土)、服部緑地野外音楽堂(大阪府豊中市)で、インクルーシブな音楽フェス「Beyond Music Festival」(通称:ビヨフェス)が盛大に開催されました。視覚・聴覚・発達などの障害のある人たち70名以上が参加し、総勢1,000人を超える来場者がともに音楽の感動を分かち合いました。
ビヨフェスでは、多様な人たちがともに音楽を楽しめる最先端の鑑賞サービスを提供。例えば、視覚に障害がある人は、歌詞やMCを字幕として読み取るだけでなく、音のリズムや大きさを視覚化した波形をメガネ型ディスプレイや自分のスマートフォンで見ながら臨場感あふれるライブ体験を味わいました。また、弱視の人はタブレットでライブ映像を見ながら、アーティストの表情やパフォーマンスをリアルタイムで楽しむことができました。
ステージには、ベリーグッドマン、HIPPY、WOLF HOWL HARMONY、THE FRANK VOXが登場。観客に向けて手話を交えた挨拶やパフォーマンスは、会場に一体感をもたらしました。音楽という共通の言語が、異なる背景を持つ人の心を振るわせた瞬間がそこにありました。
ビヨフェスは、「音楽が好きなら誰でもライブに行ける」という思いをカタチにした特別なフェスです。このイベントは、すべての人に音楽の感動を届ける新しいカタチを提案し、多くの参加者の心に深い印象を残しました。
【開催概要】
Beyond Music Festival 2024(通称ビヨフェス)
[日程] 2024年11月2日(土)15:00~18:10
[会場] 服部緑地野外音楽堂 大阪府豊中市服部緑地1-7
[共催] 一般社団法人日本障害者舞台芸術協働機構、アコム株式会社
[後援] 大阪府、大阪府教育委員会、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
[協力] MBSテレビ、ミューベンツ・ジャパン
[制作] 株式会社リアライズ